2022明治安田生命J1リーグ 第12節 浦和レッズvs柏レイソル(A)

結果は0-0で引き分け。

メンバー

4-2-3-1。

ざっくり試合内容

前半
柏は高い位置での3バック。対して浦和はいつも通り後ろでボールを回しつつ機会をうかがう。

お互い決定機はそれほど作れなかったもののやや浦和側が多くチャンスを作れた印象。
特に13分平野からモーベルグへのパス、23分関根のシュート。42分頃の江坂からシャルクのヘディングなどチャンスは作れどゴールは割れず。

逆に28分に岩波のミスからかなり危ない状況となるがショルツのカバーで事なきを得る。

お互い譲らずの前半で得点は生まれずに終了。

後半
後半はじめは固い感じで進むが徐々にオープンな展開へ。

58分にシャルクがゴールを決めたもののオフサイドの判定。
66分には2度のピンチを招くが何とかしのぎ切り得点を奪わせず。

ACLの疲れが抜けきっていない影響でやや押される展開となるものの最後のところは割らせない。

AT中最後にショルツがバーにあてる惜しいシュートがあったが点は決まらず試合終了。

◎GK
・西川
安定しており見せ場らしい見せ場は江坂がファウルを受けた時に仲裁に入ったシーン位か。
◎DF
・馬渡
モーベルグとのコンビで惜しいシーンも作ったがゴールまでには至らず。
・ショルツ
経験からくる読みでピンチをカバー。攻撃でも持ち上がりで見せ場を作るなど不動のレギュラー。
・岩波
足元がお粗末すぎて狙われるシーン多々あり。
・明本
ボールを持たされた時とドリブルでの突破はあまり期待できないので相手の裏を狙うように意識した方がよい。

◎MF
・モーベルグ
かなり対策はされているがさすがに1対1に持ち込めばチャンスの匂い。馬渡とのコンビで崩していけそうなので練度を上げて欲しい。
・柴戸
試合中何度かある危なっかしいボールの扱いを減らして欲しいところ。その分守備では貢献。
・平野
現状ゲームメイクという点ではボランチの中では筆頭。あとはいかにゴールへ結び付けられるか。
・関根
正直に残念。奮闘しているのはわかるのだがゴールを全く決められないのはもはや呪いかなにかか。

◎FW
・江坂
珍しくファウルで激昂。恐らく疲れで思うようなプレーが出来ないというのもあるので一回外して休養させるべきでは？
・シャルク
オフサイドに引っかかるのは裏取りを続けている証拠。興梠程のキープ力はないがその分シュートのパワーがあるので積極的にミドル含め打っていくべき。

◎控え
・敦樹(68分 平野と交代)
良さを見せることなく埋没してしまう。もっとダイナミックな持ち上がりやゴール前への侵入が出来ればよかったが…。
・松尾(68分 モーベルグと交代)
相手が疲労したタイミングで投入したいのだろうが正直スタメンで見たい。特に松崎、シャルクと同時起用は見てみたいところ。
・佳穂(81分 シャルクと交代)
ゲームの流れを変えることは出来ず。シャルクと相性がよい気がするので同じタイミングで使いたい。
・宮本(81分 馬渡と交代)
馬渡と違いテクニックはないがその分フィジカルでは圧倒。ひたすら裏を狙い続けるのも意外とありでは？
・松崎(84分 関根と交代)
時間が時間なのでそれほど見せ場は無かったがやはり独特なドリブルはチャンスが生まれる予感。スタメンで見たい選手。

全体的な感想

やはり点が決まらない。特に前半は何度か決定機があったのでそこで決めていれば…。

いつも思うがスタメン選びは割と失敗している感じですね。
モーベルグを使う分逆は守備力のある関根にしてますが、むしろ松尾にしてもっと圧力かけた方がよかった気が…。

特に左SBが明本なので関根だと仕掛けられない分スペースも空かず内へのドリブルで誤魔化してる感じがなんとも言えません。

交代も正直遅すぎてあまり効力を発揮せずに終わってる感があります。特に松崎はもっと長い時間使ってしかるべき。江坂の代わりに中央においても面白いと思うんですけどね。

次は5/13 ホームでのサンフレッチェ広島戦です。鹿狩りをしたチーム相手にどれだけやれるのか。それでも勝って早めに順位を上げていかないといけません。