子どもと一日会わなかったらよりいっそう可愛く思えた話
体調を崩していろいろと思うことがあったパパの話。
1. 風邪を子どもからもらって寝込んだ
2月になり、気候の上がり下がりが激しく、子どもも体調が優れない日が何日かありました。咳をしたり、鼻水を垂らしたりしており、これは風邪をうつされるな、と思っていたのですが、子どもの面倒を見ないわけにはいかないのでいつも通り接していました。普段から子どもとは同じ部屋で寝ていますが、奥さんだけは別の部屋で寝てもらうという対策はしっかりとしましたが。
そして、案の定というべきでしょうか。しっかり私も風邪をもらって、仕事を休んで一日寝込んでしまうことに。熱は出るし、喉は痛いし、頭痛はするし、鼻水も止まらない。流行り病かなあとも思いましたが、とりあえず一日寝たら熱は下がったので病院には行かなかったため、そのあたりはよくわかりません。
寝室にこもって横になっている間、奥さんと子どもの声が聞こえてきて、申し訳ないなあと思っていました。一日だけとはいえ、子どもの世話や家事を丸々お願いすることになってしまったからです。
2. 寝込んで一日ぶりに会った子どもはめちゃくちゃ可愛い
一日寝込んで、次の日、一日ぶりに子どもに会うとめちゃくちゃ可愛く思えました。いや、いつも可愛いと思っているんですが、一日会わないだけでいつもの10倍ぐらい可愛く思えました。これが一日会わなかった効果か、と勝手に感心してしまいました。
子どもがめちゃくちゃ可愛く思えるのに、抱っこする体力はなく、私の風邪を子どもに戻してはいけないと少し距離はとりました。家の中にいるから一緒だろうという思いと、子どもの体調が悪化してはいけないというもどかしさがありました。
また、奥さんに対する感謝もいつもよりも強く感じました。日常は当たり前になっていくので、どこかで奥さんに対する感謝もおろそかになっていたのではないかと少し反省もしました。
体調不良という形での非日常により、普段の当たり前を当たり前に思わないようにしないといけないと改めて思いました。そして、奥さんがぶっ倒れたときは気兼ねなく休んでもらえるようにしたいと思います。
3.実は表現できないだけで子どももこれぐらい苦しいのでは?
子どもと奥さんへの気持ちの変化は確かにあったのですが、おそらく子どもから風邪をもらって思ったことは、「実は表現できないだけで子どももこれぐらい苦しいのでは?」ということです。
咳の痛ましい感じや鼻水は表面化するので気づけるのですが、実は喉が痛いとか、頭が痛いとか、気持ちが悪いとか、そういったことを2歳半のうちの子は親に伝えることができません。しかし、私がこんな風にボロボロになっている、ということは実は子どもも同じように頭痛だったり、喉の痛みだったりを感じていたのでは? そんな風にも思いました。つたないしゃべりしかできない今だからこそ、表現できない子どもの痛みを理解できるようになりたい。そのためにも普段から子どもとしっかりと向き合っていく必要があると感じました。
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