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年に一度のご褒美参拝

伊勢神宮にお参りするのが、ゴールデンウィークのお決まりになっている。

理由はお義母さんのご実家のお墓が伊勢にあるのと、義姉さんのお店を訪ねるため。

外宮近くの「capriccio」がお義姉さんのお店

お義姉さんは娘が生まれてから、何度も洋服や赤ちゃん用品などを送ってくれている。店舗で子供服を扱っているからであり、その善意は今も変わらない。

そのお礼を直接伝えたいのと、子どもたちの成長を見せるために一年に一度、時間をつくっている。

子どもたちにも、数少ない親戚付き合いを体験してほしいと思っているから。

それに義父母さんも高齢になり、こういった時間をいつまでもてるかは分からない。
だからこそ、優先して時間を共有している。楽しい時間は多い方がいいから。

伊勢では1年ぶりの再会に歓喜し、もてなしを受けた後に外宮へ

私と娘、お義母さん、お義姉さん、義兄弟の6人で出発。(息子は近鉄や踏切を見たくて、夫と探検のため別行動)

木々が生い茂る外宮の敷地内に入った途端、心身が整う。

外宮の新緑が美しい。ずっと見ていたい。

それは、外宮の酸素濃度が濃いからか。あちらこちらに樹齢100年はあろうかという大木が立ち並び、幹の太さと連動して葉っぱが多いのに関係しているのだろうか。

神社がある空間にいると、途端に背筋が伸びて首が立つイメージだ。
そして、呼吸がしやすい。

正確にいうと、自発的に深呼吸したくなる。
だって、ここの空気は澄んでいて、清らかだから。体内に取り込んで浄化したくなる。

まさに自分を洗濯するがごとく。

呼吸を続けると、幸せな気持ちが体全体に広がる。


私は神社仏閣マニアで、今まで御朱印帳を5冊分くらい集めてきた。独身のころは暇さえあれば、西に東にと神社仏閣を巡った。

私の前世は神職であったのか。
熱心な信仰者だったのか。

前世のことは分からないけれど、なぜか心惹かれてあらゆる場所を訪れている。神社仏閣巡りは、私のライフワークの1つだ。

さらに、伊勢神宮は何度も通いつめた思い出の場所なのである。

そして、大切な場所にご縁ができて、こうやって娘と来られているのがなんとも不思議。

娘も大人と参拝する中で、

  • 鳥居をくぐる前に一礼

  • 二礼二拍手一礼

  • 手水舎での作法

を恥ずかしそうに真似してくれた。

私の実家は神社への参拝の習慣はなかったけれど、神棚へのお供えや手合わせ、お墓参りの習慣はあった。
それが私のDNAに刻み込まれて、私を創り上げている。それを子どもたちに伝えていきたい。

手を合わせて感謝したり、神様やご先祖様など目に見えない繋がりを感じたり、今生きていることに目を向けてほしいから。

言葉で言うより、姿を見せる。
論理で伝えるよりも型を伝えた方が、その人に深く沁みるだろう。

歌舞伎や能などは、まさに型の文化だ。

だから、私ができる方法で日本の文化や歴史を伝えていきたい。

また来年も笑って再会できるよう、1日1日を大切に過ごそう。

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