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ムーブメントは偶然でなく必然

ムーブメントを起こすにはどうしたらいいのか。
有名な動画なので知っている人もいると思うが、まだ見たことのない人はこの動画を見てみてほしい。
この動画を見てしまえばここで書きたいことは分かってしまうと思うけれど、百聞は一見に如かずなのでとりあえず見てほしい。

一人が裸踊りを始める。
当然、周りは訝しげにその人を見ている。
でも、そこにもう一人加わる。
これがフォロワーだ。
このフォロワーが重要で、このフォロワーが現れたからこそ、最初に踊り始めた人がリーダーになる。
そして、そのフォロワーの真似をして踊り始める人が増えていく。
それがムーブメントなり、加わらないほうがおかしくなる。

これって簡単なようで難しい。
この動画でも言及されているけれど、誰かが最初のフォロワーになってくれないことにはムーブメントは起きない。
踊り始めた誰かを肯定して、賛同する。
それを行動して表明する。
そのフォロワーの存在がなければムーブメントは起こらないのだ。
そして、最初に踊り始めた人も、初期のフォロワーを大事にする。
その姿を見て、フォロワーがどんどん増えていく。

これって何か思い浮かぶものはないだろうか。
例えば、SNSで大きくなっていくアカウントはまさにこんな感じのような気がする。
初期のフォロワーの段階までは、まさにそのアカウントの盛り上がりを作っていく側、ムーブメント、流行を作っていく側とも言えるのかもしれない。

自分がやりたいと思うことを実現していくためには、共感してくれる人、賛同してくれる人が必要ということがよく分かる。


そして、この言葉も良い一つの例えかもしれない。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」

徳島の阿波踊りの出だし

実はこの言葉、どちらも似たようなものだというたとえにも使うのだが、やるのとやらないのだったら、やっちゃった方がいいとも読める。
巻き込んでしまえば、巻き込まれてしまえば仲間になり、それが現象となる。

仲間、つながりが大事だとはよく言われる。
一人では何もできないのだと。
そう、自分が何かをやり始めたいと思ったら、まず最初に共感して賛同してくれる人がいなければ、どこかに広がっていく可能性は本当に少ない。
だけど、少しでも仲間がいてくれるのなら、その仲間がフォロワーの見本となり、何かが動き出す可能性は大きくなるのだ。
そのためにも、何かやりたいことがあるのならばそれを発信して、自分を知っておいてもらうことが必要なのかもしれない。

そして、自分自身も賛同できることには、素直に賛同していく勇気のある良質なフォロワーであろうとすることも忘れてはいけない。
仲間の存在はそういうところから生まれてくるような気がする。
自分の発信と、相手への賛同・リスペクトがあって初めて仲間になれるのではないかと思う。

何かを始めようと思うと、とてつもない大きな壁があるような気がする。
でも、そこに賛同してくれる仲間がいれば、物事が動く可能性はぐっと高まる。
裸踊りをただの裸踊りで終わらせるのか、それともある種のムーブメントにできるのかは偶然ではない。
必然なのだ。


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