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大交流PJ 8月活動報告


広報

広報チーム担当の永山育人です。
先月、Instagramのフォロワーが5000人に到達しました。
R6年度夏までの期間は「大人の島留学」という名前自体の認知拡大にコミットする、というテーマを設定しており、数字としての目標だったInstagramフォロワー5000人という目標を達成しました。

その上で、認知をしてくださった方=Instagramのフォロワーと仮置きしたとき、

【大人の島留学応募までのフロー】
認知(Instagramの広告)→興味関心(Instagram)→応募

現状、認知してくださったInstagramのフォロワーに対し、
興味関心のフェーズを深く掘り下げるべきだと考える。

そのためには、今どんなInstagramの運用が必要なのかという観点で、
SNSにおける情報発信の設計として、
「SNS運用コンセプト」「トンマナ」「投稿に反映する要素」
をチーム全体で意見を出し合いながら決めていきました。


①SNS運用コンセプト

「投稿を見たターゲットにどう感じてもらうか」
SNS運用をしていく中で、全体を貫く基本的な考え方を設定することを目的としてコンセプトを考えていきました。

『誰に』『何を』『どのように』という基本の枠組みに基づき、
生き方を変えたいと思っている20代に、大人の島留学で得られる心持ちやスキル、採用情報を、離島の風景とともに発信する。とコンセプトを策定しました。

そして、そのコンセプトに基づいて運用していく中で、
投稿を見てくている人には、ここ(島前地域)には、若者の挑戦を受け入れる環境、自分自身が変わっていけそうという期待感を感じてもらえるように企図しています。

そして、策定したコンセプトを実際のアウトプット(投稿)で表現していく上でのルール(手法)として「投稿のトンマナ」と「投稿の要素」を決めていきました。

②トンマナ

『トンマナ』は投稿全体でみた時、乱雑のない・偏りのないように双方見えやすい形で「文字サイズ」「文字のカラー」「フォント」etc.チーム内ではこの型で決まりました。
「テンプレート」では以下の型で現状進めております。

基本的に設定したトンマナを軸に投稿に落とし込んでいきますが、
文量や文字のサイズ感で文字数が限られてしまうため、その部分は配置や見せたい部分を工夫し各々で調整をしております。


また、広報では取材・投稿作成前に考えていることが下記の項目です。

【投稿作成前の3つの項目】
①投稿の目的 (何のために作ったのか)
②投稿の形式 (Q&A形式、一人称形式、インタビュー形式など)
③投稿の構成 (例:お昼どうしてる?→一人ひとり紹介→まとめ)

この項目を考え文字として書き起こすことによって投稿に対する自身の認識を得ることができます。
また広報チーム内でも報連相を行うことにより、「どんな投稿にしていくのか」が分かりやすく理解できるという目的もあります。


③投稿に反映する要素

この先Instagramを運用していく中で、大人の島留学を知り、投稿を見てくださっているフォロワーの方には、
・島前地域での若者の挑戦
・地域の若者を受け入れる環境や期待/不安
・自身が変わっていけそうという期待感
を感じてもらいたいと考えています。

その人たちに刺さるための前提が置かれたとき、
フォロワーの方が投稿を見ていく中で「どんな要素があると何か引っ掛かってもらえるか」「気になってもらえるか」を考えました。
それを表す言葉として『要素』というものに着目しました。

大人の島留学の魅力・島留学を経て得られる心持ちやスキル、隠岐の魅力からコンセプトをより抽象化したものが以下、「5つの要素」になります。

【投稿に反映する、5つの要素】
◯暮らし

・島内にある場所の紹介
・島内のイベント、行事(地域性)
・日報(普段何して遊んでるの?を伝える)
・シェアハウス(中々経験することのないシェアハウス生活への理解度を上げ、不安を解消してもらう)
・食べもの

◯仕事
・お仕事紹介(島で働くということへの解像度を上げる)
・プロジェクト密着(島留学生が挑戦している姿を伝える)
・ドキュメンタリー

◯学び
・note要約(参画者の気持ちの変化を伝える)
・研修(学びの機会が多いことを伝える)

◯島前地域の魅力
・景色
・リール、写真で自然を映す(デフォルメ)

◯制度の疑問解消
・どんな人が参画しているのか
・疑問解消
・島留学、島体験とは?(大人の島留学って?を伝える)
・採用フロー(大人の島留学って?を伝える)
・報酬、活動形態等(大人の島留学って?を伝える)

