8月 大暑の候、小田原・箱根の旬菜を味わう
葉月8月のおしながき
向附 | 大清水の冷やしおでん 魚麺、海老、茄子、ズッキーニ、トマト餡
鈴廣のすり身を使用した魚麺が特徴の大清水流冷やしおでん。
さっぱりとしたトマトの餡を絡めて召し上がってください。
御椀 | 玉蜀黍進丈と夏野菜 清汁仕立 すだち
玉蜀黍の甘味と食感が特徴の進丈。
使用している夏野菜は、糸南瓜、パプリカ、甘長唐辛子
夏野菜それぞれの香りをお楽しみください。
八寸 | 鈴廣かまぼこのピンチョス・烏賊と夕顔のたいたん・谷中生姜のもろみ揚げ・雲丹と枝豆のゼリー寄せ・南瓜変わり煮
夏の食材を使用し、見て楽しい、食べて面白い、
といった内容に仕立てました。
特徴的な物は、烏賊と夕顔という野菜を使用した一品。
南瓜はレーズンと一緒に焚き上げた変わり煮です。
お向二種 | (1)本日の白身をカルパッチョ風に おかわかめ、湘南オリーブオイル(2)本日の地魚の漬けを地場産のじゃが芋のソースで
(1)大清水自家製の煎り酒で、お刺身を召し上がっていただくスタイル。
おかわかめのツルっとした食感と湘南オリーブオイルの爽やかな香りで、
カルパッチョ風な刺身をお楽しみください。
(2)ソースにはシャドークイーンという紫色のじゃが芋を使用。
ジュニパーベリーとライムの皮で味を調えており、
奇抜な見た目とは裏腹に、爽やかでコクのある味わい。
焼き物 | 足柄牛の炭火焼 二種の部位を変わり甘辛ソースで
使用する部位はシンタマと呼ばれるモモ肉の中心部分。
シンシン・トモサンカク・カメノコ、の部位に切り分け、
炭火でステーキに。
ソースは自家製のポン酢とマンゴーの甘辛ソースで。
箸休め | 白桃の素麺でさっぱりと 大葉、レモン
白桃の甘味と、土佐酢の酸味で、さっぱりと。
夏にぴったりの箸休め。
揚物 | 香る旬菜の天ぷら セロリ、バジル、食用ほおずき、青パパイヤ、塩
甘酸っぱいほおずきと、風味の良い青パパイヤのが特徴的。
使用している食材自体が天ぷらとの相性が良いため、
シンプルに塩で召し上がっていただきます。
煮物 | 石川芋の煮っころがし 鴨の治部煮、金時草、オクラ、振り柚子
どこか懐かしさを覚える、田舎風の甘辛い煮っころがし。
鴨の治部煮でコクをプラスし、添えてある野菜がくどさを
和らげてくれる、バランスの取れた焚き合わせ。
お食事 | さざえの釜炊きご飯、地場産野菜付け、モロヘイヤと卵のスープ
さざえのご飯は身と肝も一緒に炊き上げた深みのある味わい。
留椀は、モロヘイヤのとろみが効いた、のど越しの良いスープ。
お甘二種 | (1)無花果と葡萄果汁のゼリー バニラジェラートを添えて (2)生姜と黒糖のわらび餅
(1)フルーティーなゼリーにジェラートを乗せて、
仕上げに粉山椒を振りかけた甘く冷たくスパイシーな一品。
(2)ほんのり生姜の風味と、黒糖のコク深い味わいが売りの。
自家製のやわらかわらび餅です。
きな粉と黒蜜で召し上がってください。