2022明治安田生命J1リーグ 第3節 浦和レッズvs湘南ベルマーレ(H)

結果は2-0で勝ち。

メンバー

4-2-3-1。ボランチを総入れ替え。柴戸はターンオーバーなのかメンバー外。

ざっくり試合内容

前半

戦術としては変わらずプレスを上手くかけてボール奪取。そこからの組み立てで攻める流れ。

全体的にボールの出し受けでズレるシーンがあり、お互いボールがキープしきれない。

そんな中、16分に先制点。
ショルツが中盤から相手ゴール方向へ鋭い縦パス。受けた江坂が左サイド深い位置へパスを送り、大畑が縦へ走りこんでマイナスのクロス。ゴールエリア中央フリーの位置で江坂がワンタッチでシュートを決める。

その後はやや落ち着き、浦和がボールを握って収めるシーンも多くなる。チャンスシーンも多数あったがやはり点が決めきれないのは一抹の不安がよぎりつつも前半終了。

後半

湘南はHTで2名交代。中盤と右サイドのテコ入れを図る。

やや強度が上がった湘南に対して浦和も強度を上げるために60分に3枚変え。

明本がSBに下がったため、前線の強度が少し落ちてしまうがしっかりとブロックで守備しているため最後のところまでは割らせず。

湘南にボールを持たせつつチャンスを伺っているとついに追加点が。

87分、敦樹から高さのあるパスを明本がゴール前で納める。味方の上がりを待ってやや強めのパスを左サイド奥へ。そこに走りこんだ馬渡が絶妙なトラップから鋭くゴールへ突き刺し2点目ゲット。

その後は粘り強く守り切りクリーンシートで勝利。

◎GK
・西川
今季初の無失点に貢献。何本か長いキックで無駄にしてしまうのは改善の余地あり。
◎DF
・酒井
相手に自由にプレーさせない強度の高い守備。時折見せる縦への走り込みはチャンスの匂いがする。
・ショルツ
守備での活躍は当たり前だが、攻撃でも有効な持ち上がりや1点目の起点となる縦パスなどMVP級の働き。疲れが心配。
・岩波
惜しいシュートや体を張った守備で得点を許さず。ボール回しについてはもう少しスピードと精度の向上を図りたい。
・大畑
先制アシストは彼のダイナミックな上がりから。ややプレーがズレる場面はあったがケガで出遅れていたことを考慮しても上出来。

◎MF
・松崎
ゴール前への顔出しやドリブルなど良さを見せたが、背負ってのプレーはやや穴になりそうな雰囲気。もっとプレー強度が上がれば得点に絡むシーンも増えるはず。
・平野
久々のスタメン出場だが前半でアクシデント交代。守備で頑張ったシーンで負傷は残念。
・岩尾
嫌なシーンは彼がカバーしてチャンスを作らせない。中盤の広範囲を監視してチームの安定をもたらす働き。
・関根
攻守両面で献身的な動きを見せる。数字での結果は出せていないがドリブル突破や食らいつく守備でチームを助けているのは間違いない。

◎FW
・江坂
序盤はやや省エネなポジショニングだがチャンスと見れば常に絡むのは流石の一言。ビッグチャンスは彼から生まれるがなんとか休ませたいところ。
・明本
FW→SB→FWと複数ポジションをこなしながらアシストも付ける。スプリント35本とある通りスタミナお化けぶりを発揮。次は得点が見たい。

◎控え
・敦樹 (31分 平野と交代)
緊急での出場だが中盤の守備強度を上げつついい飛び出しで惜しいシーンも。2点目の起点パスは風を考慮したナイスパス。
・大久保(60分 松崎と交代)
ドリブル突破や縦へのスピードで良さを見せる。今日1本良いドリブルがあったので次も期待。
・佳穂(関根と交代)
出始めはプレー判断が遅い感じもあったが、ボールキープなどで貢献。もっと調子を上げて欲しい。
・馬渡(60分 大畑と交代)
チームの勝利を決定付けた2点目のプレーは素晴らしい。今日は高い位置なので特にフリーランニングで嫌な位置にいたり相手にプレッシャーをかけるシーンもよく見られた。
・犬飼(83分 江坂と交代)
締めの3バックとして出場。ウェリントンに仕事をさせずシャットアウトに貢献。

全体的な感想

今日は5連戦の最後なので是が非でも勝ち点というか勝利が欲しいところでしたがしっかり勝ててようやく一安心。

2点決めて勝てたのはよかったですが、相変わらずチャンスでゴールが入らないシーン多めなのはまだまだ改善の余地アリということでしょう。

特にセットプレーは回数のわりに決めきれないのはなぁ…。今日は強風なのできつそうでしたが決めてもらいたかった。

と、改善はいろいろありますがまずは勝てたのが本当によかったです。

選手もモーベルグ含めようやく揃いそうなのでここからは勝ちを摘むようにしていきたいですね。

次節は3/13 アウェイでサガン鳥栖戦です。勝てていないチームではありますが、油断ならない相手だと思いますのでしっかり休んで向かってもらいたいですね。