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巧みな「人心操縦術」中国古典の教え 〜華僑大富豪の成功法則〜

読む目的

・華僑の魅力をもっと深く知るため。
・ユダヤの考えより、華僑の考えの方が、日本人に合ってると聞き、その思考を身につけるため。
・自分の周囲を上手く利用するため

思ったこと

陰陽の法則は、納得する部分が多かった。
華僑には「褒められたら負け」という考え方がある。
自分の行いを誰にも悟られないように、身を引くことが勝ちに値する。
誰にも気づかれず、「負けない」事に焦点を置いて行動する事の方が、その後も生きやすくなる。

これから

人との会話で、相手に勘付かれないように主導権を握る。
相手が、主導権を握っていると思わせるように会話を進める。

読書メモ

人の心を操るのは、操ってるのがバレなければ相手も自分も得をする。
天地で出会う人と良好な関係を築き、協力者を増やせ。
自分さえ良ければいいという人は、お金も人も動かすことはできない。
人から褒められたら失敗なのだ。見えない人になれなかったから。
本当にずるく賢い人たちは何やっても見えないし褒められもしない。
賞賛されるほど身動きは取れない。
ヒーローかフィクサーか。
ずるく立ち回りやすく、ずるく立ち回ってもそれが目立ちにくい。「フィクサー」になる。
最後に勝つのは奪うより与える。
この人から、お金取れるだけ取ろうという思考は、LTVを台無しにする。顧客に継続して、将来の利益を育んでもらうには、相手の価値を利用させてもらおうという考えがいる。
損得をワンセットで心を揺さぶる。
これは君が得するためだよ?
といわれ、相手のためになることを言われてもいまいち効果はあらわれない。
多くの人は、災いが目に見えないうちは動かない。
人は得をするより、損をする方が心の揺さぶりは大きくなる。
相手に対して、「失うと大損かく」と思わせることは、得をさせるよりも人を動かす。
裏で人を動かし、表にかかる時間を省く。
人の心を動かすには、まず視野を広げることだ。
多くの人の心を動かすには、同じ会社、部署に留まらず、ビジネス全体の流れを見渡す広い視野が必要だ。
お客さんのお客さんのことまで考えることで安心感安定感が生まれる。
返報性の原理に置いて、自分が心を開いたら、相手も心を開くというのは、自分たちが相手の誠意に期待しているにすぎない。
相手に主導権があると見せかけて、、
陰と陽は表裏一体
陰=相手の見えない部分、思考する、黙って聞く
陽=見える、表、動く、行動する、発言する。
相手の内心を知りたいならば、相手を陽にすればいい。つまり自分が陰になれば相手は陽になる。
会話は陰と陽のキャッチボール。
陰陽にもバランスが存在する、どちらか一方の主張が強過ぎると、会話は成り立たない。
陰陽は回転し、それを繰り返す。
沈黙は強力な人心操縦スキル。
実際に人を動かすのは、自分が陽のポジションにいる時。
だが最後は必ず陰のポジションに戻る。

 ①人に知られざる「陰」にて〝仕込み〟を行ない  ②「陽」に出て実際に人を動かして目的を果たし  ③目的を果たせば必ず「陰」に戻る
表舞台に止まるのは❌
目的を達成したら、速やかに退き自分の存在を薄れさせる。
華僑はPDCAよりもOODA
観察→情勢判断→意思決定→実行
PDCAは品質改善
OODAは意思決定
そもそも目的が異なるので、使い分けがいる。
類友の繋がりを辿っていけば、ある程度ターゲット本人の価値観や方向性について検討をつける事ができる。
不自然として現れる。
華僑的には、相手を強気にさせて、油断をさせる。相手のホームにいることいい。
「そうなんですか、私はそこまで詳しく知りませんでした」相手の知をリスペクトして、調子を合わせる。
相手の信念を曲げさせるような操り方は御法度。
相手に自分事だと思わせることは。
悪口ではなくとも、自尊心を傷つける発言は冗談でもダメ!
根回しで八割がた勝利を掴む。
説得が上手い人は、比喩がうまい。
恨みや妬みを避けるために、なるべく迅速に、スポットライトから外れる。
豹変した者が最後に笑う。
レベルの高い人と、レベルの高い人に響く質問の違い
「私はもっとチームに貢献したいのですが、〇〇部長が今の私の立場だったとき、どんな工夫や努力をされていましたか? ぜひお手本にさせてください」
大義名分
好戦的なライバルは「勝った気」にさせる。
ライバルでも同僚は敵ではない。
ことを念頭に置いて。
愚痴っぽい時には、相手が愚痴っぽくないようにして切り上げる。
最高のリーダーはいかに忙しくないかを考える。
能力と人格は人格を先に優先する。
松下幸之助の寛猛中の割合
20%の厳しさと80%の寛容さをもつ
ルールが増えれば、組織の勢いは衰える。
不満や批判を言いやすい環境づくり。
チームで1番厄介なのは、ミスを隠されること。
同調防止。なんでも言える空気を出す。不満は言うな。批判はするな。ミスは必ず報告しろと言っても部下は聞かない。
うまくいかない方法をたくさん集め、やらない方がいいことを見極める。その方が、ミスの報告が早く返ってくる。
自慢や説教は封印。
自分が苦しんだ経験は、人に押し付けるモノではない。
反抗する部下というのは、自分の方が上司より賢いと思っている。
部下からの「なぜこれをやるのか?」という質問は歓迎してあげよう。
理解、説明するところはめちゃめちゃ難しい言葉を使い、やれば良いことは簡潔に話す。
ワガママな部下がいるなら、やりたいことをやらせる。そんな中でもワガママが生まれるのなら、「あなたがやりたいと言ったのでしょ?」と一言添える。 
上司に相談しない部下。作業をしている可能性が高い。
華僑の考えでは「仕事」と「作業」ははっきり区別する。
仕事というのは、上司や利害関係者との相談は必須。その他の関係者と話し合ってみよう。

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