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創業期から支え続けた社員が感じる、OpenWorkの”強み”とは

こんにちは!note編集部です。

OpenWorkの社員クチコミ・評価スコアは、今年2023年の11月末時点で1,600万件を突破しました。社員クチコミや評価スコアの活用のされ方は、転職を検討する際はもちろん、キャリアの棚卸のため、自社の実態を把握するため、投資判断のためなどがあります。

今では様々なシーンで活用される社員クチコミや評価スコア。
今回は、創業期から社員クチコミの審査や品質管理を支えてきた2名のメンバーに、働きがいや日々の取り組みについてインタビューしました。


Yさん:
2014年に入社。入社以降、サイトやサービスに関わる業務から社内IT機器の運用・管理やセキュリティ関連など幅広い業務に携わる。現在はコンテンツの品質管理を中心にプロジェクトに参画もしながら業務を担当。数年前からBTSにハマり、去年は家族でキャンプにもハマっている。

Tさん:
2014年に入社。入社から数年は組織としてゼロベースで整えていくフェーズで、人事(労務・採用)、総務などに携わる。その後、組織拡大に伴い社員クチコミの品質担保を中心にサイトのコンテンツに関わる業務を担当。最近の趣味は自宅での運動。リモートワークメインで運動不足になりがちな体を整えるため、始業前に軽い筋トレとウォーキングマシンで歩くのが日課。

5名ほどの社員数でオフィスは10畳程度。それでも入社した理由とは

編)
はじめに、お二人がオープンワークに入社した理由についてお聞かせください。

Y)
一気通貫して「サービス全体の流れが見える」自社プロダクトの会社で働きたいと考えていました。そんなときに出会ったのがオープンワーク(当時はヴォ―カーズ)です。当時は5名程度の規模で、みんなが大きな裁量権を持ってこれからプロダクトを大きく育てていこう、というフェーズ。その点に魅力を感じて入社しました。

T)
私は前職も人材業界で勤務していました。就職先が決まらない求職者の支援プロジェクトに携わっていたのですが、追うべき目標数字と、目の前の求職者に本当にそのサービスを勧められるかのバランスでもどかしく感じることも多かったです。
オープンワークの入社の決め手は、「心から求職者に勧めたい」と思えるサービスであったことが一番大きいです。

編)
お二人とも、創業期の入社でしたね。
5名程度の会社に入社とは…一大決心だったのでは?

Y&T)
ですね。笑 
かなりのベンチャーでしたが、OpenWorkというサービス・ミッションへの共感や、サービス・会社・当時の社長に「誠実さ」を一貫して感じていたので不思議とベンチャーに飛び込む不安はなかったです。

当時のオフィスは10畳ほどの小さな部屋でした。今では良い思い出です。
席を立ったら椅子が後ろの人にぶつかってしまうくらいの距離間だったので、自然と自分が関わる業務以外の状況も把握できましたし、なにより社長との距離も近くて、気になることがあったらすぐにパソコンを持って社長の横に座って話し合いができる環境でした。みんなで組織やサービスを育てていこうという一体感があったので、今のフェーズとはまた違う楽しさがありました。

旧オフィス

価値あるプラットフォームを目指して、会社として大切にし続けた視点とは

編)
そこから10年ほどが経ちますが、お二人が続けてこられた理由は何ですか?

T)
オープンワークの社員クチコミの品質が高いと自負していること、その品質担保を担っているのは自分たちであるという誇りと責任感がモチベーションのひとつです。コンテンツの品質担保においても、「ユーザーにとって何が価値があるか」という観点で考えることは常に意識しています。

プラットフォームの性質上、直接ユーザーの方と接することでサービスが役に立っている実感することはなかなかないのですが、登録数や認知度の増加やユーザーアンケートの声などで、良いサービスを届けられていると実感することができます。

コンテンツの品質管理という仕事は、単調な仕事に思われてしまうかもしれません。
たとえば単調に思われるかもしれない審査関連業務でも「会社として同じ高い品質で審査ができるか」という観点で標準化できるように審査ガイドラインの改良に常に取り組んでいます。「コンテンツの品質管理」という観点だけでも取り組みたいテーマや課題がどんどん挙げられているので、常に新鮮味があって面白い仕事だと思います。

Y)
私は、ユーザーのみなさまから寄せられた声などで「誰かの役に立っている」ことを実感すると、やりがいを感じます。時には厳しいお声をいただくこともありますが、そうしたお声のおかげで、更に良いプラットフォームにするにはどうしたらよいんだろう?という考えや新たな発想が生まれます。

