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アンコンシャスバイアス 平等に働くとは?

こんにちは、Koalaです。
どこの会社にも存在するであろう「産休・育休」という制度。

前職の旅行会社では、産休明けの職員はバックオフィス業務に配置されることが多かったです。
また、業務も存在したので、例えば「営業職→産休・育休→バックオフィスで復帰」でも会社としては回っているようでした。
(当時のわたしはド新人だったので、きっと見えていない部分で色々なひとが色々な思いを抱えていた可能性もありますが)

現在働いている英語教育業界。
わたしの勤務する会社は幼児関係の英語ではなく、高校生以上や大人をターゲットにしています。なのでコアタイムは平日の夜&土日。
未婚や既婚子無しであれば働けますが、お子さんをお持ちの方が働くにはやや難しいスケジュール。

そんな業界・会社で管理職として働く中で見えてきた問題点や今後解決に繋げていきたいことを、備忘録的にとどめておこうと思います。


産休明けの講師がみんな裏方に回ると…?

塾業界も同じだと思いますが、産休・育休明けの講師がすべて事務職に回る余裕が会社にあるでしょうか…?
事務職の人が同じタイミングで産休に入っていて人手が足りない!なんてタイミングが重なれば在り得るかもしれないですが、会社も余分な人員は確保していない。

となると必然的に、事務職の人員が過多になる→講師が足りなくなる→講師の採用をかける(採用にも費用が掛かる)…というあまりよくない循環が。
会社を大きくするタイミングならありかもしれないですが、どちらにせよ余剰な人員配置は無駄を生むきっかけになるかと。

通常の勤務時間で働く人たちが不公平だと感じないように

「女性活躍」を推進するというのは国や世界の目標の1つでもあると思います。
ただ、その裏では割を食う社員がいるという事実も知ってほしい。

もちろん、産休明けの人たちも好きで勤務時間を保育園に合わせているわけではないと思います。
それしか手段がないからその時間帯でしか働けない。

ただ、産休復帰前と同じ役職や給与での復帰を前提とすると、どうしても「給料は同じなのに残業しない・勤務形態に差がある」と通常の勤務形態の社員は不満に感じることも。

個々の溝を埋めるような働き方を考えていきたいな、というのが当面のわたしの目標です。


アンコンシャスバイアス:男尊女卑だけでなく女尊男卑も?

「女性はこうあるべき!」=家事や育児と仕事両立するのは当たり前、のようなもの。
アンコンシャスバイアスとは「無意識の偏見」。

例えば子供が熱を出して迎えに行くのも、共働きだとしてもほとんどがママではないですか?
その分、女性が務める企業では何かしらの業務の滞りが発生している。
夫の勤める会社がそのロスをほてんしてくれるような制度があれば良いのにな、と思ったりします。

ただ逆に「男性はこうあるべき!」という風潮も。
「大黒柱」ときいて女性を思い浮かべる人は少ないのでは?
力仕事や車の運転など、男性がやってくれて当たり前だと思われていることも。
女性の権利ばかりが主張されて守られていても、男性はいい気分がしないですよね、きっと。

こういったバイアスの解消も今の世の中で必要なことでしょう。


性別関係なく誰もが平等に働ける・生きられる世界に

ジェンダーギャップ指数というものが毎年公表されているのですが、日本は先進国にもかかわらず世界的にもかなり遅れを取っています。

性別関係なく、本人が納得して自身のキャリアや人生を選んでいける勤務形態や仕事を増やしていけたらな、と思う今日この頃です。


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