【悲報】GW中に中耳炎と外耳炎を併発した話(後半~耳鼻科での激痛~)
そしてようやくゴールデンウィークが終わったので、朝一番で近所の耳鼻科に朝一番で行きました。家族から「GW明けだから一気に人が来るかもしれないから早めに行っておいた方がよい」とアドバイスをもらっていたからです。
家から耳鼻科までは、歩いて3分もかかりませんが、右耳が聞こえない状態で外を出歩くのは少しだけ不安でした。
耳鼻科に行くなんて人生で初めてでした。敷地内で自動ドアを探して入り、受付に行きました。
「初めてです」と言うと、バインダーと問診票を渡され、席に座って鉛筆で記入しました。
アレルギーの有無や使用中の薬などについて記入して提出し、しばらく本を読みながら待っていました。
すると、受付の人が私の近くにいらっしゃり何か話しかけてくれています。しかし、その受付の人は私から見て右側にいたので、うまく聞き取れませんでした。左耳でなんとか声を聞き取り、奥の部屋に行って診察してもらえる旨を伝えてるのだと判断しました。
奥の部屋に行くと、治療に使うえであろう鋭利な機材やアクセサリーのようなものが机の上に並べられていました。
先生は優しそうでした。先生意外に、女性が2人ほどいました。おそらく治療の補助をするんだろうなと思っていました。
私は背もたれが長い椅子に案内されて座りました。
今日はどうしましたか、と先生に聞かれ、私は「右耳がまったく聞こえません。それに、痛いです」と伝えました。
先生は円錐状で銀色の器具を取り出しました。とがっている部分に穴が開いていて、それを耳の穴に入れると耳の中が見られる仕組みになっているようでした。
先生の隣にいた女性は机のパソコンのディスプレイをつけ、何やら設定をいじっていました。
小学生の時に歯医者に行ったときと同じ、自分の中に異物が入ってくる苦い感覚を味わいました。
そして先生は、その銀色を穴の部分に、長い針のようなものが付いたペンのようなものを通すように耳に入れました。
(ちょっとグロい部分もあるのでここらへんは省略)
激痛の末、治療が終わりました。痛すぎて、涙も出ました。
コンピューターのディスプレイには、治療前と治療後の耳の中が比較できるように映されていました。
鼓膜は破れていませんでしたが、赤く腫れている部分が素人の私にも見えました。
そのころには、右耳も聞こえているのです。手で耳を触ると、皮膚と皮膚がこすれる感覚が伝わってくるのです。
右耳が聞こえていることに感動しました。
先生は「耳掃除の時に、奥の方をつつきすぎて炎症を起こしたのだろう。中耳炎と外耳炎が同時に起こっている」と判断されました。
「目薬と同じような容器に入った液体を2つもらい、毎日それを耳の穴に3~4滴垂らしてください。それを3日続けて様子を見ましょう。また、来てください」
インフルエンザの予防接種にも行かないほど病院に行く機会は少なかった私にとって、久しぶりの激痛はとてもつらかったです。
しかし、突発性難聴でなくてよかったという安心感と、両耳が聞こえることは当たり前だと思っていたけれどそんなことはないのだと感謝する良い機会となりました。
おしまい。
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