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小学校受験を手放し。過去の自分からの解放
最近、積極的にメ◯カリに出してる物は、小学校受験に関する教材。
娘を小学校受験させようかと思い、買い込んだ物品です。
受験に関する本や知育玩具、絵本。
それらをどんどん手放しています。
きっかけは、娘に小学校について聞いたことに始まります。
「小学校はどこに行きたい?近くの小学校か、面白い勉強ができるところもあるよ。」
すると、娘は言いました。
「近い小学校がいい!」
なんだか拍子抜け。
近いところ?
実はこの2年くらい、小学校受験を考えて、いろいろと教材に取り組んできました。
というのも、娘は学ぶことが好きで、スポンジのように興味のあることを吸収するから。
3歳のときに、日本地図や世界地図に興味をもち、場所と名前を覚えました。いつの間にか、1人で絵本を音読するようになったし、カタカナも自分で習得。図鑑が好きで、1時間半無言で読んでることも日常茶飯事です。
学ぶことが好きならば、得意を伸ばしてあげたいと、いろいろな教材を導入しました。
図鑑や知育玩具。
絵本は300冊以上を買いましたね。
そして私は、どんどん学んでいく娘に期待してしまったんです。そのとき、私の心に空いた穴を埋めるために。
それは、夫との不仲。
その頃、夫の単身赴任も2年が経過して、どんどん夫婦仲が冷え込んできていた時期でした。
夫の理解が得られないから、自然とベクトルは子どもに向きました。
私がしっかりこの子たちを育てよう。もしかしたら、解散するかもしれないから、せめて子どもたちは私の手で育てたい。
そこまで思いつめていました。
空いた穴を埋めようと、娘の教育に躍起になっていた…今思うと、娘には申し訳なかったですね。それでも、彼女の中に、数年でも学びが蓄積され、楽しんでいたから良かったと思ってます。
それに、娘を見て、息子も真似するようになったから。そうして2人とも本が大好きな子に育ちました。
本を見ながら一生懸命に話している息子を見て、環境は大切だと再認識してます。
2人とも現在進行形で、遊びを通して、できることを増やしています。
だけど、娘は近い小学校に行くことを希望している。
推察するに、家が近い方が安心なのかもしれません。ただでさえ、小学校という未知の世界に飛び込むのに、電車やバスで登校するのは、緊張が伴いますからね。
それに、娘は引っ越しにより、3か所の幼稚園に通いました。だから、知っているお友達がいる場所に行きたいのかもしれない。
もし、勉強したくなったら、自分から言い出すでしょう。そう思って、小学校受験を手放しました。
本人がやりたいことが1番です。
私のエゴなんてどうでもいい。
それに、小学校では目いっぱい遊んでほしい。
私も遊びから、幅を広げてきたから。
そう思って、わが家では日の目を見ないものを必要な方へ届けるため、出品を繰り返しています。
しかし、なんで私はあんなに躍起になって、娘に学ばせていたんだろう…。
振り返ると、過去の自分に行きつきました。
小学生のとき、勉強が好きだったとnoteにまとめました。
小学6年生のとき、仲良しの友達がいました。
その子に卒業式のとき、伝えました。
「中学生になっても仲良くしてね」と。
すると、彼女は答えました。
「私、別の中学に行くの。受験して合格したから。」
私の頭の中は「?」でいっぱい。
あとで、親に中学受験について聞き、その存在を始めて知りました。そして、彼女への真っ黒な嫉妬で、私の心はグラグラと煮えたぎっていました。
なぜなら、私の方が成績が上だったから。
私だって知ってたら入れたのではないか?
安易にも、そんな考えが頭をよぎったんです。
なんで、母は教えてくれなかったの?
今度は親への怒りが湧きました。
わが家にはそういう文化はなかった。
だから、母も情報収集などしてなかったのです。よもや、娘がそんな想いだと露知らず。
知っていたら、私はチャレンジしたでしょう。
それを知らずに、土壌にさえ乗れなかったのが許せなかった。
そう、私は当時、負けず嫌いだったから。
きっと煮えきれない想いが潜在意識の奥底に眠っていたのでしょう。
そして、娘の学びに触発されて、表面化した。
私は、自分が果たせなかったことを娘に投影しようとしてた。。。
ちゃんと娘の声を聞いてあげてよかった。
娘は、私の心残りを実行するために生まれたわけではない。彼女は彼女の人生を生きているんだ。
だから、方向転換できてよかった。
もし、学びに関する希望を言われたら、選択肢を選べるような経済状況をつくってあげたい。
私ができることは、稼ぎを安定させて、選択肢を確保すること。
だから私は、ライターとして楽しみながら、お仕事させていただきます!
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