カラーコーンを数えて数字を覚える

はたらくくるまが大好きなうちの子は、カラーコーンも大好き。

1.保育園の行き帰りの習慣

保育園の通園時、子どもがカラーコーンの数を数えるようになりました。以前は、カラーコーンを見つけて、「カラー、コーン」と指差すだけだったのですが、最近は「カラー、コーン、いーち」と数えています。

数字の概念を少しずつ理解しているのかなあと嬉しくなったのと、声が結構大きいので、人が近くにいるとちょっと恥ずかしかったりと気持ちは複雑です。

2.「いーっぱい」から「いーち、にぃ、しゃーん」へ

数を数えるようになるまでは、駐車場などに並んだカラーコーンを見ると「カラー、コーン、いーっぱい」と言っていました。複数ある=いーっぱい と考えているようでした。カラーコーンがいつもあるところにないと、「カラー、コーン、ない」と少しさみしそうに言っています。

これがいつしかカラーコーンがひとつあると、「いーち」。少し歩いてカラーコーンを見つけると、「カラー、コーン、にぃ」。といったように数を数えるようになりました。
ちなみに「しゃーん」の次は「いーっぱい」。「いーっぱい」の次は「ごぉー」です。

どうやら3以上はいっぱいある扱いになるようです。

3.具体と抽象について

子どもが数を数えられるようになって思ったことは、「抽象的な概念から具体的に物事を捉えるのは意外」ということでした。

私が普段、具体例を集めて抽象化して捉えるようにしているからか、数字を少し覚えてからそれ以上は「いーっぱい」になると思っていました。しかし、実際には「いーっぱい」という抽象的な概念に当てはまらないときに「いーち、にぃ、しゃーん」と数を数えています。

「ない」「いーっぱい」の間を埋めるために数字を使い、抽象的には表現できないから具体的な数字を使っているのだと思います。そのように思うと、子どもの成長、そして表現しようとする力はすごいなあと思いしらされました。


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