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堺市の小学校にてお金を教えるクラブが爆誕!【クラブ活動でお金の教育】

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/660/1142976
※大河内薫”お金の学び”ラジオ Voicy 2024年5月16日放送より

どうも、大河内薫です。
5月15日から、大阪府堺市のある小学校でクラブ活動を担当することになりました。
当然お金のことを教えるクラブ活動ですね。その講師をすることになりました。

今日はその意義とか、コミュニティの意義とかそのあたりの話をします。
そして僕はお金の教育を日本人全員に配り切ることを目標にしていますが、それって雲を掴むような感じなんですよね。でも着実に進んでいるなと、そして一人では何もできないよな、みたいな…そんなエピソードトーク的な感じになりますが、お金の教育、教育全般、子供たちの未来に興味がある方はぜひ最後までお付き合いください。


◾️「マネリテクラブ」爆誕

「クラブ活動」なんていうアイディアは僕には全くありませんでした。
ここでコミュニティとかVoicyっていうのは本当にすごいなと実感したんですよね。 

遡ること半年以上前の2023年の11月、堺市のPTA協議会の定期講演会みたいなもので登壇させていただきました。
そこに登壇できるというのもなかなかすごいことで、僕を呼んで講演会を開きたいと思ってくれたVoicyのプレミアムリスナーの方がご尽力くださって、講演をすることができました。
その縁あって、2月には堺市全ての公立小学校、中学校、高校に1冊ずつ本を寄贈しました。
PR TIMES『堺市すべての公立小中学校・高等学校に「お金を楽しんで学べる本」を寄贈しました』

僕はよく「自治体連携」と言っています。
自治体と連携をすることによって、自治体に「お金の教育」を子どもたちに教える予算を組んでもらって僕たちが講師をする。そして子どもたちには明るい未来が訪れる。これしかないよねと。
僕が2020年に始めた「子どもたちにお金の授業をしていく活動」はどこまで行っても慈善活動で、講師料をいただかないから、やっぱり依頼が来るんですよね。
でもそれは「お金の教育」という文脈ではあまりよくないことなんです。
だって価値あるものには対価が発生して当然じゃないですか。

でも学校という特殊な環境の中で、講師料を僕の定価でいただかなければ授業はできませんと言ったら、全国から依頼は1校も来ません。企業からしか来ないんですよね。
だからひとまずは学校に寄り添って無料でやりましょうという感じで僕は始めたんですが、これだとやっぱり広がりを見せないんですよね。

僕が発信を始めた当時はYouTubeやTwitter、あるいはVoicyや本とかで税金の発信をしている人はほとんどいませんでしたが、後に続く人がどんどん増えました。
だから僕はYouTubeの税金ジャンルからは足を洗ったし、Twitterもあまり真面目にやっていないんですよね。

何で後に続くかって言ったら、ビジネスになるからですね。平たく言えば儲かるからです。
「お金の教育」は後に続く人が全然いないんですよね。理由はやっぱり儲からないからなんです。
だからこそ篩(ふるい)にかけられた少数精鋭のメンバーが集まっていて、それが強靭なコミュニティを作っているんですよね。

◾️自治体連携

僕のオンラインサロンと僕が作ったDAO、ここにはお金の授業をしたいという人がたくさんいるんです。今はもう20人弱くらいかな。授業したいだけじゃなくてもう授業ができる人たちですね。
彼らはやっぱり損得は度外視なんですよね。
当然お金というものを学ぶ子たちに向けて慈善活動を頑張ろうね、というのは良くないことだと思うんです。正しく価値があるもの、そこに正しい対価をしっかりと出す。これはお金の基本だと思います。
だから微妙なんですが、そういう人たちも事実いるということですね。
そこには理念に共感した、子どもの未来と社会の未来に明るい光を照らしたい大人たちがいます。

ただ、とはいえ広がらないんですよ。
だから自治体連携なんです。
僕のアイディアは、もう自治体にお金を払ってもらうしかないでしょうと。僕の会社にあるお金を全部使って講師料を払っていったとしても、いつかその活動は途絶えてしまいます。
だから自治体で予算を組んでもらって、バンバンお金の教育をしていこうと、そういうことを思って最近は自治体連携という言葉を皆さんにいつも言っています。

