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大阪王将career|ベトナムから来日し日本で活躍中!店舗設計、デザインを通して大阪王将に貢献したい

今回は、株式会社大阪王将で店舗の設計とデザインを担当するベトナム人のルカさんにインタビューを行いました。来日して大阪王将に入社した経緯や現在の仕事内容、働いてみて感じるやりがいなどについてお話を伺いました。

【プロフィール】
LE NHAT CHU YEN NY(以下、ルカさん)
設計職|ベトナム出身
ベトナムの大学を卒業後、2014年に来日し日本語学校、建築専門学校を卒業する。
新卒で日本の会社に就職し、仙台で建築現場の現場監督を経験。
2級建築士の資格を取得後、元々興味のあった店舗設計やデザインに携わるため、株式会社イートアンドホールディングスに入社。
現在は大阪王将の新規直営店の設計、デザインをメインに活躍している。


挑戦できる環境を求め大阪王将へ入社!

――現在までの経歴を教えてください。

ルカさん:
ベトナムで大学を卒業し、2014年にベトナムから日本に来ました。
元々大学卒業後はアメリカへの留学を検討していたんです。
当時、様々な日本の情報をメディアで知り、日本に興味を持ち、日本へ行くことを決めました。
ベトナムで6ヶ月間日本語を学び、奨学金を得て来日しました。

来日後は日本語学校に進学。日本語学校を卒業後、建築の専門学校、設計課で学びました。
その後新卒で建築現場の現場監督の仕事を4年半ほど経験し、2級建築士を取得。
元々モノづくりが好きで、将来は店舗や住宅の設計やデザインに携わりたかったこともあり、転職を検討していたところ、初めて採用HPで大阪王将のことを知りました。
2022年の10月から株式会社イートアンドホールディングスに入社し、24年の3月から大阪王将に配属となりました。

――大阪王将を選んだ理由を教えてください。

ルカさん:
大阪王将への入社を決めた理由は、やる気があれば、いろんなことにチャレンジできる環境があるためです。
私の考える店舗デザインはユニークなものが多いと思っています。
挑戦できる環境がある大阪王将では、さまざまなデザインを提案してすぐに受け入れられなかったとしても何度でも挑戦できるため、自分に合っているなと感じました。

大阪王将直営店の設計やデザインを担当

――現在のお仕事の内容を教えてください。

ルカさん:
現在は大阪王将における店舗設計とデザイン業務を担当するワーキンググループに所属しています。
グループメンバーは10名、私以外は日本人メンバーです。
私の業務実績として、今まで直営の新規店舗7店舗の設計業務を手掛けました。

積極性を持って仕事を進める重要性

――大阪王将に入社してから身についたと感じるスキルはありますか。

ルカさん:
自分から積極的に行動するスキルが身につきました。
やりとりをする営業担当のみなさんの中には、店舗営業に入っていて、電話やメールでのやりとりをする時間がなかなか取れない方もいらっしゃいます。
そのため、受け身の姿勢でいると、仕事が進められないんです。

入社当時は、そうした事情が理解できていなかったので、メールを送って1ヶ月ほど返信や連絡がない状態でも待っていました。
ただ、その後に変更依頼の連絡がきて、急いで対応をしなければなりませんでした。
そうした失敗を経て、積極的に連絡したり、直接お店に足を運んで打ち合わせの時間をもらったりするようになりましたね。
また、大阪王将で使用している設計ソフトを最近だんだんと使いこなせるようになってきたので、それも大阪王将で身につけられたスキルの一つだと感じています。

ニュアンスの違いを理解する難しさに直面

――これまで、大変だと感じたことや経験した失敗談について教えてください。

ルカさん:
大阪王将は、商業施設の中に新店舗を立ち上げることもあります。
その際は大阪王将の人ではなく、施設の内装を管理している社外の担当者の方とやりとりをするため、普段よりコミュニケーションを慎重に行う必要があります。

