2022明治安田生命J1リーグ 第27節 浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌(H)

結果は1-1で引き分け。

メンバー

4-4-2。

ざっくり試合内容

前半
前試合のイメージからか先発も同じ、戦術も同じという感じでスタート。

ボールを奪えたタイミングで基本のプレーはロングボールをリンセン、もしくはユンカーへ当てるということを第一としている。
対する札幌は奪ってから速いテンポでつなぐというスタイル。スタッツを見てもわかるとおりほぼ札幌がボールを持ち、浦和が奪ったタイミングでカウンターを仕掛ける展開に。

浦和はシュートまでほとんどいけず、札幌はシュートは打てども精度が足りずという状態が続きスコアは動かず。

後半
後半も前半と流れは変わらず。

交代した辺りから徐々に流れが変わる。
まずは71分に札幌が先制。再三ゴール前へ侵入されていたが揺さぶられてフリーになったルーカス フェルナンデスにビューティフルゴールを決められ失点。

浦和側は失点後から徐々に圧力を強めてゴールに迫るシーンを増やしていく。
そして89分、ついに追い付く。
大久保のシュートがエリア内にいた福森によってブロックされるが手を使っているということでPKをゲット。
しっかりショルツが決めて同点へ。

その後お互い攻めるが決めきれず。
手痛いドローで引き分け。

◎GK
・西川
キーパーとしての役目は果たせたがキックが不安定な場面も。
◎DF
・酒井
守備で1手遅れるシーンが散見された。攻撃はダイナミックさを見せた。
・岩波
やはり足元の不安定さが露呈するシーンが多し。ロングボールももっと有効つ使いたい。
・ショルツ
守備では問題なかったがパスがやや緩くなるシーンも。PKは流石の一言。
・大畑
攻守で奮闘。ロングボール主体の時は守備で、後半は前への圧力。

◎MF
・大久保
ロングボール主体の時間はドリブルでの突破はあまり見られなかったが、後半は崩す時に力を見せた。PKをゲットしたシュートでチームを救う。
・敦樹
持ち上がりや中への飛び込みなど見せ場はあったが…。もっと攻撃で違いを見せたい。
・岩尾
ロングボールでチャンスを作る。ただ繋ぐ展開は中々できないため守勢に回る時間が長かった。
・佳穂
プレスでチャンスは作ったがゴールまではいたらず。同じシチュエーションだったが今日は決められなかった。

◎FW
・リンセン
相手の嫌がるFW。シュートチャンスはありつつも決めきれず。
・ユンカー
以前と違いリンセンを使う選択肢が発生したことで孤立するシーンが減った印象。交代後は納得できず怒りを表すシーンも。

◎控え
・松尾(63分 ユンカーと交代)
やはり前線での守備については松尾に一日の長あり。ただシュートは入らず。
・明本(71分 リンセンと交代)
前線での強さとプレスは流石だがシュートが決まらず。
・柴戸(71分 敦樹と交代)
ボール保持でもたつきピンチも。ただ中盤の制圧は武器になるはず。
・関根(88分 大畑と交代)
特に印象のあるプレーはなし。
・モーベルグ(88分 大久保と交代)
久々に出場。特に印象のあるプレーはなし。

全体的な感想

とにかくシュートが入らない。

松尾も同じようなシーンでポスト、リンセン、ユンカーも入らず。チャンスは作れど決められなければ勝てません。

あと気になるのは繋ぎを諦めすぎ。前半のスタイルは後半からスタートでもいいと思うがダメなんですか？松尾、佳穂でプレスかけて後半からリンセン、ユンカーの方がより怖そうですが…。

次は10/29 アウェイの横浜F・マリノス戦です。やや期間が空くので、修正すべき点をしっかり修正して欲しいです。