【実践編】顧客の視点に立ってビジネス戦略を立ていく
※この記事は「人に愛されるモノをつくるべきという話」という記事の続きになります。まだ読まれていない方は、先にこちらを読んでもらえると話が繋がると思います。
実際に私がクライアントに対して行っているビジネス戦略整理の一部を、実践編として紹介したいと思います。
全体の流れ
STEP1「事業テーマを選ぶ」
新規事業開発をする場合はアイデアベースで、既存事業のテコ入れをする場合は手掛けている事業を、
Who(顧客の)・What(持つ課題が)・How(どのように解決されるのか)の型に沿って、顧客視点で全て書き出していきます。
この時点ではまだまだ顧客視点としては甘い部分が多いですが、STEP2でしっかり詰めていきます。
社外秘なので内容は写せないんですが・・・雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。(こちらは既存事業のテコ入れをしたいクライアントの実例です)
このような感じで、新規事業開発の場合はアイデアを。既存事業のテコ入れであれば現在手掛けている事業を全て書き出していきます。
次に、魅力度の高い市場かつ、自社の優位性が高いアイデアを事業テーマとして選定していく作業を行います。
全てのアイデアや既存事業を洗い出したあと、評価を行います。
洗い出すことでどこに注力(投資)すべきか、見える化することができます。
STEP2「顧客と提供価値を定める」
取り組むべき事業テーマが決まったら、その市場・顧客について深堀りをしていきます。
濃い内容となるため記事のなかでは紹介しきれませんので、概要のみをお伝えします。(流し読みで結構です笑)
3C分析によって事業テーマとして掲げた市場には、どんな顧客が存在していて、競合他社としてはどんな企業やサービスがあるのかを洗い出します。
そして、セグメンテーション、ターゲティングを行い、市場に存在する顧客(=ニーズ)を細分化していきます。また、ポジショニングで自社が市場の中でどのような立ち振る舞いをするのかを定めます。
ターゲティングで絞り込んだ顧客像をさらに具体化し、ペルソナに落とし込みます。そしてペルソナが取る行動に対して自社としてどのような機会を創れるかをカスタマージャーニーマップへ落とし込みます。
最後は「モノ」の価値を設計します。顧客がモノのどこに価値を感じているのかを分類分けし、どのような伝え方をすれば魅力が伝わるのかをここで定めます。
・・・と、
ぎゅっとまとめすぎて意味不明な気もしますが、、、
詳細まで書けずゴメンナサイ。
STEP3「ビジネスプラン作成」
このステップでは、実際にビジネスとして成り立つのか?を改めて整理します。
お客さんのニーズを満たし、市場で優位なポジションが取れて、バンバン売上はあがるけど利益ゼロではビジネスにはなりませんからね(笑)
全体の流れとしてはこのような感じです。
投資機関や金融機関に対しては特に、このSTEPに書かれているところが重要になってきますね。
このビジネスの将来性や収益性を知ることができます。
そしてあえて切り出しますが、3-3「ビジョンを描く」ではこのビジネスでのミッションは何なのか、ビジョンとして何を掲げるのかを書きます。
ビジョン・ミッションを作ることで、仲間を募りやすかったり、社内の方向性を一致させるというメリットがあります。
余談ですが、ビジョン・ミッションから事業を作るという方も中にはいると思いますが、私は逆かなと思ってます。
非営利として行うのであれば、ビジョン・ミッション先行でも良いと思いますが、営利目的ならビジネスとして成立することを前提としておく必要があるという理由からです。
アイデアを形にするお手伝いをしています
STEP2とSTEP3に関しては、ボリュームが多いので概要のみとなってしまいましたが、詳しく知りたい方や「ビジネスアイデアの整理をしたい」「既存事業の整理をしたい」という方は、ご連絡ください!
Twitterで私宛にDMでご連絡後、オンラインなどでお話できればと思います!
https://twitter.com/ootakatakuya
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