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自分の「思い」を具現化して業務課題も解決する(活きたDXを考える(Ⅳ))

こんにちは。某会社DX推進部勤務[・_・]です
DX推進部となって「どこを」「どのように」すると、消費者さま、取引先さま、社内のスタッフに喜ばれるDXになるのかを考えています。
今まで出稿した記事について実現可能性を考慮したプロトタイプのアイデアとして考えてみました。「活きたDXを考える」からブレないよう検討したいと思います。


今までの課題のまとめ

今までの課題をまず整理しました。
(Ⅰ)    https://note.com/opa11111/n/n7ba1dc222631
(Ⅱ)    https://note.com/opa11111/n/nbfef67b6b188
(Ⅲ) https://note.com/opa11111/n/nf387b3e8b0c5

チーム、組織のDX対策への解決案・対応方針

「スマホツール化」に絞って現在の「組織のDX化」課題に取り組む
・スマホで快適に、カテゴライズやプラスの魅力あるECサイトを作る。
・スマホで快適に操作できる既存顧客向けお客さまとのコミュニティチャネル構築
・会社の業務が全てスマホで対応できるツールの構築
・スマホで快適に操作できる若年層ターゲットのコミュニティチャネル構築
・スマホツールを起点としてのビジネスやサービスの提案

チームでの課題抽出・精査内容

上記の方針を踏まえて課題対応案を精査しました。

  1. 自社会議の議事録作成効率化に向けての議事録作成アプリの導入

  2. 従業員勤務管理用従業員が人事、会計、スケジュールカレンダー複数システムに渡り煩雑化している問題解消に向けたポータルアプリ導入検討。

  3. お客さま問合対応(※インバウンド含む)の効率化対策として、店頭、スマホで対応できるお問合せ(店、商品、施設案内)用AIBOTの導入。

  4. 遺失物・拾得物の管理について現在のアナログ対応をデジタル化するための管理用アプリ

  5. テナントさまと管理事務所を結ぶコミュニケーションアプリ
    ・・・営業業務用
    ・・・運営管理業務用

  6. お客さまとのコミュニケーションアプリ
    ・・・商品情報共有(販売希望、購入品評価、興味・注目品、売れ筋品)
     ・・・ライフスタイル共有(商品に限らずおすすめ情報の共有)
     ・・・イメージキャラクター
    ・・・インセンティブポイント

この中で以下3点は今回削除しました。

1.議事録作成アプリ
   ・・・プロトタイプ制作には技術的に作り切れない。外注アプリでも検討難しい調査状況
2.従業員勤務管理用ポータルアプリ
   ・・・プロトタイプ制作には課題が大きすぎる。組織対応でも課題大
3.テナントさまと管理事務所を結ぶコミュニケーションアプリ
  ・・・既に採用案があるため現在の対応優先順位として低いため  

精査した課題3案について具現化するためにブラッシュアップしてみました。

「お客さま用AIBotの導入」、「遺失物・拾得物の管理用アプリ」、「お客さまとのコミュニケーションアプリ」についてまずはチームで再検討してみました。

メンバーが質問し(Q)、私が回答し(A)考察しました。


リモートでブラッシュアップ会
  • お客さま問合対応(※インバウンド含む)の効率化対策として、店頭、スマホで対応できるお問合せ(店、商品、施設案内)用AIBOTの導入。
    Q:プロトタイプで実用化できる?
    A:セキュリティレベル、システムの安定性は課題
    Q:既にAIサービスなどが存在する。そちらの検討はしないのか?
    A:確かに実用化を考えると既存サービスの方が安心感がある。
    Q:AIは準備段階で情報を覚えさせる対応が大変では?
    A:その通り。店にも協力してもらわないと出来ない。
    Q:当社ECサイト部門でも本件導入は課題に挙がっていた。その際は既存サービス検討していた。
    A:当時の資料確認し確認内容共有が必要。
    Q:本件で期待される効果、「スタッフの問合せ対応件数削減」は急務で取り組みたい。
    A:プロトタイプ対応有無かかわらず検討進める。 
    Q:ChatGPTでインバウンド対応可能かもしれない。
    A:通訳はできると思う。連携可能性情報を調査してみる。

