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【第23話】いまの日本は沈みゆくタイタニック号であるという話(結婚の劇的難化)

こんにちは、既婚40代男性のおおかみです。
こちらのnoteでは自分の体験を元にした
婚活に関する有益な情報発信を行っていきます。


婚姻率が劇的に下がっている令和の日本

現代の日本では毎年のように婚姻率が減少傾向にあります。
つまり、年々結婚することが困難になっているのです。

結婚が困難になり続けている根本的な理由について、
私は日本人女性の結婚観が昔とは大きく変化したことが
原因と考えています。一言で言うと、
女性が極度に男性をえり好みするようになっているのです
その結果、本来結婚して当然の男性(結婚にふさわしい男性)が
大量に結婚できないという事態が発生しています。

具体的な問題点についてはこちらの記事で詳しく記載しております。

価値観をアップデートできない国民性

結婚が難しくなっていくと、
その問題に関連して別の問題も発生してきます。
例えば少子高齢化です。
日本での婚姻率が減少すれば当然産まれてくる子供の数が減ります。
そして今では日本の総人口の減少という
国家的な一大事にまで発展しています。
つまりこのまま結婚することが難しい状態が続いて
婚姻率の減少傾向が続いていくと、
将来的には日本という国が衰退・消滅してしまう危険すら
視野に入る状況になっているのです。

そのような危機的状況になっているにも関わらず、
いまの日本では結婚することが簡単になっていく傾向は
いっさい見られません


それは何故なのでしょうか?私の考えでは、
かつて美徳とされた日本の価値観が
現代では悪い方向に働いている
からだと考えています。

日本には他国と比較して
「他人との協調性を重視する」「周囲の空気を読む」
といったことが美徳とされる傾向があります。
つまり他人と同じ行動を「善」とみなし、
異質で異なる行動を「悪」とみなす傾向が存在します。

昭和の時代、高度経済成長期の日本では
この「協調性を重視する価値観」が強烈にプラスとして働きました。
みんなが一つの方向に向かって仕事を猛烈に頑張る。
その結果、戦後の日本は世界第二位の経済大国まで発展しました。
これが日本の価値観が良い方向に働いた例です。

令和の日本ではどうでしょうか?
結婚において「自由恋愛」という価値観が日本に広く浸透しました。
その結果、すべての女性が結婚したいと思うような魅力的な男性、
すなわち「若い」「経済力がある」「ルックスが良い」
「センスがある」「高学歴」「高身長」
といった要素を持った男性と
結婚できた女性が勝者とみなされるようになります。

そのようなすべての女性が憧れるような魅力的な男性は
現実にはほとんど存在しません。しかし、
他人と同じ行動を「善」とみなす国民性により、
すべての女性が最高に魅力的な男性を追うようになりました。
その傾向に拍車をかけたのが、
さまざまなメディアによる「恋愛産業」です

近年のメディアは「運命の出会い」という形で
全ての女性にそのような魅力的な男性と
結婚できる可能性があるかのように
煽り続けています


それはまるで
あなたは将来かならず宝くじに当たります。
だから働く必要なんてないんですよ

と、言わんばかりです。
非常に無責任で社会に害しかない情報の拡散です。

その結果、今の日本はどうなっているでしょうか?
上から目線で男性を吟味する女性
自分にとって理想的な男性を永遠に待ち続ける女性
極端に受け身で、自分から婚活をしない女性
今の日本はそのような女性ばかりだと思いませんか?

そのような自己を客観的に見ることができない
おごり高ぶった女性の価値観が広く浸透した結果、
皮肉なことに「結婚しない女性(結婚できない女性)」が
大量に生みだされています。

女性も今の社会風潮の被害者

私はnoteの中で現代の日本で結婚が難しくなっている理由として
女性の悪い方向への変化があることを何度も主張してきています。
しかし、私は一方的に「女性が悪い」という主張を
したいわけではありません。むしろ現代では
女性こそが、今の日本に蔓延した自由恋愛の被害者
であると考えています。

かつての昭和時代のように、自身の身の程を知って
ささやかな幸せに満足する価値観をもってさえいれば
大多数の女性は結婚適齢期の20代で結婚できたはずです。
しかしそれをせず、幻想の可能性を追わされた結果、
結婚適齢期を過ぎても声がかからず、
最終的に結婚できる可能性が完全消滅しているのですから。

男性は結婚適齢期を過ぎて年齢を重ねてしまったとしても、
決断と行動次第で理想的な結婚を手に入れることができます。
しかし女性はそうはいきません
子供を産める年齢を超えしまうと結婚して子供を産み育てるという
理想的な結婚生活を送れる可能性が完全消滅してしまいます。

取り返しがつかないという意味では
女性の方が男性よりもはるかに重い被害者と言えるかもしれません。

「皆と同じ」=「一生独身」という絶望

いずれにせよ、今の日本では
「結婚が難しい」、「結婚できないことが普通」という状況に
なっています。つまり現在の日本では
男女ともに、普通に生活することの延長線上に
結婚というイベントは存在しないのです

つまり、周囲の人々と同じような人生を送るという事は、
一生独身となる可能性が非常に高いです。
まずはこの事実を認識し、認めなくてはなりません。

タイタニック号から逃げ出す勇気が必要

あなたはタイタニック号に住んでいるねずみだとしましょう。
そして、タイタニック号は今まさに沈もうとしています。
しかしあなたの周りのねずみは
不安だ、不安だ
といいつつも何も行動を起こさずに様子をうかがっているだけ。
こんな時、どちらの考えが適切でしょうか?

周りのねずみは行動を起こしてない、だから自分も行動しなくて大丈夫
自分の運命は自分で切り開く、真っ先に対策を検討し行動を起こす!
あなたの考えはどちらでしょうか?

今のまま何もしなければタイタニック号と一緒に、
海の底に沈んでいく運命です。
私が問いたいのは以下のたった一言です。

あなたはそれでいいのですか?

ここまで読んでいただいた方になら
もう理解いただいていると思いますが、
「タイタニック」は現在の日本のたとえ、
「ねずみ」は独身男性のたとえです。

今のまま、周りに流され何もしなければ、
あなたには一生独身という運命から逃れられないでしょう。

しかし、その運命はまだ確定していません

一歩踏み出す勇気があれば運命は変えられるのです。
周りの人間がなにをしているか、
周りの人間がどう思うかなんていっさい関係ありません。

重要なのは「あなた自身がどうしたいか?」なのです。

決断次第で周囲の人々と共に海の底に沈んでいく未来から、
新世界で幸せをつかむ未来に変えることができるのです。

必要なのは覚悟を決める事、
そして具体的な行動です。
あなたの未来を幸せなものに変えることができるのは
あなた自身しかいないことを自覚して、
まだ間に合ういまのうちに、
後悔の無い決断をしていただきたいと
私は考えています。

■おおかみ
既婚40代男性。
38年間彼女無しから14歳年下の24歳女性とたった5か月の婚活期間で結婚。
現在は娘2人にめぐまれて子育て奮闘中。
自分の婚活経験を元に結婚したいと考えている独身男性に対して
人生の後半を幸せにする為の有益な婚活情報の発信を目指しています。

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