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100文字散文

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夏越祭

夏越祭

夕方、妻と二人で、神社の夏越祭に行った。階段の端には、灯籠に蝋燭の火が点り、参拝に来た人の列に並んで、輪越しをした。何を願うでもなく、ただ祈る。雑踏の音もしんとなり、ヒグラシの鳴き声だけが響いていた。