
2025年から始める5つのチャレンジ
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2025年からはじめたかったことを年末にまとめあげ、仕事納めの27日に社員に発表しました。
基本的には決算報告会で意見があがったものの実現に加えて、少しプラスアルファした内容です。
※決算報告会の詳細は以下の記事からご覧いただけます。
その内容は以下のとおり。
フレックスタイムの導入
これは全社員で行った「家族を幸せにするために意見を出し合うワークショップ」で出た案です。
道が混まない時間に出勤をずらしたり、家族のために子供を迎えに行けるように帰社時間を調整できたらもっと家族に貢献できるという意見でした。
とりあえずやってみて、課題が見つかれば改善していく流れでやっていこうと考えています。
GWの祝日を会社の休日に
これもワークショップであがった意見です。
いつからはじめるかは決めていませんでしたが、、「沖縄で一番家族を幸せにする水道屋」というビジョンを掲げた以上、GWは真っ先に会社の休日として定めようと思い今年から休日にすることを決めました。
これまではGWは年次有給休暇で休んでもらっていたので大きな改善です。
誕生日休暇の導入
さらにこちらもワークショップでの提案されたものです。本人と家族の誕生月に年間2日まで有給で休暇を取れるように、就業規則に追記しました。
育児・介護休暇の有給化
こちらはワークショップで意見は出ていませんが、私自身の想いでやることを決めました。
家族の幸せを実現するならばこれはやるべきだし社員本人やパートナーにとっても間違いなく喜ばれるだろうと思い、今年から実施することに決めました。
祝祭日を半日出勤に
弊社は社員の負担を減らすために試行錯誤を経て労働環境改善に取り組んできました。その結果、元請である建築会社様にご迷惑をかけないようにしながらも少しずつ土曜日の休みを取れる状況が増えてきました。
しかしそれでもまだまだです。
人手不足が深刻な建設業界は業界の担い手確保の視点で考えると、いずれは必ず他業界よりも魅力的な業界にならなければなりません。
そのためには年間休日の日数を同等以上を実現することはいずれやらなければならないことです。
いずれやるのであれば実行を遅らせる意味はないだろうと思い、なるべく現場に混乱が生じないような小さな変化で、段階的に実現ができるように祝祭日の労働時間を午前中にすることを決めました。
「休みを増やせば増やすほど業績が上がる」という言葉を聞いたことがあります。サンユウ設備が目指す未来は、祝日を増やしたり労働時間を減らすことによって、業務効率が上がり休みも取れるようになって社員が今よりも経済的にも時間的にも余裕を持てるようになることです。
これらの取り組みはお客様にご迷惑をお掛けしないことが大前提ですが、
現状でも過去と比較して土曜に休めるようになってきている状況でありながらも、社員が増えたことによってお客様へのサポート体制も以前より良くなってきています。
やり方を間違えなければ「休みを増やせば増やすほど業績が上がる」というのは現実になると私は信じています。
終わりに
給料に関わる改革は経営者にとっては勇気のいるものです。なぜならばあとから下方修正することは社員のモチベーションを大幅に損ねてしまう恐れがあるからです。
もしもそういう事態になったとき、理解を得られなければ退職する社員も居るでしょう。
今年一気に就業規則を改良しました。もしかしたら社員の言っていることをなんでもやってあげてる社長のように映るかもしれません。
しかしまだまだこんなもんでは足りません。あくまで「沖縄の建設業の中では割と良い方」くらいの段階です。
昨年人を大切にする経営学会で学んだ素晴らしい企業の事例はレベルが違いました。「第三子が生まれたら100万プレゼント!」という凄まじい企業も存在します。
弊社としては
私は2代目という立場です。実の父親が会社を立ち上げたからと言って流されるまま後継ぎをして強い意志もなく会社運営をしまうと最悪自分の人生を棒に振ってしまう可能性もあります。
だからこそ「何のためにやるのか?」ということを常に考え、チャレンジしてまいります。
理念・ビジョンを念頭におき、その実現につながるような身の丈にあった取り組みをして、社員が毎日充実して働ける会社にしたいです。
最後に私が最近考えた名言?を書きます。
「事業承継は世代を超えた社会貢献。」
父の人生の一部を引き継いで世の中に貢献できる機会を得られていることを大変嬉しく思っている今日此の頃です!