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「キングダム」を観ている

ずっと観なきゃ観なきゃと思っていた「キングダム」

これもTCAで
「キングダムは今、1番売れているビジネス書である」
というパーセプションチェンジを起こして、再びブームに火をつけたという話を聞き、やっぱり観なきゃなと思い、Netflixで見始めた。

今日はその「キングダム」について書きたい。
「キングダムが1番売れているビジネス書である」とはなんなのか。よく理由がわかった気がする。

ただ、僕はまだ函谷関防衛戦までしか観ていません。

※ネタバレを含むかもしれません。

今日の知見

才能を見出されるにしてもそこには努力と準備が必要である。

キングダムの主人公は信という少年だ。
秦国という春秋戦国時代にあった国の話。

物語の序盤も序盤。下僕の身であったが、漂という少年と共に「天下の大将軍になる」という夢を持ち、2人で1000を超える模擬戦を行っていた。

その時に、通りかかった昌文君という大王の側近が、その模擬戦を見て、大王に酷似している漂に目をつける。漂は王宮に連れて行かれ、大王の影武者となるが、内戦に巻き込まれて死んでしまう。

まぁ色々あって、それがきっかけとなり、信は逃げて隠れていた大王に出会い、その大王を逃すために戦ったりする。

そして、見事に救って下僕の身から脱して昌文君から家をもらう。(めちゃめちゃ略)

ここで重要なのは、大王を救うに当たって信は数々の敵と戦い勝ちすすむのだが、それは、漂と共に1000にも及ぶ模擬戦を行っていたからである。

その1000の模擬戦がなければ、信はチャンスを掴めていないのだ。それが学びである。
そして、その1000の模擬戦をなぜ行っていたか?というと前述したが、
「天下の大将軍になるため」に他ならない。

彼らはその夢があってこそ、1000の模擬戦を積み上げ、努力を努力とも思わず一心不乱に積み重ねてきた。そして、それは周りの努力の基準を遥かに上回るようなえげつない量である。

落とし込むと、
「私はまず彼らのような夢があるか?」
「夢があるのだとしたら、そのための努力をしているのか?」
「その努力量は足りているのか?いや、足りていない」

と説いていると感じた。

現代でも、そのような状況は往々にしてある。
まさに今、私にも夢みたいなものはあったりするが、そのための圧倒的な努力をしているかと問われるとそうではない。目の前のことをこなすので精一杯になっている自分がいる。
それは、僕だけじゃなくて他の人もやっていることだから努力とは言えない。

差をつけるためには、+αで何かをしなくてはならない。

それがチャンスを掴むか否かの分かれ道である。

ということを「キングダム」から学んだ。
なんだか体育会的だけど、真理なんじゃないか。

上の地位にいる者には「実力」が必要である。

「キングダム」に出てくる大将軍は、ほぼ全員が圧倒的な力を持っている。

王騎、騰、麃公、蒙武、桓騎などなど、登場する大将軍達は魅力的なキャラクターばかりだ。
(ちなみに僕が好きなのは、王騎と騰だ。)

大将軍は、その軍隊を率いるリーダーであるわけだが、誰として弱い人はおらず、その誰もが強い。当然、戦国時代であるから当然なのかもしれないし、単純に武力の時代であるから、単純な強さや賢さが評価されるのは自然であるように思う。

だが、現代はどうだろうか。
というか、日本はどうだろうか。
会社の中で「実力のないリーダー」はいないだろうか。(あくまで一般論です)

「何もしないリーダー論」もあるっちゃあるが、やはりこれも根底に積み上げたものがあるからこそ、「何もしない」が効くのではないだろうか?

もちろん居ても構わないのだが、自分はそうはなりたくないと思ったのが正直なところだ。
何故かというと、やはりそれでは組織は束ねられないと感じるからだ。

王騎や騰のように、数々の修羅場を潜り抜け、武功をあげて成り上がってきたリーダーは、戦の最初は何もしないし、戦局を見て指示を出して観ている。ただいざとなったら彼らが戦いに打って出る。

組織を引っ張る者には、組織の人達から認められたそれなりの実力が必要だと感じる。
修羅場を潜り抜けてきたことによる圧倒的な強さ、判断力、そしてそれらがあるからこその信頼。

終身雇用制などで何もしない人が組織を束ねる立場になることもある中で、いざ、その立場になった時に力を発揮できるかどうかは、やはり、現場の時の努力や経験によるものなのだろう。

信のようにちゃんと積み重ねをしていなければならないと思う。

最後に

結論、「努力しなきゃな〜」なのだが、難しいんですよね。でも、このnoteがいつか役に立つと思っています。でもやっぱり、発信すると面白いことが起こる。

あと、キングダムは函谷関からが面白いと聞いたけど、そうなのかな。楽しみです。

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