おっぱとわたし④
こんにちは、zouです𓃰
前回の続きです。
お時間ある方はぜひこちらからどうぞ⇩
今日はお家に遊びに行った時の事を書きます。
おっぱの家は名前はうっすら聞いたことあるけれど、一度も行ったことがない駅にありました。
私の自宅からおっぱ宅までは、約1時間半くらいかかります。
乗ったことのない経路の電車に乗り継ぎ、知らない町へ外国人の友達に会いに行く
もうプチ旅行気分でワクワクが止まらない
しかし問題がありまして、私はとんでもなく方向音痴で地図をみたり、道を覚えたり、乗り換えたりするのがとても苦手なのです
いい大人なのに未だに改善されません…
迷っているときは、もうこのまま一生たどり着かないのではないかと思うことも多々ありますw
そんなこんなで、当たり前のように乗り換えに失敗し
予定していた時間よりも遅れた電車に乗り
手土産を抱きしめながら、電車の窓から景色を眺めながら早く着かないかなぁと思っていました。
あとはもう、このまま最寄り駅で降りるだけ。駅まではおっぱが迎えに来てくれています。安心。
駅に到着し、階段を上がり改札へ向かいます。思ったより大きい駅でびっくり。たくさんの人が改札の外に吸い込まれていきます。
私は身長が低く、人混みの中から人を探すのは障害物が多すぎるのでとりあえず改札を出でからおっぱを探すことにしました。
無事改札をでて、おっぱを探します。
え、いない…?(゜-゜)
すぐに、連絡を入れます。
連絡も返ってこない、既読にもならない(゜-゜)
…どういうこと?
とりあえず駅で待つことにしました。10分くらい待ってたかと思います。その間いろんなことを考えます。
もしや本当に家にくると思わなかったから、急に嫌になったとか?いや、事故にあってるとか?スマホ落としたとか?
ぐるぐる…🌀
知らない町で落ち着かないし、変な汗をかきながらずっと立ち尽くしていました。
すると、おっぱから電話が!
「ご、ごめん…!!!今駅ついた!自転車乗ってて連絡気づかなかった!北口出て、下まで降りてこれる?」
「はい、わかりました!今すぐ行きます!!」
電話をつなげたまま、走って北口を出ると高架下に自転車を引いてるおっぱの姿がみえて
イノシシのように一目散に階段を駆け下りました。
その様子をみて、オッパの苦笑いしていた顔は今でも忘れません😌完全にドン引きしていました
無事合流し、歩いて自宅に行くことに。
駅から徒歩15分くらいとのことで、自転車をひきながらのんびり歩いて向います。
私は何度か引っ越しを経験していますが、すべて駅から5分以内の駅近にしか住んだことが無かったので
毎日こんな歩いて通勤してるんだ、大変だなと思って歩いていました。
しばらくすると、
ぶおーーーーーーーーーー
という謎のエンジン音のような音が聞こえてきて、歩けば歩くほどその音が大きくなってきます。
「この角を曲がったら、すぐ家だよ」
どんどん音が大きくなり、角を曲がるとエンジン音を放っている謎の球体が現れました。
なんだこれ?
謎の球体の目の前を通り過ぎ、自転車を引いていたおっぱが少し前に出ます。
どこだろう?とキョロキョロ👀していると
「自転車おいてくるから待ってて」といいました。
え、まさか…
ここ?!🙄🙄🙄🙄
そうです、爆音のする謎の球体があるボロボロのアパートに
おっぱは住んでいました。
謎の球体の正体は、アパートの貯水タンク。
な、なんか!想像してたのとだいぶ違うのですが!!!
だって、めちゃくちゃ育ちよさそうにお上品にご飯食べてたし?年齢的に考えても独身で絶対お金持ってるだろうし?
年上男性の家って、なんかこうもっと…
違うの想像してたんだけど!?\(゜ロ\)(/ロ゜)/
と思いましたねw
私が勝手にイメージしていただけで、実際は全然違ったわけですw
逆にどんな部屋に住んでいるんだ?!と違うワクワクが止まらず
いざ、家へ入ってみると、物はたくさんありますが綺麗に片付いていて実家のような安心感のある部屋でした。
アパートの外見から容易に想像できるような、決して豪華とはいえない生活をしている雰囲気でしたが、見たことないような調味料が置いてあったり、
韓国語であふれた部屋をみて、知らない国に来たような不思議な感覚になりました。
その後は、キッチンでおっぱがご飯を作ってくれているのをじっと机の前に座りながら見ていました。
韓国料理というから、日本人だったらビビンバとかサムギョプサルとかそういうの想像するじゃないですか?
おっぱが作ってくれたのは、鶏肉と野菜をコチュジャンで炒めた닭볶음(タッボックム)というものでした。
写真が残ってれば載せたかった…
見たことない真っ赤な食べ物に戸惑いましたが、びっくりするくらいおいしくて
初めて家に招待されたのに、きっちりご飯もおかわりしました。
その日はご飯をたべてから、これなに?あれなに?とおっぱの家にあるものについて教えてもらったり
お互いの話をゆっくりしました。
おっぱは韓国でも大学出ているけど、日本に来て大学に入りなおしていて学年で言うと私の1つ下で、そこから社会人として働いていることや
仕事の話、日本にきたきっかけや、日本語を勉強したきっかけなどを教えてくれました。
その後私も、自分がアイドルやアニメヲタクであることや、大学時代の話や、中学生のときからずっと家族のようにつながっている友達たちの話をしました。
あっと言う間に時間が過ぎ、駅まで送ってもらいそのままその日は別れました。
帰り道に
見た目は言われなければ日本人と言われてもわからないけど、本当に自分とちがう国で育った人なんだと実感してすごく刺激をもらいました。
友達になれた事にすごく感謝して、しみじみしながら帰りました。
後日、またお家に行くことになるのですが私たちはそこでお付き合いすることになるのです𓆸𖥧 𖧧
次はその時の事について書きますね𓂃 𓈒𓏸
お時間ありがとうございました𓅼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?