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今だからこそ考えたい「自治」ということ

自治って何だ?遠いようで近い世界のこと

「自治」と聞くと、政治のこと?誰かがやってくれること?と思っていませんか。
でも実は一番身近な自分の権利なのかもしれません。
「自治」とは自分のことを自分で決めることだからです。
そして、自分が周りの人と身近な人と生きていく、生活していくために必要なことでもあるのです。

大きな災害が起きた今だからこそ少し考えてみたいと思います。

自治はすでに私たちの手にあるもの

実はもうすでにここにあるもの、それは自らつかみとったものなのか、与えられたものなのかは分かりませんが、とにかく自治はここにあるのです。

今の時代には当たり前に存在する自治という権利

日本に生まれた私たちは生まれながらにして、それぞれの人権が保障されています。
人は生まれたときから不平等だという面ももちろん否定できませんが、少なくとも人権の保障という面においては、この日本では平等に与えられています。
そして、その権利は先人たちの積み重ねで勝ち取ってきたものです。
誰かに自分のことを決められたくはない、自分のことを自分で決める、という今の時代では当たり前のことが当たり前でなかった時代があったのです。

私たちは自治の連続の中で生きている

あなたは自分に関わるどんなことを自分で決めてきましたか。
どんな学校に行くのか、どこに住むのか、何をして働くのか、誰と結婚するのか、何を信じて何を信じないのか、人生はいわば「自治」の連続なのです。
これらは自分が生きていくための「自治」ですが、それだけではなくて、家族の単位の「自治」、近隣の人達との「自治」までは自分たちが主体となって運営していくものでしょう。
それでは、「自治」を行使していくために私たちには何が必要でしょうか。

「自治」のために必要なこと

「自治」を行使していくために必要なこと、それは学び続けることではないでしょうか。
社会が変化する、価値観が変化する、生き方を選択できる、私たちは何物でもないし、何物にもなれるという時代に生きています。
自分自身が変化できる、そのことを自覚したならば学ばないという選択肢を選ぶのはあまりにももったいないことのような気がします。
学ぶといっても、難しい学問を選択する必要はありません。
知らないことを知る気持ちでいる、自分の知らないことがあるということを頭に置いておく、ということが、いちばん大切なのではないでしょうか。
自分のことを選択していくために知らないことを知ること、周りの人と生きていくために自分の知っていることだけが全てではないと知っておくこと、このことは忘れないでいてほしいです。

Point(一番伝えたいこと・結論)まとめ文

地震などの災害が起こると、自治の力が必要とされます。
普段、高度に発展、発達した社会に生きている私たちですが、その社会が万全には機能できなくなったときにそこにあって頼れるのは自分とその周りの人たちです。

あなたの身近な「自治」はどうですか?

いま一度、「自治」について考えてみませんか?
家族での「自治」、隣近所との「自治」、WEB上でのコミュニティでの「自治」、実は既にあなたの周りのいろんなところに存在しているはずです。

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