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2022明治安田生命J1リーグ 第28節 浦和レッズvs鹿島アントラーズ(A)

結果は2-2で引き分け。

メンバー

4-2-3-1。スクランブル体制となった。

ざっくり試合内容

前半
直前でコロナやケガなどベストメンバーが揃わない中での鹿島戦。

浦和は繋ぎ、鹿島は早いテンポで縦へという形のゲーム。
序盤からお互い殴り合いをするが16分に鹿島が先制する。

左サイドゴールエリア前にできたスペースで樋口がボールを受けると、素早いターンからクロス。走り込んだカイキにヘディングを入れられて失点。

27分にもゴール前からカイキが打ったミドルシュートを彩艶が上手く弾けずゴールに。

2点差に離されたが30分に反撃の狼煙を上げる。
右サイドで宮本がボールを呼び込んだ佳穂へパスを出す。ワンタッチでマイナス方向に走り込んだ関根へ渡すと中央にいる岩尾へパスを出す。ダイレクトで松尾へ送り反転してシュートを打つと相手DFに当たってコースが変わりそのままゴールへと吸い込まれる。

鹿島がリードした状態ではあるが1点返して前半を終える。

後半
HTで守備位置などを調整し後半に突入する。

前半と比べややスムーズにプレー出来てきたのか鹿島ゴールを脅かすシーンが増える。

66分に松尾が惜しいシュートを放つものの相手キーパーのセーブにあって得点ならず。
しかしその後69分にゴールエリアやや左でフリーキックを得ると、岩尾のキックにニアへ飛び込んだ岩波が軽くヘディングでそらすとゴール右にコースを変えてゴールになる。

その後は一進一退という状況だったがAT2分にビッグチャンス。
ショルツが中央に持ち上がり、右サイドへ山なりの縦パス。シャルクがボールを受けてカットイン。左から走り込んだ明本へパスを出すものの後ろからDFにタックルでブロックされゴールならず。

同点で試合終了。

◎GK
・彩艶
久々の出場だが悔しい出来だった。2点目のシュートセーブはボールの下で防いだ結果ディフレクションでゴールに吸い込まれる不運。
◎DF
・宮本
やはり課題のバックパス選択の多さが気になる。守備面では問題ないがあまりにも攻撃の選択肢として選べない。後半最後の方は前目でワンツーなど良い面もあった。
・岩波
2失点目のブロックはやや気になったがそれ以外は攻守においてよかった印象。2点目のヘディングによるすらしは流石。
・ショルツ
安定したプレーで相手FWを好きにさせず。終了間際の持ち上がりは圧巻。
・大畑
今日は左上がり戦術だったので攻撃も積極的に参加。後半のトライアングルは可能性を感じる。

◎MF
・関根
対面の安西を封殺したのはよかったが、モーベルグと比べると攻撃面では物足りなさが目立つ。
・敦樹
後半左サイドに移るまでは悪い意味で消えていた。左サイドに移動後は松尾、大畑とのコンビネーションで相手左サイドを崩す。
・岩尾
試合中の戦術対応は欠かせない武器。今日は2アシストの大活躍でチームを救う。
・松尾
左サイドの人材がいないため急遽ポジションを変えての出場。シュートで相手を脅かす。久々のJゴールで次も得点を狙って欲しい。

◎FW

・佳穂
やや審判の判定にナーバスになるシーンが多かった。プレス強度はよかったがやや物足りない出来。
・ユンカー
相手の脅威にはなっていたがゴールには結びつかず。やはり途中交代での出場がベストか。

◎控え
・柴戸(67分 ユンカーと交代)
攻撃、守備で強度の高さを活かしたプレーで中盤を走り回る。相手をはがずプレーなどいい動きを見せた。
・明本(78分 佳穂と交代)
前でのプレスは相手に自由を与えなかった。シャルクからのパスは右足ワンタッチで決めたい。
・シャルク(90分 松尾と交代)
久方ぶりの出場でミスもあったがビッグチャンスを創出。もう少し長い時間見たい。

全体的な感想

前半はバランスも悪くかなりキツイ状態でしたが、後半の出来を考えると勝てる試合でした…。

やはりスタメン組で抜けたところはまだまだ力が足りないなというのがよくわかりました。

次は9/10 ホームの柏レイソル戦です。出来るだけ上の順位を狙うため勝ち点3を狙って欲しいです。


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