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2022明治安田生命J1リーグ 第14節 浦和レッズvs鹿島アントラーズ(H)

結果は1-1で引き分け。

メンバー

4-3-2-1…実は3-3-2-1-1。宮本関根がWBで明本が左CB。岩尾アンカーのIHが柴戸敦樹。

ざっくり試合内容

前半
前節マリノス戦から中2日で実施の試合。スタジアムもチケットは4万以上が販売された中ビジュアル含めこの一戦は負けられないという雰囲気に。

前節の反省を活かして3バック(5バック)で挑むものの試合開始直後はややポジショニング等でぎこちない状態。

失点に気を付ける必要があるが早々に奪われてしまう。

6分左サイドからのサイドチェンジで関根と柴戸の中間地点にいる選手へボールが渡ると中央の上田に渡ってシュート。西川が防ぐものの跳ね返りを決められ失点。

丁度中間中間にいる選手がボールに絡んで決められてしまうのはポジショニングの悪さというか戸惑いの問題か。

その後は落ち着くもののやや鹿島側がプレッシングで押し込んでくるためボールは持てるものの中々チャンスは作れず。

ただ、何度かチャンスが出来た中で40分のプレーで同点に追いつくきっかけに。
左サイドで前節岩波が見せたようなタッチダウンパスを前線へ。走りこんだ明本がラインギリギリでクロスを上げると相手DFに当たり残ったボールはキーパーがキャッチ。ハンドをアピールするもののそのままプレー続行される。
ボールが切れたところでVARからのOFRでPKゲット。
キッカーはショルツ。コースは読まれていたもののスピードのあるボールを左に叩き込んで同点。

その後はやや押し込み気味だが点は生まれず前半終了。

後半
後半はややフォーメーションを修正するものの基本形は変わらず。

前半よりも整理できているのか50、51分とゴールに迫るものの決めきれず。

61分には明本がプレスをしかけられボールを失うと一気にゴールに迫られるが岩波が上手くカットして難所を凌ぐ。
67分にもクロスからのヘディングを西川がセーブするなど緊張感がある展開が続く。

69分に左コーナー手前でファウルを受けると岩尾のFKから明本がヘディングで合わせてゴール!かと思われたがその前に岩波のプレーでファウルを取られて幻のゴールに。

75分に素早い展開からシュートを打たれるがまたしても西川がビッグセーブ。

松尾が抜け出して打ったシュートもキーパーに弾かれ、ロスタイムには岩尾のナイスミドルもバーに当たりゴールならず。

お互い死力を尽くしたゲームは同点で試合終了。

◎GK
・西川
失点のシュートは相手のシュートが強すぎた。今日もセービングがさえわたりチームを救う。
◎DF
・宮本
守備強度と上下動のタフさを見込んでの起用か。やはりまだまだ慣れていない部分はあるが、クロスやインサイドでのプレーなど光るものがある。
・ショルツ
PKをしっかり決めるなど毎試合頭が上がらない活躍。試合後のインタビューでは大きなため息をつくシーンもあったので報われて欲しい。
・岩波
前節に続いてVARに泣く結果に。守備で安定してきたがまだまだ近いパスは怖いものがある。
・明本
足元のつたなさがもろに出てしまった試合だった。守備でのミスからピンチを招くが攻撃では同点となるPKをゲットするなど高い位置で使いたいが…。

◎MF
・敦樹
前への顔出しで攻撃に厚みをつけるシーンもあったが守備で奮闘するシーン多し。流経の先輩後輩コンビは息のあっていそうな感じもしたので今後に期待。
・柴戸
今日は意識の高さもあり、相手を剥がして持ち上がりや前へのパス供給などいい印象。これを継続してくれればファーストチョイスになりえる。
・岩尾
前半はじめはバタついていたが流れが安定してからはバランス取りに腐心する。以前よりは前向きなパスが増えているがもっと速いテンポを意識する必要あり。
・関根
失点に繋がる守備での意識の甘さというか位置の悪さを改善する必要がある。やはり攻撃では全く物足りない。

◎FW

・江坂
リフレッシュした状態で出場だが前半はほぼ見せ場なし。後半やや持ち直したがブレイクスルーしないといけない。
・ユンカー
再三相手のDFと駆け引きを繰り返す。ゴールこそ生まれなかったものの戦術的に彼を活かす傾向になってきたのは良い兆候か。

◎控え
・大久保(74分 関根と交代)
時間的に短いなかでも前節に引き続きらしさを見せるプレー。守備強度から考えると関根先発はわかるが攻撃では間違いなく大久保に軍配が上がる。
・シャルク(74分 敦樹と交代)
徐々にコンビネーションの質も上がっておりゴールに近いところでプレーさせたい。
・松尾(82分 江坂と交代)
もっと早く出場させるべきだった。トップ下での出場だが攻撃での意識の高さを見せてチャンスに絡んでいく。
・知念(82分 明本と交代)
関根の位置に明本を置いて知念先発でもよかったのでは?短い時間ながら素早い判断でボールを動かし、高さでも負けないところを見せた。

全体的な感想

やっぱりフィニッシュが…。

しかしインテンシティの高い試合で見ている分には非常に面白かった。
少々明本がディフェンス時のミスが多く見られたのは気になりましたが、逆に攻撃では押し込んだ時の迫力はあったのでやはりボールコントロールの問題かな。

チーム事情の問題もありましたが、いい加減ボランチは固定気味にした方がいい気がします。どうしても各試合で構築するという感じで前半を無駄にするケースが多く、前線はともかく中盤底とDFはある程度固定にしないと戦術的にキツイ状態になりやすいですし…。

試合自体は反省点はありますが面白かったのでよしとしますが。

試合前と試合中、試合後含めて未だにわかっていないサポもどきが大勢いたようです。
自分たちの行動がどう評価されているのか客観的に一度見てみた方がいいですが自分によってる人間には無駄なのかもしれないですね。

次は5/25 アウェイのセレッソ大阪戦です。相手は勝った次の試合なので乗せてくると思いますがそこを跳ね返して久々の勝利が欲しいところ。



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