以前、施設担当者の方の要望を異なったニュアンスで理解したままプロジェクトを進行し、修正に時間がかかってしまったということがありました。
オープンにはなんとか間に合いましたが、焦りましたね。
日本語のニュアンスの難しさを感じることもあるので、相手に「しつこいな」と思われるほど、自分から細かく確認するようになりました。

現場目線を重視した設計デザイン

――ルカさんが、仕事をする中で大切にしていること、気を付けていることはありますか。

ルカさん:
設計担当として、店舗で働く人に負担をかけない設計やデザインの提案をするようにしています。
設計の世界では、例えば数cmほどカウンターの高さを間違えて作ってしまうだけでも、実際に店舗で働く方が疲れやすくなってしまうんです。
身体的な負担が大きくなると、離職につながることもあります。
そのため働きやすいモノの配置や導線を意識することが重要です。
他にも、大阪王将は中華料理屋なので油を多く使うことを考慮し、店舗の清掃がしやすい床素材の提案をしたこともあります。

現場視点を身につけるために、店舗で営業をしている様子を見学することもあります。
まだ配属されたばかりで実現できていませんが、1ヶ月間店舗のホールに入って働く機会をもらえるようお願いしています。
実際に働いてみることで、店舗設計やデザインをする際の、新しい視点を得られると考えています。

店舗の売上の良さで実感するやりがい

――大阪王将で感じるやりがいを教えてください。

ルカさん:
自分が携わった店舗がオープンし、良い売上が出ると達成感を感じられますね。新規オープンしてから3日間ほどは売上報告のメールがくるので、そこである程度やりがいを実感できるんです。
周囲の人からは「ルカさんが設計した店舗は売上がいいね」と言ってもらえます。もちろん自分の力だけではありませんし、立地の良さもあると思いますが、褒めてもらえると純粋に嬉しいです。

オープン後は一番忙しい営業期間となるので、実際に現場に行き、働きやすい導線が作れているか、実際に厨房がどう使われているかなどを確認して、改善していきます。

自分の意見を持って常に挑戦する姿勢が重要

――大阪王将にはどのような人が向いていると感じますか。

ルカさん:
個性を持っている人と、失敗を恐れずチャレンジする気持ちのある人が向いていると思います。
自分の意見をしっかり持ち、周りに流されない人が大阪王将には多いと感じますね。
また、私もそうですが、とりあえず挑戦してみる姿勢を大切にしている人も多いです。
大阪王将には失敗した人を責める雰囲気はないので「今回やってみてダメだったら次やってみよう!」くらいの感覚でどんどん挑戦できる人が合っていると思います。

メディアで話題となる店舗作りを目指したい

――ルカさんの今後の目標や展望を教えてください。

ルカさん:
今後、SNSやTVなどのメディアで取り上げられ、行列スポットとなる店舗作りをしたいです。
カフェのようなおしゃれな店舗デザインを施すのは、大阪王将の店舗では難しいかもしれませんが、今後はイートアンドHDグループ内のベーカリーカフェ業態店などのデザインを手掛ける機会もあります。
表参道にあるようなおしゃれな店舗に負けない店舗デザインをし、メディアに取り上げられ、売上アップに貢献していきたいです。
また、一級建築士の取得も目指しています
仕事の幅が広がり、給与もアップするので、来年あたりの受験を目指して勉強を開始しようと考えています!

自分のやりたいことを大切に大阪王将にチャレンジしてみてください!

――最後に、今後大阪王将へ転職を検討する方たちへメッセージをお願いします。

ルカさん:
日本では転職に良いイメージを持つ人があまり多くないかもしれません。
ただ、私は失敗を恐れずに、自分のやりたいことに挑戦し続けることが大切だと思っています。
私のように海外から日本に来た人は特に、一度入った会社から転職することに難しさを感じることも多いかもしれませんが、ぜひ一度挑戦してみてください。
また、大阪王将は働きやすさもあると感じています。
施設店舗の設計やデザインを担当する時は、夜間の工事対応がありますが、その分午後遅く働き始めるなど、自分でうまく調整しながら裁量権を持って働けています。
私はこのように自分でスケジュールを組んで自由に働ける大阪王将の環境が気に入っています