見出し画像

1秒でつかまれた

この記事は、阿部広太郎さんが主催する「企画でメシを食っていく」
第4回 映像の企画(高橋弘樹さん)のジャーナルライティングです。

 1ヶ月以上前の10月、高橋さんの映像の企画が行われた。
講義のスタートから、我が子がウンチを漏らして大慌て。
パパ一人に任せたかったけれど、大切な人が困っているのを見過ごすこともできず、、、
大切な講義は、一人の環境を確保して受けるべきだと新たな教訓ができた。そんなスタートだったことが、かなり悔やまれるが、講義は本当に楽しかった。


 話を聴いていて、高橋さんは思っていることをストレートに伝えてくれる、とても優しくて強い人だなと思った。はっきりと話すことは、優しくないとできないと思うから。そんな高橋さんの講義で、衝撃を受けた言葉がある。

同じ企画は、たくさんある。誰かしらは出している。
大切なのは、誰が出すのか。

「映像の企画」 高橋弘樹さん

 仕事でもそうだけど、「〇〇さんが言うなら、きっといい!」ってある。それって平等じゃない、嫌だなって思ってたけど、間違っていたんだなと気づいた。背後にどんな力を持っているかも含めて、その人の企画だったんだ。
「あの人、出演者とコネがあるだけじゃん。」
「上に、気に入られているから…」これだって、絶大な力だ。
コネを作るために、気に入られるためにしている努力がある。
そういう努力もしっかりと見逃さない人になりたいと思った。

 講義も本当に心を揺さぶられるものだったのだけれど、最も良かったと思っていることは高橋さんの著作「1秒でつかむ」に出会えたことだ。この本は、ありえないくらい具体的で、実践的で、刺激的だ。しかも、ものすごく腑に落ちる。高橋さんの言いたいことがビンビン伝わってくるし、体験できるようになっている。読んでいるだけで、脳内が汗でびちょびちょになった。

なぜ、こんなにも教えてくれるのか。ずっと頭の片隅で疑問に思っていた。
こんなに話しちゃて大丈夫?と。
でも、496ページで鳥肌が  たった。
高橋さんがこの本を書く動機を知ったからだ。

この本は、多くの人に読んでもらいたい。
この本は、映像の本じゃない。
「伝わる」を追求した本だと思う。
この場を借りて、この本を全力で書いてくださった高橋さんにお礼を言いたい。
著者の動機を探りながら読んだのは、この本が初めてです。
本当にありがとうございます。

ものすごく今更だけど、書いた。
なんとかしたいの企画のおかげだと思う。

企画メシは、いいままで自分が興味を持っていなかった分野に、どっぷり浸かれるから大好きだ。
こんな経験なかなかない。
阿部さん、本当にありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?