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英語やり直しの最初の1年間②

こんにちは、Koalaです。
前回は英語をやり直すと決めたきっかけ~最初のフィリピン留学3ヶ月についてお話ししました。

今日はその後のワーキングホリデー&留学出戻りについてお話ししようと思います。
海外で1年間過ごすといっても色んな選択肢があるんだなあ、と誰かの参考になれば幸いです。


初・英語ネイティブの国 オーストラリアへ上陸

フィリピン留学で最低限の英語力をみにつけたわたしは、オーストラリアへワーキングホリデーに踏み出しました。
当時21歳。日本でアルバイトしかしたことのなかったわたしは海外での仕事の見つけ方など見当もつかず、この時はエージェントを通して仕事を斡旋してもらいました。

渡航時期にピタリとはまったのがなんと首都・キャンベラでのホテルのハウスキーピングの仕事。
正直、ケアンズやゴールドコーストなどがっつりと観光都市で楽しく働く!みたいな理想もありましたが、逆に日本人の少なそうなキャンベラのほうが英語力を伸ばしたい、という自分の希望に合っているのでは!と気持ちを固めオファーを受けました。

キャンベラは本当に日本人が少なく(というか人が少なく)、同じ職場で働く日本人の人以外ほぼ現地で日本人の方との交流はありませんでした。
現地では、
・地元で生活している大学生とハウスシェアをする
・職場の韓国人の子と仲良くなり日々の会話は英語
(もちろん日本人の同僚の方とも仲良くして頂きました)
・現地でLanguage exchange partnerを見つけて語学交換をする
などなど、極力仕事をしつつも英語に触れる環境に身をおくように気を付けました。

ただやはり、フィリピン留学時ほどの英語力UPを感じることは4-5ヶ月経っても感じられず、悩んだ結果、再度フィリピン留学に行くことを決意!
ワーホリ中に貯めたわずかな貯金+足りな分は高卒で社会人デビューしていた弟に30万円ほど借金をしての最後の留学です。

フィリピンの首都・マニラでみた貧困の現実

キャンベラでのワーホリ中に知り合った日本人の方から、マニラから数時間離れた田舎の村で英語学校を開校しようとしている知り合いがいる、と紹介してもらい、最初の1か月はそこでお世話になることにしました。

この学校、今はもうなくなっているようなのですが、スラム出身の人たちを英語講師に育て上げて自分で稼げるようにしよう、という社会貢献もベースになっているスクールでした。
留学期間中はスモーキーマウンテンへのツアーなど、普通の語学留学では見られなかったであろうフィリピンのリアルな側面に触れることも出来、とても感慨深い経験が出来ました。

現地の人が言っていた「この場所を訪れて、広めてくれるだけでもいい。こんな現実があると世の中に伝えてほしい。」という言葉、今でも心に残っています。

わたしが授業を受けていたのもスラム出身のフィリピンの先生たちでしたが、当時のわたしにとっては十分すぎるくらい教務力・指導力のある人たちでした。
ここでは特に、英語の発音や抑揚のつけ方について自分の中で発展がみられたように思います。

留学最後の2ヶ月間はマニラ都市部の学校へ転校

最初の学校もとてもよかったのですが、1ヶ月のみキャンペーン価格での入学→2ヶ月目以降は定価で…とのことだったので、価格があまり変わらない都市部の学校への転校を決めました。
ここまで来たら色々な学校を見てみたく…!!!

最後の学校では今でもやり取りを続けるくらい仲良しの日本人の友達に出会えたり、ルームメイトだった韓国人の友人とも数年後に韓国で再会したりと、留学に慣れてきたからこそ人見知りでも人との繋がりを広げられた2ヶ月だったように思います。

先生もレベルの高い人が多い印象でした。留学後に就活も控えていたのでTOEICの勉強ができるカリキュラムを組んでもらい、ここで初めてまともにTOEICに触れ始めました。

結果、留学帰国直後に受けたTOEICでは835点を取得し、就活にも十分活かせたのかな、と思います。

1年間の休学期間を経て得たものとは?

就活でのわたしの自己紹介・強味には「自己実現力」という言葉を使っていました。

たった一度の海外旅行から休学→留学/ワーホリをすべて自分で決め、その中でも都度都度何を達成したいのか考え行動する力がついた、と思ったからです。

この自己実現力ですが、社会人になってからも存分に発揮し
・英語力を上げて転職
・転職後に国家資格の取得
など、いまの自分に繋がる土台になっていると感じています。

これからも勉強したいことや成し遂げたいことはまだまだたくさんあります。
それが会社員としてなのか、自分一人でtryしていきたいことなのか、ここはまだグルグルとわたし自身も迷走中ですが、常に自分や周りの関わる人(あとは愛犬♡)を大事にしながら動いていければな、と思います。

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