「相互理解のためのスマホワークプログラム」体験イベントレポート
この体験イベントでは、大企業人事、新規事業部、サテライトオフィス運営、人材支援機関、支援団体の方を招待いたしました。
体験イベントの目的
参加者の方々に「個人がチカラを発揮するチームとは?」「心理的安全性の高い環境とは、どういったものか?」を体験し、そこから生まれるさまざまな有益性を感じていただくことで、このプログラムの体験者を増やすことが今回の目的です。
たった3時間で相互理解が深まった結果起きたこと
スマホワークでは、初めて会った人同士でも「たった3時間プログラムに沿って進める」だけで、自分の想いを知り、表現して、互いを理解し合うことが可能です。
実際にこの体験会の場でも相互理解が深まった結果、8割以上の参加者の方が30分ほど更なる雑談・交流をされていました!
進め方は後半に記載しますが、個々のシェア時間は10分程度であったにもかかわらず、「今後、お互いの取り組みを生かしながら、どんなコラボが生み出せそうか」「そのための一歩として、お互いが運営している施設を視察する」など、とても建設的な話題で盛り上がっていたことが印象的。
このような新たな価値創造につながるアクションも、「相互理解」をきっかけに短時間で生み出せるのだと、改めて確信しました。
体験イベントのご感想
その他にも素晴らしいお言葉をたくさんいただきました!
なぜスマホワークの体験者を増やしたいのか
今の時代は未知へのチャレンジをチームで行い、新規事業を生み出すなど難しい課題に取り組む上では、これまで以上に人と向き合い、自分を表現し、コミュニケーションをとり関係性を築くことが必要となりますが、そのためには組織やチームなどの環境づくりがとても重要です。
そのために「仕事をする意義」を個々が見出し、その想いを周りに伝え、それを「理解されること」で、 相互理解が生まれ、環境としての心理的安全性も高まりポジティブな変化が起こると私たちは考えています。
この相互理解を生み出すためには「表現」し「理解される」ことが必要です。
今回は、この「相互理解を得ることで自分自身や周りがどのように変化するか」について、その機会を求める企業の方や場を運営する方々計20名に体験していただきました。
スマホワーク実施の流れ-全体スケジュール-
体験イベントの当日のスケジュール:計3時間で完結します。
◼️イベントガイド&”スマホワーク”紹介
ご自身のスマートフォンを使って「自分を知り、深ぼる体験」を行って頂くために、スマホワークについてガイド。ここでは”なぜ自己認知が重要なのか” ”なぜスマートフォンなのか” についてご説明しました。
スマホワークとは?
「対話を進めながら自分を理解する」。自分のスマホを活用し、キャラクターの問いに答えながら自分と向き合い深ぼることで「自己認知」を促し、自分のことや、やりたいことなどに気付くプロセスを体験することが可能な自己認知を促進するためのツール。
コーチングに似た要素を持ちつつ、”個々で深ぼれる” ”パーソナルスペースで取り組める” ”大勢でも実施可能”。心理的安全性を担保しつつ開示率も向上。※1
◼️ガイドと自己認知を助けるパートナー「BLOOMY(ブルーミー)」紹介
彼の名前は ”BLOOMY(ブルーミー)” 。
「相互理解のためのスマホワークプログラム」では、人間のガイド以外にブルーミーも一緒にワークをサポートしてくれます。スマホワークは、ブルーミーの問いに答えるカタチで進みますが、相手の反応を気にせず答えられること、そして適度なユルさと包容力で参加者の気持ちを前に進めてくれます。
オリジナルキャラクターのBLOOMYが「スマホ」の中から問いかけ、自己認知をサポート。「誰にも見られない、安全な空間」であるスマホを使って、自分と向き合う時間を作り、参加者のメタ認知(自分が認知していることを客観的に把握すること)を促します。
◼️さっそく”スマホワーク”スタート!
