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5G時代について解らないなりに調べてみた

こんにちは!

突然ですが皆さん、5Gという言葉知っていますでしょうか。

未だに4Gの言葉の意味や恩恵を受けているのかも理解していない中

5Gという言葉は何が何だかわかりません。。。

何とな〜く今手持ちのスマートフォンが少なからず絡んでいるのであろうけれどもよく言葉がわからず調べて見たところ

どうやら今手持ちのスマートフォンだけでは収まらないようなスケールでしたのでnoteの場をお借りして自分なりにまとめてみました。

今年はラグビーワールドカップ。来年にはオリンピックが日本では開催されます。元号も変わり、そのビッグイベントに向けてまさに時代が変わろうとしています。

そもそも5Gとはなんぞや

5Gとは第5世代という意味です。

GはGeneration(世代)で、第5世代ということはその前に第一、第二世代…とあったという事になります。ではその世代ごとをならべてみます。

1G(第1世代):アナログ携帯電話
日本初の携帯電話は「ショルダーフォン」。重量は約3kg。機能は通話のみで通信料も非常に高く、個人での所有というよりはビジネスでの使用がメインでした。
http://history-s.nttdocomo.co.jp/img/list_shoulder100.jpg

2G(第2世代):デジタル化
第2世代の2Gが登場したのは1993年。今までの通話のみの機能であった携帯電話はネット通信やメールの接続が可能となりました。1999年にサービスが開始した「iモード」が大ヒットし、着メロなど社会現象を巻き起こしました。かなり高かった通信料も大幅に下がり、一般家庭にも広まり普及していきました。ネットに接続出来るということもあり、モバイル端末専用サイトが流行し、テキストがメインのネットの閲覧ができるようになりました。

3G(第3世代):高速データ通信
2Gまでは各国地域によって通信方式がバラバラでしたがこの第3世代の3Gは国際規格として統一され、データ通信高速化が進み、速度を除けば今のに近い状態で、動画やPCサイトの閲覧がストレスなくできるようになりました。着うたや写メールといったサービスが始まり、CDなど他産業への影響がじわじわと出始めた時期でもあります。3G時代の後半にiphoneが登場し、一気に次の4Gの時代の主役に躍り出ました。

4G(第4世代):スマートフォン用通信
3Gよりさらに大容量・高速化通信が進んだのが4Gです。人口カバー率もほぼ100%となり、高性能の演算処理機能を持った携帯電話、いわゆる皆さんのお手元にあるスマートフォンが爆発的に普及、外での通信が当たり前となりました。サブスクリプションサービスや動画閲覧サービスが当たり前のように皆さんの生活に溶け込んで来ました。

こうして世代ごとに特徴を並べて見ましたがやはりここで気になるのは5G(第5世代)ではどのように私たちの生活が変わっていくのかという事。ただ単に通信速度が上がるというのであれば第4世代までの話で説明がつきます。ではのように変わるのでしょうか。第5世代の特徴を挙げていきます。

5G(第5世代):次世代のインフラへ

1.高速・大容量

4Gの現在では毎秒1ギガビットの通信が約20倍の毎秒20ギガビットにまで高速化されるとされています。よりクオリティーの高いコンテンツをどこでも楽しむことができて、通信コストも下がるとされています。

2.低遅延

例えば遠隔地のロボットを運転する際に一秒に10ミリのラグが生じていたのが一秒に1ミリ程度になるとされています。5Gの低遅延になることによって他の例で言えば自動車の自動運転の精度が格段に上がり、100キロで走行する車をブレーキがかかるまで4Gの場合は30センチメートルほど進んでいたのが5Gであれば3センチメートルにまで激減させることが可能となりました。自動運転の実用化に大事な要素の1つとなっています。

3.同時他接続

同時他接続はIoTの拡大化にはとても大事な要素です。例えば最近よく耳にするスマート家電。家電にAIを組み込ませてインターネットに接続させることにより、家電そのものに知能を持たせた機能的家電です。その多くがBluetoothやWiーFiでの接続が殆どで、それでは接続数に限りが出て来ます。5Gでモノの一つ一つを直接インターネットに接続することにより1平方キロメートルあたり100万台以上のデバイスの同時接続が可能となります。人が多く集まる場所での通信においてもストレス無く通信ができると期待されています。

※IoTとは、Internet of Thingsの略で"モノのインターネット化"を意味します

近い未来はこうなっている

5Gの時代となり様々な変化が訪れるとされています。

先ほどの例に挙げたように車の自動運転が一般的になり、地方でも人出の足りない地域でのバスの運行本数が増えたり、リモートワークが進んでいき地方にいながら都内の会社に勤めるということも可能になります。

また医療現場でも医療用ロボットを駆使し、最先端の治療を地方にいながら受けることが可能になり地域格差も是正されると期待され、
5Gがもたらす経済効果は2023年には30兆円と試算されています。

現在小学生の授業にプログラミングの授業があったり、他にもラズベリーパイという簡単にモノのインターネット化が出来るキット(要プログラミング)もあり、一つのモノをとっても簡単に世界とつながっているような近未来的な世界がまさに実現されようとしています。

僕が小学生の頃に流行ったロックマンエグゼの電脳世界が実現されるのかななんて思ってりしています笑

4Gのメインプレーヤーはアップル、では5Gの主役に躍り出るのは?

4Gの時代ではスマートフォンのメインプレーヤーはiPhoneを出したアップルでした。

では5Gの時代のメインプレーヤーは誰なのかというとそれは間違いなく華為技術(ファーウェイ)とされています。

日本ではスマートフォンやパソコン、タブレットなどの端末が有名ですが、他にも通信基地などの機器も製造し、5Gの技術において端末、機器両方で高い技術をもつのはファーウェイのみとされています。

ただ、米国におけるファーウェイ製品の排除活動は米中貿易戦争の象徴の一つとされており、今後のファーウェイの一人勝ちという構図を作らせず技術覇権を掌握させまいとアメリカは躍起になっています。ちなみに日本においても政府調達品からファーウェイ製品は排除されています。

この動きの鍵を握る一つの要素としては世界最大の民主国家であるインドの動向が注目されています。インドの人口は13.39億人で中国の人口の13.86億人(2017年)に肉薄しており、2030年には中国を抜き世界第1位の人口になると予想されています。

インドではまだまだインフラが未整備な部分もあり、この未開の地にファーウェイが進出して覇権を握れるかが勝負所とし、インドでもファーウェイのバックドアのリスクも分かった上で採用に至っては価格面、品質面で総合的に判断すると宣言しており注目されています。

かつて世界で携帯電話の販売台数において高いシェア率を誇ったフィンランドのNokiaも通信事業機器(インフラ系のソリューション事業など)においてシェアを広げておりこれからの5G時代のメインプレーヤーとしてファーウェイの対抗馬として躍り出ることが出来るのか、これからの動向に目が離せません。

最後に

これからもっと便利になっていき、もっと人に便利な技術がより多くの人に行き渡ることはとてもいいことです。ただ懸念される事項としてはセキュリティ面においては情報を抜きとれるのも一瞬で、膨大な量のデータからの探し出しが困難に。さらにサイバー攻撃の進入口も多岐に渡ったり、軍用兵器の精度も上がることによって各国のパワーバランスが突如として変わる心配が生じたりと、より複雑な時代になっていきます。

一番大事なのは正しい知識を持って、様々な課題に有効な手段を選んでいくことだと思います。

長々とお読み頂きありがとうございました。

もっと端的にまとめられるようにしていきます。。。

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