2022明治安田生命J1リーグ 第5節 浦和レッズvsジュビロ磐田(H)

結果は4-1で勝ち！

メンバー

4-2-3-1…とみせかけて3-4-3？。ユンカーと犬飼が先発。控えにはついにモーベルグが。

ざっくり試合内容

前半
おそらく可変式3バックで酒井がかなり張り出し磐田の最終ラインを押し込むような形の戦術。

相手のプレス強度も高くなく、裏を取るシーンが多く開始からチャンスをつくる。

そして8分にセットプレーから先制。左CKから犬飼がいいところに飛び込んでヘディングでゴールを決めて1点目。

勢いに乗った状態で11分にも追加点が。江坂が相手DFにプレスをかけてボールを奪いゴール前のユンカーへパス。一度はキーパーに防がれるものの右足で押し込んで追加点。

今日は行けるか？と思っていた矢先にセットプレーから失点してしまう。ペナリティエリア右でファウルを取られ遠藤のFKからエリア内で上手く合わされ失点。

その後は少し気落ちしたのかややボール回しが不安定になる。その隙を付いて磐田がボールを奪えるようになりやや磐田が盛り返した状態に。

だがしかし、今日の浦和は止まらなかった。ペナルティエリア付近で受けたユンカーがエリア内に走りこんできた敦樹へパス。
たまらずタックルに来たDFが触る前にワンタッチしてハンドを誘発することに成功。
PKはなんとショルツがキッカー。豪快にゴール左へ叩き込んで突き放すことに成功。

その後も何度か追加点のチャンスはあったが相手キーパーがあたっておりそのまま前半終了。

後半
後半はリードしていることもあり、ユンカー、関根を下げ明本、モーベルグを投入。

フォーメーションも4-2-3-1にして明本ワントップ、モーベルグを右に配置。

モーベルグにボールが渡るといきなりシュートを放ち、得点の匂いを感じさせる。
その直後の48分に相手陣内で上手くボールを受けるとドリブルで切り込み、独特なステップでシュートコースを作って一閃。キーパーの手が触れられないシュートはそのままゴールに吸い込まれて4点目。

その後は磐田も何度かチャンスを作るものの浦和の守備陣が奮闘しゴールを許さず。浦和は前半同様キーパーに悉く防がれ追加点ならず。

4-1でリードを保ったまま勝利。

◎GK
・西川
失点は相手がナイス過ぎたのでノーチャンス。失点の危機を救うセーブを見せるなど素晴らしいプレーを見せた。
◎DF
・酒井
今日は右WBとしてプレー。相手陣地では脅威となっていたが自陣でのボール回しや守備でやや雑なプレーが見られた。ケガで途中交代になったが軽傷であることを祈る。
・ショルツ
右CBとしてプレーをしていたが積極的な攻撃が今日は目立った。PKのキッカーだったのは驚きだったが冷静に決めて初得点。
・犬飼
セットプレーで先制点をもたらし、攻守で大活躍。ヒヤっとするプレーもあったが積極的なプレーの現れ。
・大畑
左CBのような立ち位置だったが後半はSBなど可変フォーメーションにも適用できるバランス感覚の良さを見せた。

◎MF
・佳穂
今日は自由にプレーできるスペースが確保出来ていたため持ち味を発揮。やや持ち過ぎなところもあったがコンディションは改善されている。
・敦樹
今日は彼の良さが出ていた試合。前線への顔出しや急所に近い位置でのパスなど見どころ多し。
・岩尾
最終ラインと前線の繋ぎや時間を作るプレーは流石だが、相手の狩場になっているシーンも目立つ。
・関根
守備やチャンスメイクでは貢献しているが最後のクオリテーが足りず。疲れもあるのか前半でお役御免。

◎FW
・江坂
ユンカーがいたため負担が軽減。各所に顔出しをしてボールを上手く繋ぐシーンがよく見られた。
・ユンカー
裏抜けやスペースがあると輝くのは去年証明済み。何本か決めて欲しいビッグチャンスがあったが決めた得点はストライカーらしいゴールだった。

◎控え
・明本(HT ユンカーと交代)
最前線、左SBと異なるポジションでのプレーだったがやることは変わらない。
・モーベルグ(HT 関根と交代)
後半投入してすぐに結果を出して見せた。シュート前のステップには思わずうなり声が出てしまったレベルのプレー。独特なリズムとスピードで相手を翻弄。
・馬渡(53分 酒井と交代)
もっと早めに投入すべきだったが終了までの２回のチャンスどちらかを決めれていれば…。
・大久保(66分 大畑と交代)
悪くはないが…今の状態ではサブが定位置となりそう。
・柴戸(77分 岩尾と交代)
守備強度はアップしたが何度か危ないミスを犯してしまった。もっと集中してプレーする必要あり。

全体的な感想

モーベルグは本物ですね。1試合だけなので早計かもしれませんが期待大。これに松尾も来るとなるとバシバシ裏抜けするパスだすと面白いかも。

４-1で勝利はしましたが、磐田がプレスをそれほど仕掛けてこないチームだったのでこれだけ好き勝手できましたが、他のチームではそうはいかないはず。

佳穂の判断の遅さや岩尾が奪いどころになっている点などまだまだ改善しなければなりません。

ただ、とにかく勝ててよかった。

次節は4/2 アウェイで北海道コンサドーレ札幌戦です。強度の高いチームが相手なのでどれだけやれるのか。