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「友達に会えるかな」という曲

去年リリースした私の2ndシングル「友達に会えるかな」について少しだけ作者のコメント的なのを書いてみたい。こんな曲です

「友達に会えるかな」

友達に会えるかな
もう笑ってくれるかな
そのうちにいつか会えるかな
いなくなった友達に

ごめんねって言えるかな
もう許してくれるかな
そのうちにいつか会えるかな
嫌いだった友達に

気まずそうな僕を
醒めた目で見てる

友達に会いたいな
また笑ってくれるかな
そのうちにいつか会いたいな
いなくなった友達に

ああ神様だって たまに間違える
そう僕らはずっと道を間違えるから

友達に会えるかな
もう笑ってくれるかな
そのうちにいつか会えるかな
いなくなった友達に


ぐちゃぐちゃの僕を
忘れかけている

友達に会えるかな
もう笑ってくれるかな
そのうちにいつか会えるかな
いなくなった友達に

いなくなった友達に


去年の9月に曲ができた。「温かい曲ですね」「歌詞を自分と重ね合わせた」と言っていただける事があった。

歌詞に温かみを感じ取っていただけるのは嬉しいことで、その一方で温かみというのは色々な側面を持つ。

自分ではかなり痛々しい歌詞を書いたつもりだ。救いのない、救いがあると思っている事自体が甘さなのではないか。絶望と後悔の中でわがままな妄想をして生きている。自分の甘さや幼さや、未熟さのせいで失ったものの大きさを噛み締めながら。

甘さを見透かされて、いなくなったのかもしれないね。それでも会いたいならいつか会えるかもしれないね。

優しさと残酷さの合わさった世界で彷徨っている君をそっと風が撫でるような…

一年前にできた曲にアンサー的な言葉をかけたくて文章にしてみました。

友達に会えるかな。

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