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20歳まで一緒にいてくれた愛犬

こんばんは。
今日は雨が降ったり止んだりで気圧のアプリ”頭痛ーる”も警戒マーク。

私は上昇する時に体調を崩しがちです


雨が止んだ隙を見て犬の散歩に出る、そんな1日でした。
寒いかあったかいのか分からず、自律神経もそりゃ乱れますよね。
繊細な頑張り屋さんはお天気にも敏感な人が多いと思います。みなさんは今日はどうでしたか?
私は相変わらずの歯茎が痛いです。歯医者に行ったけど虫歯じゃなく食いしばりでした。ちょっと安心。でも痛くないところに虫歯がありました。。。

私は子供がおらず、主人と犬や猫がいる暮らしがもうすぐ30年くらいになります。
今一緒に暮らしている愛犬は7歳のミックス犬なんですが、一昨年まで20歳のロングコートチワワもいました。

アイフルのCMでチワワが人気だった頃、人気のクリーム色じゃないブラックタンという毛色のチワワがうちに来てくれました。
”パンク”という名前にしました。音楽のジャンルから名づけました。

20歳ともなると、私たち夫婦のほとんどの思い出に”パンク”がいます。
この20年で引っ越しを4回もしたけど、全部の家にパンクも居ました。
犬嫌いで、マイペースで、甘えただけど他の犬が来ると膝の上を譲ってしまう、気を遣ってるのか拗ねてるのか、なんとも愛おしい子でした。

19歳まで衰えはあるものの年齢を感じさせない動きや食べっぷりでした。
19歳を過ぎた頃から夜鳴きや呼吸の疾患など出てきて介護が始まりました。
夜鳴きはけっこう酷く、朝まで2時間おきに腹から声を出して「ワン」というのが続きました。
勤め先が閉店し、自宅で仕事をしていたので、大変だけど昼間寝て耐えられました。おしっこは見れない時はオムツ、うんちは自分で出来ていたのでそんなに困りませんでした。

抱っこして鳴き止ませたり、ヤギミルクをあげてみたり、鳴き止まない時は夜中でも公園に行ってみたり。
赤ちゃんがいたらこんな感じかなぁ、私に赤ちゃんの体験までさせてくれて、何てすごい子なんや!と思いながら20歳を超えるまで一緒に過ごせました。

亡くなった日の朝は晴れていたので一緒に公園に行きました。
ヨタヨタですが、自作の歩行補助タオルでお散歩をして、砂の上でおしっこもうんちもしました。
少し流動食を食べて、お昼寝したまま亡くなりました。

タオルと平紐で作った歩行補助ハーネス(買うとめっちゃ高いから作った)

公園では近所の子供達にも可愛がってもらっていたんですが、小学校の低学年だった子は中学生になり、中学生だった子は大学生や働き始めていて、子供たちは公園に来なくなり、一緒に遊ぶことはなくなっていました。

亡くなる数日前に、公園で歩くヨタヨタのパンクを見て、久しぶりに声をかけてくれた子がいました。
「パンクがんばってるな、病気でも生きてくれてるだけでありがたいな!」と、中学生になった男の子が言ってくれました。
涙が込み上げてきたけど、泣いたら気持ち悪いおばはんやな、と思ったのでこらえて一緒に少し歩きました。
おばはんと一緒に歩くなんて年頃の男の子からしたら恥ずかしいかもしれないのに、なんて優しい子なんやと思って、バイバイした後は号泣しながら帰りました。

パンクがいなくなって、今いる愛犬とお散歩していると、ご近所さんや久しぶりの子供たちがみんな声をかけてくれました。
「ご愁傷様です、パンク幸せやったと思うよ」とか
「お疲れ様やったね、パンクもママさんも頑張ったね」とか
「20年も生きたなんて大事にしてもらってた証拠やで」とか、あたたかい言葉をたくさんかけてもらって、毎日散歩で泣いてました。
寄り添ってもらったり、共感してもらったり、私のことを認めてくれたり、とても励みになったし、私もそうやって人に寄り添えるようにしようと思いました。
パンクが教えてくれた大切な経験となりました。

恥ずかしかったこととか、困ってることとか、同じように悩んでいる人の体験談を読むのが好きです。
あんまりネガティブだと読んでて引っ張られるので、そこに気をつけて私も発信できたらいいなと思ってnoteを始めました。
私は6年前に謎の大不調で検査をたくさんしましたが、特に何も悪いところは見つからず、パニック障害や過敏性腸症候群と診断されました。
いろんなテストをしたらHSPにもものすごい当てはまります。
40歳を超えて初めて自分と向き合って、だからしんどかったんや、ということや無理してたんやなぁ、と思うことも多かったです。大不調になったことでやっと気付けました。
同じ境遇の方や共感できる内容が救いになったこともたくさんあったので、文章は下手で読みにくいところも多いと思いますが、書いていけたらと思っています。

今日も読んでくださってありがとうございました!
私みたいに天気や月のせいにして、今日はのんびり過ごしてくださいね☆


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