スマホワークにログイン後は、個々で自分自身のことを深ぼる時間。ブルーミーからの問いに答えることで「自分を知り、深ぼる体験」を実施。
ここでは、自分のパーソナルスペースと時間で進めることができるのも特徴です。
アイディア創出もそうですが、自分のことを深ぼるには考えを出しやすい環境も重要だと考えています。
クッションで寛いだり、歩きながら取り組むなどそれぞれがリラックスできる心地よい場で自分と向き合っていただきました。
業種も異なる参加者がこのように寛ぎながらワークを進める風景は、普段はなかなか見ることはできないですが、こういった共通体験もいい光景です。
◼️自己認知した内容をストーリーに仕立てる”ACTOUT”
相互理解を行うには、相手に何かを伝え、理解されることが重要だと考えています。
ご自身に関するストーリーを組み立てるための手法”ACTOUT”をベースに、最後はスライドに仕上げていただきました。
あえてストーリーにする理由は、「ストーリーで伝えた方が聴衆がより集中して聴ける」「より説得力を持たせる」ことです。
ここでは、スマホワークで自己認知した材料をもとにストーリーを作っていただきますが、たくさん自己認知した内容の中で、何を相手に開示するかはご自身で選択していただきます。
◼相互理解を生み出すシェア・発表
作ったストーリーを他者に自己表現する。
人に何かを伝えることは勇気のいることです。
しかし、伝えることで応援者が増え、人に伝える不安を解消し、失敗も認められる環境や勇気を出してチャレンジすることが可能になります。
この場では、他者に開示することを行っていただき、開示することで自分の思考や心の変化、そして他者との関係性がどのように変わるのかを体験していただきました。
発表は、自分自身の伝いやすいカタチで実践。
なかには膝立ちや席次を変えたりしながら進めている参加者も見受けられました。
スライドを使っての発表後も質疑応答や雑談が盛り上がり、それぞれがファシリテーターとして進行してくださいました!
”スマホワーク”の自己認知から、”ACTOUT”を使用して伝える内容を整理することで、頭の中で考えていたことを視覚で客観視することが可能です。
それによって更なる気づき(メタ認知)を得ることができます。
その上で、発表する体験を行うと伝え終わった後にも更なる雑談が生まれやすくなり、自然と相互理解が深まってきます。
相手のことを本当の意味で理解することは難しいですが、相手の話を理解することで共感的理解(例:自分の話を聞いてもらったから相手の話も聞いてあげたい気持ち)が生まれ、それがお互いに芽生えることで心理的安全性が生まれます。
この一連の流れが、冒頭にお話しした体験イベント終了後も、8割以上の参加者が30分ほど更なる雑談/交流をとっていた光景につながりました。
おわりに
正解はない、マニュアルも存在しないことがたくさんある世の中において、新しいチャレンジを求められる機会が非常に多くなりました。
でも、新しいチャレンジにはストレスは付きものですし、それに一人で最初から最後まで完遂することは非常に困難です。
それでも誰かの助けや理解、応援があるからこそ、最後までやり切ることができ、継続することができて、より良い成果に辿り着くことができると考えています。
自分自身の内発的動機(自ら動きたいと思う気持ち/学習意欲)を深掘り、何かを見つけ、実現するために整理すること。
そして、それを他者に伝えることができる環境を構築し、表現すること。
この条件が揃った時に、人は成果を生み出すための行動を後押しされたり、誰かを助ける手を差し伸べることができます。
私たちは、このプログラムを通して個々が持つ大切な思いを自分自身が理解し、それを伝え、理解しあえる循環を生み出すことで、チームでも組織でも初めて会う人の前でも「安心して力を発揮できる人」を増やしたいと考えています。
スマホワークにご興味を持たれた方へ
この「相互理解のためのスマホワークプログラム」について
もっと聞きたい!体験したい!と思う方は下記からご連絡ください。
◾️「相互理解のためのスマホワークプログラム」についてのお問い合わせはこちら👇
■OoOの公式サイトはこちら👇
◾️OoOの活動実績はこちら👇