#カレーメシスパイスライブ 雑感

 さて。私はホロライブについて、寡聞浅学のためによく把握していない。ロボ子さんのAPEX配信と時々見て、舞元さん絡みで大空スバルくんの配信を見た事あるくらいだ。今日あったカレーメシとのコラボライブも、トレンドから興味半分で飛んだくらいで、ガッツリ見る気はなかったのだ。

 つまり私はホロライブについてはド素人なのであるが。書かせていただきたい。

カレーメシスパイスライブ、メチャクチャ良かった。なんか泣いた。

 ので勢いに任せて、ホロライブファンの人々にはお目汚しになってしまうかもしれないが、落書き雑感を書き連ねてみたいと思った次第である。ご容赦いただきたい。

〼これ無料で見ていいのか?

 ライブとして、素晴らしい出来であったのは言うまでもない。歌唱力、ダンスモーション、演者の技能力の高さはプロとして満点だ。3Dモデル、背景モデル、モーションキャプチャ、カメラワークの秀逸さ(カメラワークは特に素晴らしく、これをどう撮っているのか気になるくらいだ)などの、ライブインフラも完璧である。

 特に、モーションキャプチャーの質感は、このライブが最高峰の設備で収録されていることを物語っていた。

 なにより、この素晴らしいライブがリアルタイムで放送された所に、私は感嘆を禁じ得ない。スバルくんがMCの間でコメントを拾って読んでいた風景が、非常に鮮烈な印象を残している。

 お金が潤沢ならこれらができるか?というとそれは否だ。積み上げた技能とスムースな組織運営があってこそ、このライブができる。その努力には頭が下がる。

 映像作品としては、これ以上ない完成度であった。

〼三者三様のライブアクター

 今回ライブに出演したお三方は、大空スバルくん、湊あくあさん、兎田ぺこらさん。私は大変失礼ながら、急上昇動画やツイッターでしか事前知識がなく、お三方のライブを初めて拝見させていただいたのだが、これまでイメージとは全然異なり新鮮であった。

 一番驚いたのが、あくあさんの歌唱力である。とんでもないコm……引っ込み思案という事しか念頭になかったので、これだけ歌って踊れる方とは思ってもおらずカルチャーショックに近い衝撃を受けた。今後拝見させていただきます。

 スバルくんについては、3Dお披露目動画や雑談などで、運動上手な仕草や話題を出していたので驚かなかったが、とにかくダンスがすごく上手であった。ホントに素晴らしい。私は原始時代なら一瞬で狼に食われるレベルの運動音痴なので、あの体幹とバランス力、瞬発力には、羨望と憧れしかない。

 あと、ぺこらさんが終始、『ぺこ』を語尾から切り離さなかったところに、並々ならぬプロ意識を感じた。なんのプロだ。

 やはりホロライブの方々はアイドルなのだなあと再認識した次第だ。

〼カレーメシ伝統のPR戦略

 リリース以来、カレーメシのPR軸は全くブレていない。シュール&サブカルチャーだ。カレーメシCMは昔も今も、強烈で意味不明な30秒間を視聴者の脳裏へ刻み付けるためだけに制作されている(個人的には昔のカレーメシCMで、ターザンロープで吹っ飛ぶカレーメシ君が滑り落ちて、腹からガチで痛そうな落下をかますシーンと、お笑い芸人ナダル氏が食べ終わったカレーメシのカップを乗用車の屋根へ逆さに置いて、覆面パトカーの真似をするシーンが狂うほど好きである)また、CM以外のPR活動として、人気サブカルチャーキャラクター(アニメ、ゲームなどなど)とのコラボ企画も発売当初から続けている。確か最初は鷹の爪団とのコラボだったはずだ。これが年々進化を続けて、今回のスパイスラブのライブにつながっているのだ。最初は鷹の爪であった。最初は。

 私はどういうわけかシュールな動画が無条件で好きである。ので、もともとカレーメシはまあまあ買っていたりしたのだが、今回のPRで新たにカレーメシを知った人々も多いのではなかろうか。美味しくても、知られる機会がないと、食べてもらえない。それをカレーメシサイドさんはよく知っているのだろう。


 たまたま開いたネットの動画が、とてもいいものであったという経験は滅多にない。というかネットでいい気分になることもそんなにない。というわけで勢いのまま、感想落書きを書き連ねてしまった。

 どうか、ホロライブファンの皆々様に於かれましては、私のような浅学者が口をはさむことを御許し願えれば幸いでございます。コロサナイデ。ではでは。

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