2022明治安田生命J1リーグ 第31節 浦和レッズvsサンフレッチェ広島(A)

結果は1-4で負け。

メンバー

4-2-3-1。リンセンがベンチ入り。

ざっくり試合内容

書きたいところですが、精神的に辛すぎるので完結に。

全体通して意思統一出来ていないプレーが多い。
特に1点目の失点シーンはお互いどうするかの理解が全く出来ていないためミスになりゴールを奪われてしまった。

パスに関しても受けては足元、出してはスペースで受けてもらう前提なので相手にカットされる始末。
どう考えても動いてもらわないとプレスにハマってしまうのは明白なのに、動いて受けないから奪われてカウンターというシーンが多発。

兎に角攻守にわたって中途半端さがにじみ出ている状態なのでとても広島相手に勝てる内容ではなかった。

1-4という結果は非常に妥当だと思われる。

◎GK
・西川
逆光等の影響もあったがミスはミス。今日の出来であればザイオンに交代するのも手では？
◎DF
・酒井
縦突破やコンビネーションでの崩しに対して対応できずファウルを取られるシーン多し。
・岩波
正直ボールを預けるとハイプレスでは怖さが目立ってきた。余裕を持ったプレーが出来ないので苦し紛れのロングボールになってしまう。
・ショルツ
孤軍奮闘という言葉が思い浮かぶ。クリアが短くピンチもあったが相手についた際には自由なプレーは許さず。
・大畑
攻められる展開が多く守備に回って良さがあまり出せなかった。

◎MF
・大久保
セットプレーでのキックはよかったが…。ドリブルでの縦突破が少なく
・敦樹
正直にほぼ印象がない。
・岩尾
1点目のミスはらしくないミスではあるが、その後も失点シーンでつき切れずゴールを許すなどやはりハイプレス環境でのプレーに不安が見られる。
・松尾
序盤はサイド、途中からトップ位置でのプレーに変更。最近は選手間の距離が遠いので良さを十分に生かせていない。

◎FW
・佳穂
前の試合に比べ怖い位置でのボールロストは減った。ただフィニッシュワークでは怖さがない。
・江坂
序盤はポストプレーで潰されるシーンが多かったが降りて組みたてるようになるといい動きになった。ただ周りと意図が合わないというか理解されないプレーもあるのが気になる。

◎控え
・ユンカー(62分 松尾と交代)
今日はプレーで笑顔が見れたがリンセンとのコンビは強力な武器になりそう。
・柴戸(62分 敦樹と交代)
意地の1点はよかったが意図が合わないパスなどでピンチを招く。ただ動きの質はよいのであとは足元さえ伴えば…。
・リンセン(62分 佳穂と交代)
得点こそ無かったがセットプレーでのアシストを記録。ボールがもっとくれば得点するのも時間の問題か。
・関根(70分 大畑と交代)
状況として難しいところではあったがボールを奪われるシーンもあり結果は残せず。
・明本(87分 大久保と交代)
強さは見せたがテクニックがやはり足りず。アタッカーとしての個を活かすなら前でプレーさせるしかない。

全体的な感想

妥当という言葉しかない試合でした。

これだけ質の低いプレーしてれば勝てないわなという感じですね。
柴戸の評価でよく書いてましたが、チームのボールを止める蹴るの質が低すぎて相手からしたら楽な試合だろうなという印象。
ロングボールのトラップもですが、狭い空間でのワンタッチパスも精度が高ければ高いほど崩せる可能性があがるので徹底的に鍛えるべきでは？

あとは意思統一のなさでしょうか。
出してと受けてでパスの意図が違い過ぎてスペースに出して相手に取られるシーンが多すぎて笑ってしまいました。
守備も受け渡しやはめ込みも失敗して失点を重ねるという負の循環。

あと数試合で改善できるかは不明ですが、来年を考えるとここでしっかり修正しないと致命的です。

次は10/8 ホームのサガン鳥栖戦です。リンセンが戦線復帰したので来年に向けて調整の意味も込めて試合時間を増やして欲しいのと、若手にも出番を与えて欲しいですね。