Moratのススメ
わたし、大好きなんですよ、Morat。
ご存じですか? コロンビアのボゴタで結成された男性4人組バンドです。スペイン語圏ではものすごい人気!
なはずなんですが、なにを隠そう日本人オタが全然いない。
Wikipedia には日本語ページがない。
なんで!?!?こんなに素敵なのに!?!?
こうなったら勝手に紹介して同志を増やすしかない。
宣教師に俺はなる!
まずはこれを聞いてほしいー”Cómo Te Atreves”
いかがでしょうか。
4年前にリリースされた”Cómo Te Atreves”。
今とはメンバーがちょっと違うんですが、私の一番好きな曲です。
なんと再生回数1.7億回。
好きだった人に数年ぶりに再会して翻弄されてしまう姿を歌っています。
この、ちょっとかすれ声のボーカルから醸し出されている悲壮感がたまらない。コーラスの雄叫びも、「もうなんでまた現れちゃうの!?好きになっちゃうじゃん!?うおおおお」っていう戸惑いが現れていてかわいいです。
スペイン語のポップスを聞くと、どうしても熱いセクシーな愛を歌ってたり、バキバキにビート刻んで踊らせてくるような曲が多いんですが、
Moratの曲は穏やかで優しいので、どんなテンションの時でも耳になじみやすいです。
メンバー紹介
現メンバーは左から
・Juan Pablo Villamil – サブボーカル、バンジョー
・Martín Vargas (弟)– ドラムス
・Simón Vargas (兄)– ベース
・Juan Pablo Isaza Pineros – メインボーカル、ギター です。
兄弟いるし、Juan Pablo は二人いるし、3/4は髭面だし、ややこしいんですこのバンド。
私のつたないスペイン語ではインタビュー動画は理解できず、人となりがまだよくわかっていないのですが、
今一番好きなのは、ドラムのMartín Vargasさん。
一人だけ背が低くて、いつもニカニカ笑っててかわいいんですが、
ライブ中はキリっとした表情をするので、ギャップ萌え必至です。
あー、かっこいい。
Instagramがいちいちおしゃれなので、ぜひのぞいてみてください。
メンバーは5歳からの幼馴染。
バンド結成後、「Mi Nuevo Vicio」という曲が女優・歌手のパウリーナ・ルビオの目に留まり、同曲で2015年にデビュー。スペインをはじめラテンアメリカで人気を獲得しており、2019年にはアメリカツアーも行うなど、その勢いは止まりません。
2017年にはスペインの歌手Álvaro Soler とコラボした”Yo Contigo, Tú Conmigo”でミニオンズの主題歌を担当し、ビルボートランキング9位を獲得しています。
私はÁlvaro Soler も大好きなので、この曲はパラダイスでしかない。
最後はめっちゃ優しいこの曲ー”Aprender A Quererte”
これはぜひ歌詞を理解して聞いていただきたい一曲です。素敵な訳詞があったので参考に↓
https://www.kaedetaniyoshi.work/entry/2020/02/28/060105
「君を愛せるために、ゆっくりとでいいから君を理解したい」という気持ちを歌ったものです。はあ、優しい誠実な思いですね。そう思うえる相手に出会いたいし、そう思ってくれる人がいたら素敵だな、と思います。
MVでは働く少年が学校に通い始める様子が描かれていますが、曲の最後で、「児童労働者が教育を受けられるようにする必要がある」というメッセージが表示されており、ボゴタ市と提携して制作されたようです。
「想っている相手を知ること」という恋愛的な入口と、「学校で学ぶこと」をかけることで児童労働を考えさせるという出口の上手さに唸ってしまします。
きっとこの曲は、MVの最後で先生に恋に落ちた男性が歌ったものなんだろうな、と思うと、二人の未来まで想像できて幸せな気分になります。
まとめ
Moratとは、
かすれ声の優しいボーカル、穏やかな曲調、誠実な歌詞が美しい、
コロンビアのボゴタで結成された男性4人組バンド。
他にもたくさん素敵な曲があるので、ぜひ聞いていみてください。
テンポがゆっくりな曲が多いので、歌詞でスペイン語を勉強するのもおすすめです。
みんなMoratを好きになって!!
ひいては日本でライブしてもらいたい!
んで、みんなでwow wow歌いたい!
Moratさん、¡¡¡¡¡¡¡por favor!!!!!!!!
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