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日銀が利上げ〜〜〜〜〜!!!【正気ですか?】

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/660/5970827
※大河内薫"お金の学び"ラジオ Voicy 2024年8月1日放送より

どうも、大河内薫です。

日本銀行が政策金利を0.25%引き上げるという決定を下しました。この決定が私たちの生活に与える影響は? 住宅ローンは? 株価は? 賃金は? 対策も含めて詳しく解説します。


■日銀の決定と背景

日本銀行は7月31日の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%引き上げることを決定しました。その根拠として、インフレ2%の物価安定目標が実現する可能性が高まってきたことを挙げています。

しかし、この決定には疑問の余地があります。例えば、アメリカの直近の消費者物価指数上昇率(インフレ率)は3.6%であり、アメリカでは利下げの議論が出ているのに対し、日本は2%達成の見込みだけで利上げを決定しています。

日本とアメリカ、全く逆の方向に進んでいるような感じがしますよね。日本の政策決定のタイミングと根拠が、果たして適切なのかどうか。これ、本当に考えさせられる問題なんです。

■利上げの影響

この政策金利の引き上げは、私たちの生活に様々な影響を及ぼす可能性があります。主な影響としては以下が考えられます。

  1. 住宅ローンの金利上昇:特に変動金利型のローンを組んでいる人は、返済額が増える可能性があります。

  2. 株価の下落傾向:利上げにより企業の資金調達コストが上がるため、株価が下落する傾向があります。

  3. 物価の抑制:利上げはインフレを抑制する効果があるため、物価の上昇が抑えられる、もしくは下がる可能性があります。

  4. 賃金上昇の抑制:企業の利益が減少する可能性があるため、賃金の上昇が抑えられる可能性があります。

特に注目したいのが、物価と賃金の関係なんです。物価が下がると、企業の利益も減少する可能性が高いんです。そうなると、当然賃金も上がりにくくなる。

つまり、物価が下がっても、実質的な購買力が上がるとは限らないんですよ。これって、日本がこの30年間ずっと苦しんできた問題なんです。

そして、もう一つ気をつけたいのが、日本の政策変更のスピードの遅さです。一度決めた政策をなかなか変えない傾向があるんですよね。だから、今回の利上げも、しばらく続く可能性が高いんです。

■私たちにできる対策

じゃあ、こんな状況で私たちに何ができるのか。これが本当に重要なポイントなんです。与えられた環境の中で自分たちに何ができるかを考え、行動することが重要だということ。具体的には以下のような対策が考えられます。

  1. 住宅ローンの見直し:変動金利型のローンを組んでいる場合、固定金利への借り換えを検討することも一案です。

  2. 投資戦略の見直し:不動産投資や株式投資の戦略を再考する必要があるかもしれません。

  3. 収入源の多様化:賃金上昇が期待しづらい環境では、副業や転職など、収入を増やす方法を積極的に検討することが重要です。

  4. 物価変動への対応:物価が下がったからといって単純に喜ぶのではなく、その背景にある経済状況を理解することが大切です。

これらの対策を取ることで、政策変更の影響を最小限に抑えることができるかもしれません。大切なのは、自分の状況をよく理解し、適切な行動を取ることなんです。

■政策の問題点と私たちの姿勢

ここで、もう一度日本の政策について考えてみましょう。日本銀行の今回の決定、本当に適切だったのでしょうか?

アメリカと比較してみると、その問題点がよく見えてきます。アメリカのインフレ率が3.6%で利下げを検討しているのに対し、日本は2%の目標達成の見込みだけで利上げを決定しました。これって、ちょっとおかしくないですか?

日本の実質賃金はここ30年ほとんど上がっていません。そんな状況で利上げをすれば、賃金上昇はさらに難しくなるでしょう。これじゃあ、デフレから抜け出すのは難しいんじゃないかな。

でも、ここで重要なのは、政策を批判するだけじゃダメだということ。確かに、政策に問題があるかもしれません。でも、それを嘆いていても何も変わりません。大切なのは、与えられた環境の中で自分たちに何ができるかを考え、行動すること。これが本当に大事なんです。

■まとめ

日本銀行の政策金利引き上げは、私たちの生活に大きな影響を与える可能性があります。しかし、与えられた環境に一喜一憂するのではなく、自分自身と大切な人を守るために必要な知識を蓄え、適切な対策を取っていくこと。これが、これからの時代を生き抜くカギとなるんです。

経済状況は刻々と変化します。でも、それに柔軟に対応できる力を身につけることで、どんな状況でも乗り越えていけるはずです。だからこそ、今後も経済情報をしっかりと追い、自分の置かれた状況を冷静に分析し、適切な行動を取っていくことが大切なわけです。

それでは本日も張り切っていきましょう。

それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね!


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