そうすると自治体さんから少しずつ声がかかったり、連携まではまだ行っていませんが少しずつ進んでいるかなという実感はあるんです。
Voicyのプレミアムリスナーの方で堺市のPTA協議会をやっている方は、理念に大変共感していただいていて、やっぱり今、国がやっているお金の教育はなんかちょっと違うなと…足らないよねってすごく思ってくれているんですよね。
そして堺市のPTA講演会や、自分のお子さんが通っている小学校で「お金のクラブ活動ってどうですか?」というアイディアをくれたんです。

僕には「クラブ活動」というアイディアなんて全然なくて。
クラブ活動ってバスケットクラブとかカードクラブとか美術クラブとか、学校の時間割の中にある活動ですね。
そういう話が来て、大変面白い試みだなぁと思ったんです。

僕はいつも「お金の教育」「お金の教育」と連呼していますが、やっぱり1コマ2コマじゃ足らないです。
もっとも、小学校で重要なことは「学校でお金を学ぶこと」だと思うんです。内容はさておき。学校のカリキュラムの中で「お金というものを学んだ」という体験は何ものにも変えがたいんです。

なぜなら学校で習う科目には悪いものはないし、学校で習う科目を学んじゃダメでしょという意識は社会にはないですよね。
ということはお金というジャンルを学校で学ぶことの最大の意義は「お金の話は社会でしていいんだ」と脳に刷り込ませることが可能なんです。
「お金って別に悪いもんじゃないよね」と。
「お金の話はしちゃいけないって大人は言うけどそんなことないでしょ、だって私学校で習ったもん」ってちゃんと跳ね返すマインドセットを得ることができるんですね。 

だからやっぱり自治体と連携をしてお金をもらいながら定期的に子どもたちにお金の話を授業でしていく、これが多分最終地点だと思います。
本当にできるのか疑心暗鬼でしたが、行動力のある人が境市の小学校に掛け合ってくれたり、そして是非と言ってくれる校長先生がいてくれたりと、少しずつ進んでいます。

◾️コミュニティの力

今年度は1校で、お金について学べるクラブ=「マネリテクラブ」が爆誕しました。
行政や学校は“右へ習え”だから、あのクラブなかなか良かったよねとなれば、校長先生が校長会とかで話してくれて市の中で広がりを見せるかもしれません。
あとはPTA講演会をしたり寄贈をしたりクラブ活動をしたりと、まずはこちらから貢献をしていくことで行政に届くかもしれない。これがその進め方なんだなというのは最近なんとなく分かってきました。

でも僕一人の力じゃなんともならないんですよね。
コミュニティができてからは、もう本当にコミュニティのおかげでいろんなものが回っています。堺市の学校への寄贈、お金のクラブ活動、飛騨市長に会う、フェスに出展する…どれも僕一人じゃ無理なんです。
だから、Voicyプレミアムリスナー、オンラインサロン、そしてマネリテDAO、これらの重要性は本当に高まってきたと思います。

ぜひとも、何か感じることがあればいつでも声をかけてほしいなと思います。
子供たちの未来のために社会が良くなるようにね、何かしたいんだけど何もすることができない…という人は社会には多いと思います。
何をしていいかわからない時には、私は自治体のこういう部分を知ってますとか、教育のこういう部分を知ってますとか、大河内とそこを接触させれば何か化学反応が起きて何かが進むかもしれない…みたいなことがあれば、ぜひお声掛けいただきたいです。

僕は発信すること、授業をすること、交渉することくらいしかできないです。だから皆さん助けてください。コミュニティのメンバー、リスナーの皆さん、YouTubeの視聴者の皆さん、本当にいつもありがとうございます。
コミュニティ一丸となって、お金の教育を変えていきたいなと思います。

何かちょっと進んでる気がしませんか?4年前に比べたらだいぶ進んでると思うんです。当然、もっと早く進んだらなと思うこともたくさんあります。早く届けたいからね。
でも社会には社会の事情があるし、教育現場には教育現場の事情があると思うので、そこもタイミングですから、とにかく最大限の努力をして、少しでも早くね、ことが進むように頑張っていきたいなと思います。
進んでる実感が少しでもあれば頑張れると思いますので、これからも頑張っていきたいなと思います。

それでは本日も張り切っていきましょう。

それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね!

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この記事を音声で楽しむには
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マネリテDAO~信頼できる仲間とお金の話をしよう〜
公式サイト : https://monelite-dao.com/

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