振り返れば、その繰り返しによってやりがいをもって続けてこれたような気がします。

▼ユーザーアンケートで寄せられた声(抜粋)
転職活動の際はこちらの口コミを必ず参照します。企業やエージェントの出す情報は良い情報のみでネガティブな一面が見えません。そういう一面も含めて応募企業を決めたいので、非常に有用なサービスだと思います。
企業情報という曖昧模糊としたこれまでブラックボックスだった情報をぜひ、ガラス張りにしていただきたいです。そして一人でも多くの方がイキイキ働ける企業社会になればと思います!
ひとつの企業の考え方がスタンダードではないため、一定期間内でもよいので他の考え方や能力にふれる機会をつなぐ貴重な立場にあると思います。
自社を客観的に見る一助になるので、多方面から情報をたくさん閲覧できるのは今後のために意義があると思います。同業他社との比較のみならず異業種の情報も得られるので有意義です。

こう思える背景には、ユーザーにとって価値があるか?という視点を大切にしながらサービス運営をしている点が大きいかなと思います。
この視点は経営層もメンバーも会社全体として一致してると感じています。この点に組織としての強さがあるような気がしています。

編)
私自身、人事としてさまざま求職者と話す機会がありますが、元々ユーザーとしてサービスに触れていた人であっても、この点に対する取り組みに関してはよく驚かれます。

全件目視審査の徹底。迷ったときはどうするの?

編)
クチコミを審査をするにあたって、お二人が大切にしているポイントについてお聞かせください。

T)
運営ポリシーにある通り、クチコミ情報の「健全性」に向き合うことが一番大切だと思っています。そのための取り組みは様々ありますが、わかりやすい例としては「レポート回答ガイドライン」に基づいた公開・非公開判断のための審査などが挙げられます。

編)
私自身、全ての投稿を「目視」で審査していると聞いたときは驚きました。人の目となると、判断が難しいと感じるケースもあるのではないでしょうか?

Y)
もちろん、判断に迷うケースはあります。長年の蓄積により築き上げてきた「審査ガイドライン」がありますが、全ての投稿がそのガイドラインに当てはまるとは限りません。
迷った場合は、都度グループ内の議題にあげ、公平公正な判断となるように複数人で検討したり、審査メンバーの判断がブレないよう必要に応じてガイドラインを改訂することもあります。
改訂は、法改正や社会の変化などの時流に応じても行います。改訂が必要と判断した場合、チーム外の監査メンバーからの法的観点やコーポレートガバナンス観点など、多角的なレビューを経て初めて認められるフローとなっています。

編)
とにかくたくさんのクチコミを公開して情報量を増やしていくのではなく、価値ある情報か否かという点が第一なんですね。クチコミを投稿いただくためのキャンペーンなどは一切行っていないという話も聞いたことがありますが、まさに「質」重視。

審査にあたっては、チームの中でのコミュニケーションが重要そうですね。

T)
そうですね。
品質管理の業務においては、ガイドラインやマニュアルだけではなく、運用フローや仕組みで改善できないかなど、何かあればメンバー間でよくディスカッションをします。
ガイドライン更新をとっても、少しの表現の違いで認識齟齬が起きてしまうこともあるので「この表現が妥当か」など担当者間で徹底的に納得いくまで壁打ち・議論して更新を行っています。

メンバーみんなが「ユーザーにとって何が価値があるか」という観点で考えることは共通しているので、同じ目線でディスカッションできることも楽しいと思います。

社員クチコミ・評価スコア数が1,600万件達成したいま、思うこと

編)
先日、社員クチコミ・評価スコア数が1,600万件を達成しました。
率直なご感想をお聞かせください!

THE右肩上がり

Y)
ひとことで言えば、感慨深いです。笑
入社当時はガイドラインというものはなく、創業者が自ら1件ずつクチコミ審査をしていた時代を見ていたので、なおさらです。

入社当時、サービスについて話すと、「何それ?」「さくらサイトじゃないの?」と言われた苦い経験もありました。
今では知名度も上がり「いいね!」「利用しているよ」と言ってもらえることもあり、組織はもちろん、サービスの成長もとても感じています。

T)
価値ある情報プラットフォームとして支持され続けた結果だと受け止めているので、とても嬉しく思います。
先ほど少しお話しましたが、ユーザーのみなさまから寄せられる声によって、質の高いコンテンツ提供ができていることを確認でき、やりがいになっています。より一層、信頼できるプラットフォームとして運営すべく、日々改善に取り組みたいと思います。

編)
過去を知るお二人だからこそのお話です。お話を聞いて、私自身より一層自信を持って人に勧められるサービスだなと思いました。
読者のみなさまにも、健全性に対する想いや、ユーザーファーストな姿勢が伝わったんじゃないかなと思っています。

本日はありがとうございました!

クチコミの審査や運営ポリシーについて、より詳細を知りたい方は「OpenWorkの社員クチコミが多くの人に支持される理由」も併せてご参照ください。

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