見出し画像

6歳の娘の交渉術「お手伝い3つしたら、1円ちょうだい!」

数日前から、1人でお風呂に入りだした娘。

きっかけは、「毎日お手伝いを3つしたら1円を支払ってほしい」と申し出があったから。労働の対価に賃金を要求するって、6歳にしてはなかなかの交渉術だ(笑)もちろんOK!

なぜなら、自分でできることは、どんどんやらせるのが私流だから。

  • ご飯をよそる

  • 果物は自分の好きな物を選んで切る

  • ヨーグルトを食べたいときは自分で準備する

おかわりは自由。その代わり、自分で用意する。
実家の母に伝えたら、絶句していた。
母はなんでも手取り足取りやってくれていたけど、私は自立を促す。というか、本人が自立心旺盛だから、それに寄り添ってるだけなんだけど。

それに、明日がどうなるかは誰にも分からない。
だから、自分でできることは何でもやってもらう。任せる。
少々至らなくても大丈夫!

一度、包丁で指を切ってしまった娘。自分で絆創膏を貼って、応急処置してた。泣き言も言わず、自分で対処していて意外だった。娘といえど、知らない面を見せてもらった。

痛みを知ると慎重になる。それでも包丁で切る作業は好きらしく、変わらずキッチンに立っている。自分の好きなようにできるので、娘も鼻高々のようだ。

切り方ひとつとっても、好みは人それぞれ。
たとえば、私はいちごのヘタを採ったら食卓に出しちゃうけど、娘は細かく切るのがお気に入り。(多分、包丁で切りたいだけだと思うけどね(笑))

だから、自分の好きなようにさせている。

それに派生したのが、冒頭の交渉。
お手伝いの1つに、「1人でお風呂に入る」を加えてみたら食いついたのだ。

本人は1人で入れて、なんだかうれしそうだ。
淋しそうなのは、パパ1人(笑)
子どもたちと3人で毎日入っていたのに、急に卒業されちゃったね。

しかも、息子も便乗。

「〇〇もはいる~~!!」

と言って、娘の後についていく。
いつもは脱がせてもらっていた洋服も、1人で脱ぎだしたからビックリ。

親の声かけより、きょうだいの姿は成長を促す。
子どもを2人授かれてありがたいなと、しみじみ思う。

その間、パパはお茶碗を洗ってくれたので、私は作業を再開できた。

「ママーー!!」

娘の声に、我に返る。

脱衣所に行くと、娘と息子の脱皮した洋服が転がっている。
よく見ると、娘のタイツ、膝丈の靴下、パンツが裏返って、丸まって1つになって床に転がっている。
それを1つずつバラシて、洗濯機へ投入。まだまだ指導は必要そうだ。

脱衣所の娘の体は、ところどころ濡れていた。
体を拭いてワセリンを塗って、腰まである長い髪の毛を拭いてあげる。

以前は、下着やパジャマが髪の毛で濡れると泣いて嫌がったのに、今は背中を反らして、濡れないように工夫している。

成長しているな。

絡まった髪の毛をとかしてあげて、髪を乾かす。
娘の頭が、私の胸の高さにあって随分大きくなったなと思う。

息子はセリアで買ったプラスチックの働く車で遊んでいるのか、お風呂から何やら声が聞こえる。

子どもたちの行動の変化に余裕が生まれて、自然と口角が上がる。

娘の髪が乾いたら、夫がお風呂に入っていく。
これから息子の体を洗ってあげるようだ。まだまだパパの出番があってよかったね。

今週から急に始まったわが家のルーティン。
これから、どのようにアップグレードするのか、楽しみだ。

noteを継続して発信するため、サポートいただけると嬉しいです!いただいたサポートは、自分の気づきや発見をするための活動に使わせていただきます!