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自分の声に耳を傾ける

断るのが苦手だった。

関係性が崩れるのが怖い。
断ったことをきっかけに、ギクシャクするのが嫌だった。

だから、自分の中にある違和感より、周りとの調和を優先して生きてきた。

「何して遊ぶ?」
「何を食べる?」
「どこに行きたい?」

関係性が濃かったり、1対1なら本音も言えた。
けれど、大半は「あなたのやりたいものをやろうよ!」と、提案を譲ってきた。

でも、他人の目を気にして逃げていただけだった。

「えー!そんなものが好きなの?」
そんな言葉を恐れていた。

それは、「周りの評価=自分」であると思い込んでいたから。

けれど、それは違う。

単に、怖がりな自分が動けない理由を、正当化していたに過ぎなかった。
結局、周りを理由にして、自分を守っていたんだ。自分を肯定するために。

今日、自分にとって大きな決断をした。

そのことによって、不快な想いをさせてしまったかもしれない。申し訳ない想いもあった。
でも、自分の声を蔑ろにするのはもうやめようと思う。

周りになんと思われても、自分の心に正直に生きていく。そう決めた。

そういう決断の積み重ねが、自分を揺ぎなくさせていくのだろう。

40歳にもなっても、震えることはたくさんある。気が遠くなり、愕然とすることが次々と出てくる。どんなに経験値を積んだところで、一向に慣れやしない。

でも、公務員を辞めて、住まいや人間関係も変えて、決めたんだ。これからは素直に生きるって。

自分がやりたいことに注力する。
きっとそれが、新たな人の希望になると思いたい。

やっとスタートラインに立てたのかもしれない。ここから始めよう。

迷いに迷った、2024年2月に感謝である。

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