要素にあげた
・仕事
・島前地域の魅力の組み合わせでは

投稿の手段として、リール(映像)で表現できると考えています。
現状の投稿の中では、「仕事+島前地域の魅力」ドキュメンタリー映像が当てはまります。

また、リールはフォロワー外、または潜在層へ【おすすめ】として広まり、大人の島留学を知るキッカケや入り口となることが数字として出ています。

島前地域の自然/魅力の部分(島内の風景)と仕事風景などを視覚的に伝えることで、興味関心を高めるステップの一つになるとも考えています。


5つの要素の中で、何を抽出するか、誰が作るか。
人によって、投稿のアウトプットは異なってきますが、投稿の「トンマナ」「コンセプト」を決めることによって、その差をなくしつつ、作り手それぞれの個性が生かされると考えています。


広報まとめ

今年度の前半が終わり、後半を迎え下半期へと突入。
まだまだ「大人の島留学の魅力」を、多くの人に伝える方法はあると考えています。
仕事をしていく中で「チームとして動いている」だけではなく「自分ごと」として仕事を捉えていける、そんなチームであるように下半期も向き合っていきます。


採用

採用チーム担当の乙川 翔太郎です。
先月、採用チームでは集客最大化に向けて「イベントフロー」 を整えることに力を入れていきました。

どうすれば、「大人の島留学」を検討してくださる方が、大きな不安がなく「参画」に踏み切れるのかということを意識した上で、
今月は先月整えたフローの「各種イベントの精度を上げる」ということに注力していきました。

【現状イベントフロー】
オンライン説明会→純喫茶-大人の島留学-島外イベント週末島移住
おきごはん

具体的な取り組みをご紹介します

①「ペルソナ」「カスタマージャーニー」の作成

集客の最大化とイベントの精度を上げるために改めて、
「採用・受け入れ・広報」チーム全体で改めて「自分たちが今後集客したい人物像」と「その人を集客するために必要な打ち手」を明確化させるため「ペルソナ」と「カスタマージャーニー」の作成を行いました。

実際のインタビューの風景

「ペルソナ」と「カスタマージャーニー」の作成にあたって現役の大人の島留学生12名にアポイントからインタビューの実施までを担当していただきました。このようなチーム間を超えた取り組みにより、自分たちがターゲットにしたい人物像とそのための施策に関して明確になり、今後の採用活動において非常に有意義な時間だったと感じています。
今後は、今回策定したペルソナをもとにより高精度の採用活動に取り組んでいきたいと思います。

②インスタライブでの試行錯誤

8/18から始まった新企画「大人の留学の放課後」
オンライン説明会に応募するには「まだちょっとそこまで…」という方に
向けて、事前申し込み無しで気軽に大人の島留学の雰囲気が知れる場所として本イベントを立ち上げました。

 実際にやってみることで、「視聴者に求められているコンテンツ内容は何か?」「視聴者がいちばん見やすい時間帯はいつなのか?」など様々な疑問点・課題が出てきました。

このような課題に対して、自分たちなりに仮説を立てそれを実行していくとうことをチーム全体として楽しみながら取り組んでいます。

 現在も試行錯誤中で、なかなかうまくいかないことも多いですが、必ずいいものを作り上げて「大人の島留学」に興味を持ってくださる方にとっていいイベントにしていきたいと思います。

実際のイベントの雰囲気

【イベント詳細】
タイトル:大人の留学の放課後
日時:毎週火曜日 19:00-19:30
概要:現役の大人の島留学生をゲストに招いて、リアルな暮らしや日常を雑談形式で語り合うイベント。申し込み無しでも参加可能で、気軽に大人の島留学の雰囲気を覗きに来ることができます。

③東京 日本橋にて対面型のイベントを実施

9/8(日)に大人の島留学の採用活動として、東京 日本橋にある離島百貨店にて対面型のイベントを実施しました。

本イベントでは東京都市大学の坂倉教授「福祉×まちづくり」PJをゲストに招き、「都市と離島のコミュニティを考える~大人の島留学とともに描く、地域の未来~」とテーマで開催し、「都市と地方の違い」にフォーカスして「都市と地方の違いから分析するコミュニティ形成」について考えるという内容で行いました。

当日の会場の様子

【イベント参加者の声】
楽しかったです。海士町をきっかけに知り合った人たちと再会したことに、感動しました。 年齢も、性別も、職業も問わない人たちが、あの島が好きだということでつながること自体が、海士町の魅力のように思います。
(40代 男性)

興味があるテーマについて、実際に島留学・体験に行っている方からのお話や研究されている教授のお話を聞くことができ、自分が島留学に参加する際にどんなことをやりたいかを考える材料になると思いました。
(20代 女性)

島留学のお話だけではなく、都市と地方のコミュニティを考えることも楽しくて、参加して良かったなと思いました。
 (20代女性)

