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過去のコミュニケーションの失敗が頭を駆け巡る

「ああしとけば良かった」「こう言えば良かった」そんな事が頭を駆け巡って眠れなくなる時がたまにある。

過去に起きたトラブル、今振り返ると主に自分に原因があった場合、他者に原因があったが自分のやり方次第で何とかなった場合、とか様々なパターンがあった。

特に対人関係でのトラブルでは、やり方によっては今も仲良くまでは行かないが、適度に距離を保ちつつ険悪な関係は避けられたように思う。

「言うべき事は言う」、これは対人関係における基本だと思う。我慢はしてはいけない、どのみちどこかで破綻する。

それと共に大事な事が、「言うタイミング」「言う場所」「言い方」。これらを気をつけるだけで避けられるトラブルが山のようにあった。

「言うタイミング」:相手にイライラしてしまった場合、やはり一呼吸置いて余裕を持ってから伝えた方がネガティブな感情抜きに要望だけ伝えられる。暴れてしまった感情も一緒に相手に伝えてしまうと関係が回復しない事が多い。

「言う場所」:場所というより使える手段を選ぶという事かもしれない。対面コミュニケーション、通話、メール、LINE、SNSなどがある。トラブルになりそうだなと思ったら対面で伝えるのが一番良い。関係を良好に保ちたい人であれば、最大限に敬意を表した上で伝えるべきだ。その肌感というか空気感が文字では伝わらない事が多い。

「言い方」:自分の要望とか、して欲しく無い事を伝えるのが目的だとしたら、強い言い方をする必要はない。子供の喧嘩のように先生が仲裁してケロっと仲直り、とはならないから怖い。大人の喧嘩、"ごめんなさい"で済まない場合がある。そこまで泥沼化してしまう原因として「言い方が悪かった」というものがある。相手の尊厳をどこまで傷つけてしまったか、というものだ。目的がいつの間にか「相手を傷つける事」「ダメージを与える事」になってないだろうか?感情が暴走してしまうと当初の目的が訳分からななくなってしまい、人が離れていき後悔する。


「言い方だのタイミングだの考えてたら、言いたい事なんて何も言えないよ」、という人の気持ちも分からなくも無い。あまり気を付けすぎてもドッと疲れてしまう。ただ自分に起きた今までのトラブルを振り返ると、「別に争いたかったわけじゃないんだけどな…」という気持ちが残っているので、同じ失敗を繰り返さないように書き記してみた。

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