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2021シーズン 明治安田生命J1リーグ 第9節 浦和レッズvs徳島ヴォルティス(H)

結果は1-0の勝ち。

メンバー

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前節と同じく4-1-4-1。柴戸から敦樹へスタメン変更。

ざっくり試合内容

前半
やはり一日の長がある徳島がゲームをコントロールする展開。

浦和側がプレスにいくものの上手く剥がされるシーンが多くなかなか攻撃するタイミングがつかめない展開。特に左サイド(徳島から見て右サイド)でボランチやIHが絡みギャップを作ることで明本を下げさせて前に行けないようにしつつ、右サイドから仕掛けるような展開がよく見られました。

しかし前半の終盤からは浦和側もある程度適応したのか、徐々に攻撃でチャンスを作るシーンが出てきました。惜しいシーンはあったものの前半はスコアレスで終了。

後半
後半頭から岩尾が出てきたので、気を引き締めないといけないところでしたが前半の流れをそのまま引き継いだ展開。

相手のプレスを上手く躱したりファウルをもらうことでこちらのペースで試合は進み、60分ついに得点が。

左CKでショートコーナーから山中の高精度クロス。上手く相手を剥がした関根が難しい戻りながらのヘディングでゴールに叩き込み先制。鹿島戦で取り消されたヘディングのように素晴らしいゴールでした。

その後は何度か攻め込むもののゴールは割れず、終盤は守勢に回りつつもしっかり逃げ切って勝利。

◎GK
・西川
2戦連続シャットアウト。今日は西川が救ってくれた試合だった。
◎DF
・西
前半は強度の高いプレスにかかることもあったが徐々に対応。高い状況判断能力とボールテクニックを見せた。
・岩波
序盤に危険なパスミス。守備の時もだが判断の悪さを改善する必要あり。
・槙野
対人の強さを発揮して相手FWに仕事をさせず。
・山中
守備の時間が多く、あまり前線まで顔をだしてのクロスはなかったがセットプレーの質の高さは流石。まさに飛び道具。

◎MF
関根
今日もバチバチにファイト。決勝点のヘディングは戻りながらの難しいものだったがしっかりと叩き込む。
・伊藤敦
前半は相手のプレッシャーからあまり前を向いてプレー出来ず。後半はらしさを発揮して相手ボールを刈り取るなど仕事を遂行。
・武田
前半早々に負傷交代。重症でないこを祈る。
・小泉
前半終わり近くまでは守勢に回っていたため良さをあまり出せず。前半終わりから浦和側の攻勢が強くなるたび存在感を増していった。終盤の相手クロスなどを先回りしてヘディングで掻き出すシーンは急所がわかっている証拠。
・明本
前半は後ろを気にしすぎて中途半端なポジショニングを注意されていたが、しっかり整理した後は無尽蔵のスタミナを活かして攻守で活躍。おしいシュートは相手キーパーが素晴らしかった。

◎FW

・武藤
前半はあまり良さが出なかったが、徐々に気の利いたプレーが効果を発揮。ファーストチョイスになる理由がよくわかる。

◎控え
・杉本(11分 武田と交代)
前節はただの奇跡だったのか。プレスに走るのはいいが、明らかにワンテンポ判断が遅い。空中戦で勝ってもトラップが離れるため相手ボールになることがしばしば。
・柴戸(85分 武藤と交代)
短い時間ながらも相手を潰す仕事を遂行。
・宇賀神(90+5分 関根と交代)
時間が短いため印象なし。

全体的な感想

リカルドの古巣である徳島との対戦。やはり相手の方がチーム完成度が高いのはわかっていましたが、こちらは選手一人ひとりのクオリティの高さがカギになると予想していましたが割とその通りでしたね。

序盤は武田の負傷もありチーム全体がバタバタして終始相手ペースでしたが、徐々に慣れてきたのもありこちらペースに。

そしてクオリティという意味で飛びぬけている山中の左足で勝利をつかみました。

試合に勝ってよかったですし、今後に向けて非常に弾みはついたのですが…。

何度も何度も書いているので自分自身も飽き飽きしている部分はありますが、杉本と岩波を何とかして欲しい。

岩波はポカミスが多く、特にプレスされるとキック精度が極端に落ちるのは何とかしないと致命的。マリノスや鳥栖戦なんかはその典型でした。

あとは杉本。はっきり言って状況判断能力が低いため、守備もですが攻撃でも何度もチャンスを潰し過ぎていると思います。今日も走りこめばシュートまで行けそうなシーンがありましたが、ちんたらして不意にするのを見るのはもう勘弁してくれ。

これ以上愚痴ってもしゃーないのでこのあたりにしておきます。

Jリーグは4/18 アウェイのセレッソ大阪戦です。上位との対決ですがなんとか勝ちたいところ。


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