受け入れ

受け入れチーム担当の山口航です。
8月は7月から来島している島体験生の変化を追うこと、そして自分達の考えているジブンゴトは島体験や島留学に参画する人達のニーズを読み取っているのかを考える。また新しく来島する島体験生や島留学生に対してこの活動期間を実りのある期間にできるかを考えつつ活動してきました。

今、7月から来島している島体験生を同じ島体験生の山口奈弓ちゃんがインタビュアーを務める「私たちの足跡」で変化を追い、外部へ向けて発信しています。
今研修チームが考えているジブンゴト化とは?本当に島前にやってくる島体験生が求めているコトなのか環境は提供できているのかなど?研修や普段の業務や暮らしなどを通じてヒアリングを行いNoteで取材をし、島体験生の変化感を追ってくれています。

①「私たちの足跡」祝公開🌟

7月生は合計で8名の方にインタビューをさせていただきました。
インタビューをしてみて1人ひとりタイプが違うため、難しさを感じつつ、とてもやりがいを感じました。

引き続き10月生の方にインタビューをしていきます。
この3ヶ月でやっていったことを振り返りながら引き続き、noteを執筆していきたいです。

松井愛理さんのインタビュー

②島体験生を対象としたキャリア座談会

アンバサダーの方々にご協力いただきながら進めてきましたが、予定していた全5回を無事に終えることが出来ました!毎回が本当に充実した時間で、体験生にとってキャリアについて考える良いきっかけになったのではないかと思います。アンバサダーの方々とこのように繋がることが出来るのも島前ならではで、とても素敵なことだと感じました✨

対面で実施したキャリア座談会の様子

③夏のお試し島留学実施

日程は、9月3日~10日で3島で実施しました。
どういうことを体験したら、この1週間の滞在の後に「また来たい」「周りの方におすすめしたい」と感じてもらえるのかずっと考えているんですが答えは出ずで難問です。
ですが今回は『地域課題に向かって熱く取り組んでいる姿や思い』に触れた時に、上記のことが起きるのでは無いかと仮説を立て、スケジュールを組ませてもらいました。
秋・冬と続く予定ですので、前半戦の結果をもう一度振り返り、頑張ります!

夏のお試し島留学生集合写真

コワーキング事業

8/19から試験的に夜のセントラルを開放。
夜になにか作業をしたり、ちょい呑みしたりできる場所が島内に少ないことに課題感を感じ、この事業を一ヶ月初めてみました。最初はどうすればわからかったですが、様々な人の声を聞くにつれてどういうニーズが求められているかがはっきりしてきたので、それをこれから考えたいと思います。

コワーキングの様子

PJ全体での活動

①8/23(金) ビアガーデンDAY2

一言でいうと、とにかく楽しくてとにかく難しかった!
今まで近くで働いてはいたがお話させてもらう機会が無かった方や、地域の方、そして7つのPJメンバーに、沢山支えてもらい、沢山教えてもらいました。色んな方と繋がる機会を与えていただき、そして海士町の夏のイベントを島留学生に任せていただけたこと本当に良かったなと思います🍻


お疲れ様でした

②9/7(土)まるど出店 @隠岐島前高校

きんにゃもにゃ祭りに出店する予定でしたが、中止になったためまるどに初出店させていただきました!

結果として、103杯のドリンクを販売することができ、目標の100杯を達成することができました!

ご購入してくださった方、本当にありがとうございました。
今後も大交流PJとして様々なイベントに出店していきますので、
よろしくお願いします。

手作りTシャツを着ての集合写真

③9/12(木) 都市大学の学生との交流会

海士町では大学の夏休み期間で約30人の大学生をインターンとして受け入れていました。
その中で「都市と地方の大交流PJ」として東京の都市大学の学生の方と
大人の島留学生が交流会
をする機会を作りました。

授業の一貫ではありますが、同じように海士町に興味を持ち、都市から海士町に来られた方とお話出来たことは良い経験でした。

交流会での全体写真

8月の大交流PJまとめ

大交流PJは普段、広報、採用、受け入れ3つのセクションに分かれて活動しています。
全体での活動が他のPJよりも少なくて、寂しいと感じる場面もあります。
しかし、8月は各個人が自分の持っている業務に集中し取り組んだたことで一人一人が大きく成長でき、改めて大交流PJとしての地力がついた1ヶ月でした。
そう言った個人での活動がありながら「ビアガーデン」や「まるど出店」などの全体活動があったことで大交流PJの絆がより深まり、また大きく一歩
歩みを進められた
と感じています。

今週末に7月生が離島するのはとても寂しいですが、彼ら彼女らから学んだことを忘れずに9月以降に活かして、大交流PJの活動をしていけたらと思います。


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