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【行政書士_業務#1】行政書士に必要な資質とは何だろう。

 こんにちは。行政書士の大野です。
 令和6年6月に開業して、約2か月。
 新しく出会う方にはもちろんのこと、これまでの人脈でつながりのある方にも、必ず名刺をお渡しし、行政書士になりましたとお伝えしている日々です。
 
 行政書士と名乗ると、まずは司法書士との違いを尋ねられることが本当に多く、他士業との違いをコンパクトに伝えることが上手になりました(笑)。
 行政書士は、まだまだ一般的な認知度が低いのだと感じてしまいますが、そんなことは気にせずに前に進み続けると決めて活動しています。
 

行政書士の業務とは(行政書士法より抜粋)

 (業務)
第一条の二 行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類(その作成に代えて電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)を作成する場合における当該電磁的記録を含む。以下この条及び次条において同じ。)その他権利義務又は事実証明に関する書類(実地調査に基づく図面類を含む。)を作成することを業とする。
2 行政書士は、前項の書類の作成であっても、その業務を行うことが他の法律において制限されているものについては、業務を行うことができない。

 つまり、他士業の範疇である業務以外の業務を行うことができるもので、それゆえに範囲も幅広く、いや、広すぎるからこそ、人々の印象に残りにくいのかもしれないし、バラエティに富んだ価値の提供ができるかもしれない。
 そしてわたしは後者だと考えています。

わたしが意識している行政書士としての資質やスキル 

 
 行政書士に限らず、仕事をしていく上で必要な資質やスキルは、まずは身に着ける、そして日々研鑽する。
 一足飛びで行きたい気持ちもありますが、コツコツと忍耐強く積み上げていくことで得られるものはとても大きいと思っています。

 わたしが行政書士以前以降も意識していることは、ほかにもいくつかありますが、まずは3つ、簡単にご紹介したいと思います。
 
✅ 正確な書類作成とコミュニケーション能力
 行政書士は書類作成が主な仕事ですが、依頼者の話をしっかり聞き、信頼関係を築くことがとても重要。コミュニケーションスキルを磨き、人間力を高め、依頼者のニーズに合ったサービスを提供します。
 
✅AIに代替できない業務に注力
 AIは単純作業をこなすことが得意ですが、依頼者の相談を聞くなどコミュニケーションが絡む部分はAIには難しいところ。例えば、離婚協議書や遺言書の作成支援など、依頼者にとって重要な出来事に寄り添う仕事はAIが代替できません。行政書士にお任せください。
 
✅AI時代にこだわらない柔軟性
 AIの発達により行政書士の仕事は変化する可能性があります。行政書士の肩書を活かして、他の分野で価値を提供できるスキルを身につけることも大切です。行政書士とは別の資格を掛け合わせることで、多角的なアプローチで価値を提供し続けます。わたしは今年もまた別の資格取得にチャレンジします。
 
 行政書士に気軽に相談していただき、皆さまの心配事が軽くなるよう、尽力いたします。
 今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。


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