  • 遺失物・拾得物の管理について現在のアナログ対応をデジタル化するための管理用アプリ 
    Q:Glideで作成した試作を確認した。それなりに良いと思う。
    A:店関係者への検証も依頼して対応中です。
    Q:1店舗でなく、複数店で確認すべき。特に大型店。
    A:その方向で対応する。
    Q:Glideのままお客さま向け対応の検討して大丈夫か。
    A:セキュリティレベル、システム安定面は課題になる。
    Q:業務効率改善効果的に課題。デジタル化できるのは良いが、作業時間は大幅には改善されない想定。プロトタイプで対応できる範囲が良いとの声あり。
    A:店での状況、要望確認結果を確認して方針を決めたい。

  • お客さまとのコミュニケーションアプリ
    Q:Z世代との新規コミュニケーションツール構築は部の課題。その面からの検討としては必須にしたい。
    A:プロトタイプ対応有無かかわらず進める。
    Q:マッチングサイトのようなインパクトがあっても良いWEAR×TAPPLE×メタバース のような展開イメージが面白い。
    A:商業施設運営企業としての安心感をイメージづけできたら良い
    Q:どんな展開
    A:消費者参加型で考えたい

チームでの議論を踏まえ、3案についてさらに具体的案にまとめてみました。

テーマから制作物名へ修正し具体的方針として形にしてみました。

1) お客さま問合対応(※インバウンド含む)の効率化対策として、店頭、スマホで対応できるお問合せ(店、商品、施設案内)用AIBOTの導入。

  制作名【お問合せ対応インフォメーションAIBot】
  
・シンプルなイメージキャラをビジュアルに採用
  ・LINEBotのような一問一答式
  ・インバウンド対応(英は必須)
  ・スマホ優先
  ・プロトタイプと外注双方で検討
  →プロトタイプ制作可能であれば対応し外注先へイメージ伝え実用化
  ・既存施設+ECも対応

2)遺失物・拾得物の管理について現在のアナログ対応をデジタル化するための管理用アプリ 

制作名【店舗スタッフ用拾得物対応アプリ】
  ・お客さま、関係者からの拾得物届出に対して受付、預かり登録、問合せ用管理を実施できる。
  ・警察への届け出対応作業が削減
  ・スマホ優先
  ・プロトタイプと外注双方で検討
制作名【お客さま用遺失物問合せWEBアプリ】
  ・店舗スタッフ用拾得物対応アプリとデータ連携
  ・落とし主問合せへ対応
  ・スマホ優先
  ・プロトタイプと外注双方で検討

お客さまとのコミュニケーションアプリ


キャラクターイメージ案ChatGPTでコード作成しました。

制作名【コミュニケーションキャラアプリ】
  ・ターゲットZ世代中心で50代まで対応想定(ファッション・ライフスタイル感度高)
  ・シンプルなキャライメージ
  ・アイテム追加機能(アクセサリ、雑貨、ホビー、アート)
  ・キャラクター育成要素(ポイント、アイテムが蓄積、ランクアップ)
  ・お客さま参加型(キャラクター操作)
  ・匿名コミュニティ形成(商品情報、購入品評価、その他トレンド品、ホビー、アート)
  ・登録者同士のマッチング要素
  ・インセンティブポイント(キャラクターアイテム)
  ・プロトタイプ対応有無かかわらず進める

終わりに

課題として優先順位の高いものから考察しました。プロトタイプとしても制作してみたいものだと考えています。実用面ではやはり安全性、安定性を考えると外注が見えてきてしまいますが、仮にそうなってもプロトタイプ品とプロの手できっちり完成されたのとを見比べるのも勉強かと思います。
更にチームで考察して進められたら良いと考えます。
最後までお読みいただき感謝いたします。

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