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2022明治安田生命J1リーグ 第20節 浦和レッズvs京都サンガF.C.(H)

結果は2-2で引き分け。

メンバー

4-2-3-1…ではなく3-5-2。関根がSBとWBを兼任。


ざっくり試合内容

前半
頭から3バックという前回の攻撃的な布陣を継続していく浦和。

京都もアグレッシブなスタイルでボールを握りながら攻め、浦和はボールを奪ってから速い展開でゴールに迫る。

あとはゴールという浦和だったが、前半早々に得点が生まれる。
ゴールから離れた位置でのFKから一度は弾かれるものの、サイド競り合うようなボールを上げると、相手DFの手が岩波の顔に入ってPKをゲット。
キッカーはショルツではなくモーベルグ。キッチリ左に決めて幸先よく先制。

その後は京都も攻勢を強めるものの、しっかりとした浦和の守備ラインによってゴールを割れず。
35分頃には松尾が単独突破からPKをゲット。
またもモーベルグがキッカーを務めるが、今度はコースが甘くキーパーに弾かれて得点ならず。

前半終了までに何度かチャンスはあったもののキーパーに防がれ追加点ならず。

後半
後半頭から3人チェンジ。
ボールの引き出しとつなぎ役を増やして右サイドの圧力強化。
相手の疲れもあるのか浦和ペースに徐々に傾いていく。

しかし54分にCKから武富に恩返しを食らい、その直後に連携ミスから相手にボールが渡り逆転を許してしまう。

しかしここから浦和が押し込み始める。
57分には岩波から中央江坂、ゴール前へのスルーパスに松尾が反応してシュートまで持ち込むがボール2個分ゴールから外れてしまう。

流れは掴んだまま、57分にファウルを受けたところからクイックリスタート。岩尾が右サイドフリーのモーベルグへパスを出し、1対1で相手の間合いを外すとゴラッソを決めて同点。

88分には松尾の落としを江坂がスーパーボレー。しかしこれはキーパーに止められてしまう。
AT2分には右サイドの長いボールをモーベルグが追い付き、敦樹がボールをワンタッチで中央へ送ったところを松尾がシュート。しかしバーに阻まれ入らず。

結局得点は生まれず2-2の同点で試合終了。

◎GK
・西川
1点目はともかくとして2点目は…。正確に蹴れないのであればあれは大きく出すべきだった。
◎DF
・酒井
3バックの右、というよりはほぼWBな位置で攻撃参加。モーベルグとのラインは安定感が出てきている。
・ショルツ
ウタカ相手にやや苦労する場面はあったが安定した守備で2点目以降はとらせず。
・岩波
PKゲットや守備など今日は良い点が多かった。
・関根
まさかのサイドバックでの出場。実際にはWBの位置での攻撃参加ではあるが、守備時にはSBとして奮闘。松尾、大久保とのドリブラーコンビネーションはかなり脅威になっていた。

◎MF
・モーベルグ
PKは2本決めて欲しかったが、ゴラッソで失敗を取り戻す。ゴール前1対1をいかに作り出せるかで得点も増えてくると思われる。
・敦樹
気合が入りすぎているのか危ないシーンもあったが徐々に安定。攻撃よりは高さ、強さを活かした守備で貢献。
・岩尾
中盤のフィルター役をこなしつつ得点に結びつくパスを供給。スタミナ面で不安は残るが、外せない選手になってきた。
・大久保
個人的にトップ下でプレーするといいと思っていたが実際よかったという印象。あとは点かアシストで数字を残したい。

◎FW

・松尾
かなりチャンスやシュートシーンは見られたものの最後のところが決まらない。彼が決めて入れば…というシーンが最低3回はあったので1つは決めて欲しかった…。
・明本
相手DFとの空中戦やポストプレーなど体を張る。筋肉系のケガなのか前半で退く。

◎控え
・江坂(HT 明本と交代)
動きは上々だがポストシーンで相手プレスによりロストすることが多い。この辺りは何が原因か不明だが改善しないといけない。スーパーボレーはスーパーなキーパーに止められてしまった。
・大畑(85分 関根と交代)
短い中での出場だが最後のチャンスシーンでクロスを上げなかったのが悔やまれる。

全体的な感想

点は生まれたが…。

松尾はあんだけチャンスがあったのだから1点は決めて欲しかったところ。
とは言えモーベルグがPK決めていればという話もあります。

布陣としては後半の面子でスタートから見たいなという感じですが、明本も欲しいんですよね。守備強度考えると明本欲しいけど関根がいた方が攻撃ではバリエーションは増える悩みどころ。

来週あたりにリンセンも合流するでしょうし、この路線継続でいってもらいたい。チャンスは作ってるのであとは決めきる感覚を取り戻してもらえばいけるはずなんだ。

次は7/10ホームのFC東京戦です。3連戦の最終戦ですが勝って順位を上げたい。




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