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大阪王将career|大阪王将は「トライ&エラー」が許される環境|インタビュー前半

株式会社大阪王将ホスピタリティ準備室 責任者の岸本さんにインタビューを行いました。
前編では、岸本さんの入社のきっかけやお仕事の内容、大阪王将の魅力についてお話を伺いました。


【プロフィール】岸本

大阪王将|ホスピタリティ準備室 責任者
異業界から20年以上前に入社。
フランチャイズ事業部に配属され数々のフランチャイズ店を経験したのち、大阪王将に異動となり現在に至る。

「飲食業で自分のお店を持ちたい」異業種からの挑戦

――大阪王将へ入社したきっかけを教えて下さい。

岸本:
入社は23年ほど前になります。当時弊社でフランチャイズ加盟していたサンマルクというお店があって、その時に店長をしていた現社長の植月に採用していただきました。その後、フランチャイズ事業部に配属されて数々のフランチャイズ店を経験したのち、大阪王将に異動となり現在に至ります。

私自身はもともと染物屋をしていて、飲食業とは全く異なる業界だったんです。
アルバイトでバーテンダーなどを経験したことから飲食業に興味を持ち、和食の方で下積み時代を過ごしました。

染め物と料理って、全然違うようで実は似ているところがあるんですね。
色には赤、黄色、青の三原色がありますが、味にも「甘い」「辛い」「酸っぱい」などがあります。どの色を多くして、どれを少なくしたらどの色になるというのと同じで、例えば和食であれば醤油、砂糖、酒、みりんの分量によって味が全く変わってくるので、そこにすごく興味があって。

自分で美味しい料理が作れた時に、会社の人からも「これいいね」って言っていただいて、そこから徐々に「飲食業で自分のお店を持ちたい」という夢が大きくなり、24歳ぐらいの頃に当社へ応募しました。

寿司、居酒屋、焼肉屋…10種類近い外食業態を経験

――20年以上のキャリアの中で、どのような部署や役職を経験してこられたのでしょうか?

岸本:

フランチャイズ店に関しては基本的に店長を任されていましたが、自社業態の店舗も担当しています。今は無くなってしまいましたが「シノワーズ厨花」という自社業態の中華料理レストランで働きました。
その後、お寿司屋、焼き鳥屋、150席あるマンモス店舗の居酒屋を担当し、そして和食店と焼肉屋もやりましたね。焼肉屋では和牛を一頭買いして自分で捌いて、それをお店で出していました。

さらに中華料理の食べ放題のお店を担当した後に大阪王将に入ったので、実に10種類近い外食業態を経験したことになります。牛の捌き方から魚の捌き方、和食の出汁の取り方まで、様々な飲食業の基礎を経験することができました。
現在の「ホスピタリティ準備室」を立ち上げる前に、3年ほど中四国エリアで加盟店担当のスーパーバイザーをしていました。

「飲食業って楽しい」と感じてくれるスタッフを1人でも多く育てたい

――現在の仕事内容について教えてください。

岸本:

「ホスピタリティ室」という、お客様の満足度を上げるため、そしてお店で働くスタッフが大阪王将で働く意味ややりがいを見出してもらうための考え方を教えていく仕事をしています。
来期から本格的にスタートをする予定なので、現在は「ホスピタリティ準備室」として準備を進めています。

現在東京エリアで4拠点を設けて、そこで新人のパート・アルバイト、もしくは社員の方へホスピタリティの基礎研修を行ったうえで店舗に入ってもらう流れを準備しています。

自分が店長時代の頃からパートアルバイトにお伝えしてきたことが、「店長であれ、社長であれ、アルバイトであれ、お店にいたら同じスタッフ」という考え方ですね。お店の評価は、第一印象で決まってしまうところがあります。お客様からするとたとえ新人であっても、もうお店のスタッフとして見られているよ、ということです。
実際、飲食業には大変な面もあるのですが、そうやって教えた子たちから「あの時店長に教えてもらったことが今でも役立っています」と言ってもらえるのが嬉しいですね。

パート・アルバイトたちがもっと前向きに、飲食業って楽しいなと感じてもらいたい。お客様の「ありがとう」を自分の喜びに変えられるようなスタッフを1人でも多く育てたいという想いから、この仕事を進めています。

失敗しても、何度でもチャンスを与えてくれるのが大阪王将の魅力

――大阪王将の魅力について教えてください。

岸本:

大阪王将の文化として、教える姿勢にちゃんと筋が通っているところですね。当然ミスしたら指導されますが、相手のためを思っているからこそ、間違えたことはしっかり教えてくれます。それがあったから私もこれだけ長いこと続けられてきましたし、私自身スタッフに教えられるような立場になれたのだと思います。

また、もし失敗したとしても、何度でもチャンスを与えてくれます。
私も数多くのお店を担当してきましたが、実は過去にお店を閉店させてしまったことがあるんです。世の中の流れなどどうしようもない状況もありましたが、そんな状態だった自分にも、大阪王将は次のお店の仕事を行うチャンスをくれました。
トライ&エラーを繰り返し、個人の成長をサポートしてくれることが大阪王将の魅力です。