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2022明治安田生命J1リーグ 第29節 浦和レッズvs柏レイソル(H)

結果は4-1で勝ち。

メンバー

4-2-3-1。ベストメンバーが揃わない中センターラインの選手はなんとか確保という感じ。

ざっくり試合内容

前半
直前でメンバーが抜けるアクシデントはあったが、戦える面子は揃っているのでなんとか試合に臨む。

やや不安のある中浦和が早々に先制。
7分、知念から中央の大久保へ縦パスが通る。ボールを奪いにきたDFを躱すとドリブルで持ち上がりギリギリのタイミングで松尾へスルーパス。ワンタッチで左足のシュートを流し込んで1点目。

24分にも同じような流れで追加点。
最終ラインに降りていた岩尾から中央の敦樹へ縦パスが通るとそのままゴール前へスピードの速いパスを通す。キーパー、DFのポジショニングが中途半場なためシャルクがキーパーと1対1になり1度目は防がれるがこぼれ球を押し込んで2-0。

飲水タイム後に柏が修正するかと思ったがその様子もなく、混乱は続いたまま浦和が責め立てる。
34分に関根がペナ角に侵入してクロスを選択するものの相手DFに防がれる。
35分、前半AT2分とセットプレーで惜しいシーンがあったが得点にはならず。

浦和が終始押し込み2-0で前半を終える。

後半
後半柏も修正してきたがここから荒れた展開となってしまう。
前半も危険なプレーがあったが51分に宮本への危険なタックルで細谷にイエロー。その前の大久保に対しても危なかったがそちらはファウルにならず。
続いて53分、55分と柏側にイエローが提示され柏側がそういうプレーでしか止められないという状況。

そなるとFKを得た浦和は押せ押せの雰囲気となる。
57分に右コーナーからのボールを明本が左アウトでのトリックシュートを打つと入りそうなギリギリのタイミングで知念が押し込んで3点目。ショルツがややオフサイドかというところだったがVARチェックで問題なし。

63分にもシャルクがゴール前へ侵入しシュートを放つもキーパーに防がれる。

柏も68分にシュートを放つが彩艶の超反応セーブで防がれる。
69分にも武藤の右足アウトのシュート、加藤のシュートを止めるなど今日はセービングがさえわたる。

浦和がボールを握ってミスが合った時以外は柏のチャンスはほぼない状態で83分に関根がPKをゲット。
ショルツがしっかり叩き込んでゲームを終わらせる4点目。

あとはシャットアウトできるかどうかという状況だったが89分、ゴール前で柴戸がコントロールミスからボールをカットされてしまい失点。1本目のシュートは防いだもののこぼれ球までは防ぎきれず。

その後は油断せずにゲームを進め試合終了。

◎GK
・彩艶
やや不安定なプレーも見えたがビッグプレー連発で失点を防ぐ。
◎DF
・宮本
以前の反省を活かして攻撃では前への積極性を発揮。危ないミスはあったが最適なプレーは積み重ねが必要。
・ショルツ
言うことなし。岩波が居ないなか宮本と知念のカバーをしつつセットプレーでも強さを発揮。
・知念
ショルツのカバーはあったものの名古屋戦の借りを返すプレーを見せた。得点はほぼ明本だがよく詰めた。
・明本
強度の高さで前の選手をサポート。シュートはアレだがおとりやコンビネーションなどで良さを発揮。

◎MF
・関根
守備面での貢献だけでなくPK奪取するドリブルでも存在を発揮。できれば得点を取りたいがシュートはDFにブロックされてしまう。
・敦樹
プレーエリアを見た通りBox to Boxで活躍。中盤の高い位置でのプレーは攻撃全体の厚みを持たせる。
・岩尾
浦和の攻撃をつかさどるプレーが冴える。84分まで引っ張るのもわかるクオリティ。
・大久保
トップ下というかIHでのプレー。ドリブルで培ったテクニックで相手を剥がすことでチャンスを量産。

◎FW

・シャルク
待ちに待った得点ゲット。左SHもしくはWGでのプレーが今は最適解か。よくオフサイドに引っかかっていたプレーがここにきて精度を増してきた。守備もサボらず献身的にプレー。
・松尾
前半早々の得点は松尾のお家芸か。やはりプレスバックなど守備面を考慮すると松尾がファーストチョイスになるもの致し方ない。

◎控え
・江坂(66分 シャルクと交代)
1日のみの練習ということで頭と動きが一致出来ていないように見えた。次回以降の試合ではもっと精度の上がったプレーを見たい。
・松崎(66分 大久保と交代)
ドリブルやシュートなどアピールが先行したか。少々プレー強度が足りないシーンもあるがこれは慣れの部分もある。
・ユンカー(71分 松尾と交代)
すでに勝敗がほぼ決した中かつ後ろで回す時間が多いこともあり活躍の機会は少なかった。
・柴戸(71分 敦樹と交代)
失点になるミスについては場所と時間など状況判断力をもっと上げるべき。しかし中盤での受けや前への飛び出しなど良い点もある。
・安居(84分 岩尾と交代)
短い時間だが中間で受ける、ワンタッチプレーなど素養の高さを見せた。

全体的な感想

ベストメンバーから6人、控えではDFが居ないという状態で不安もありましたが終わってみれば圧勝の4-1。

シャルクのJ1初ゴールや知念の名古屋戦リベンジなどポジティブな要素も多く見ていて安心できるゲームでした。

柏側が中盤スカスカだったのでみんなのびのびプレーしてたのが印象的。
修正した後もサイドをよく使って崩すなど戦術というか戦い方の確立が出来ているのが印象的。

言い方は悪いけど、多少戦力的に落ちてもこの戦い方が出来るのであれば早々負けることはないと思います。

あとは細かいミスだったりをいかに少なく出来るかというところでしょうか。

それにしてもシャルクのゴール後の喜びようが凄かったwあれだけ気合いれてプレーしてくれるのはサポとしては応援せざるをえない。

次は9/14 ホームのセレッソ大阪戦です。ルヴァン合わせると3連戦みたいなものなのでしっかりと叩いておきたい。


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