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2022明治安田生命J1リーグ 第16節 浦和レッズvsアビスパ福岡(A)

結果は0-0で引き分け。

メンバー

4-2-3-1。

ざっくり試合内容

前半
福岡相手ということでボールを握ることは明白。
ただ持たされてしまうのか、能動的にボールを動かせるのかが焦点。

開始直後から浦和側は縦の意識が強く、福岡が対応しきれないシーンを多く作り出す。
5分には松尾のシュートがディフレクションしたボールに明本が反応したシュートを打つがブロックされる。

14分にも敦樹が松尾へ縦パス。DFに阻まれるもののセカンドボールを佳穂が奪ってシュート。右へ大きく外れるものの積極性をみせる。

24分にはシャルクとのコンビネーションで抜け出した大畑がゴール前へグラウンダーのクロス。松尾が走りこんでスルーするが明本が反応しきれず相手ボールに。

逆に福岡は40分頃までほぼノーチャンスでこの1本程度。

圧倒的に押し込むもののはやりノーゴール症候群を発症して0-0で折り返す。

後半
後半も前半同様浦和側が押し込む展開が続く。

55分に左サイドでシャルクがボールを受けると強烈な右足でのシュートを放つがキーパーにセーブされる。

78分にはゴール前で佳穂の強烈なシュート。キーパーが弾いたボールを関根が奪いクロスをあげるものの反応出来る選手がおらず掻き出される。

84分、89分とピンチを迎えるものの集中してゴールは割らせず。

AT2分にはセットプレーで残っていた岩波がフリーで受けるもののキーパーへ渡ってしまう。

最後の最後にショルツがシュートを放つものの力なくキーパーにキャッチされ試合終了。

◎GK
・西川
プレーは全体的に問題ない印象。ただ時間を無駄に使うシーンがあったがなんのためだったのか不明。
◎DF
・宮本
対面を抑える役割を遂行。攻撃時にはサポートする役割が多かったがクロスを上げるシーンも。
・ショルツ
いうことなし。とにかく彼の頑張りに答えるためにも勝利を。
・岩波
前節と比べて前へを意識したパス出しや持ち上がりなど改善されていた。セットプレー時には不用意なファウルがなかったので次節以降出場する場合は継続して欲しい。
・大畑
スピードを活かした守備でピンチを防ぐ。攻撃では深いところまで入り込んでのクロスなどお手本を見せた。

◎MF
・明本
やはり高い位置でプレーする方が持ち味を生かせる。ただしシュートをはずす、パスを感じられないなどプレーの精度をもっと上げなければならないところが散見。
・岩尾
今節も中盤でバランス取り。縦パスは増えつつあるもののまだ急所を突くパスは少ない。セットプレーのキッカーを務めているがワンパターン気味。
・敦樹
開始直後は守備で消えていたが徐々に攻撃で目立つ。オフサイドを取られたシーンはしっかり決めていれば…。
・シャルク
全力でボールを追う姿は非常に心強いがシュートチャンスではもっと右足を見せつけて欲しい。

◎FW

・佳穂
ボールキープやパスなどは良かったがシュートは少ない。チャンスの高いプレーを選択しているのだろうがシュートを打たなければゴールは生まれない。
・松尾
やはり松尾が前線にいることでコンビネーションプレーでの崩しができている。スルーなど視野の広さを活かしたプレーをしているがFWで出ているのであれば傲慢にゴールを狙うべき。

◎控え
・大久保(76分 シャルクと交代)
攻撃のパターンが停滞した時はやはりドリブルで崩せる選手が必要。ただ時間が短いのでもっと早いタイミングで交代してもよかった。
・関根(76分 宮本と交代)
ドリブルで押し込むシーンはよかったが守備時に危険な位置でファウルを犯すなどチームにピンチを招く。
・江坂(80分 佳穂と交代)
リフレッシュしたのかプレーにキレが戻る。繋ぎの部分では佳穂に分があるがシュート意識などは江坂の方がよいので悩みどころ。

全体的な感想

ここまで入らないとほんとに呪いみたいものを感じますね。

それはそれとして、今日CL決勝のリバプールがうちみたいだなぁと思いました。シュートをいくら打てども入らない。それによってサポもイラついて空気が悪くなる。

もちろんクルトワが凄すぎたのもありますが、メンタル的に負けてたんでしょうね。今のウチもそれに近いものを感じます。

ファイナルサードまでの崩しについては今節はよかったと思いますが、最後のディティールがとにかくダメでした。シュートを決めるという部分はテクニックというよりはメンタルの部分が重要なのでは?と最近思うようになりました。

今回の場合、松尾のスルーしたプレーなんかもそうですがもっとどん欲にゴールを狙うプレーをしないといけないでしょう。ユンカーは外してもとにかくシュートを打ってますしね。

一旦天皇杯を挟みますが、リーグはとにかく勝つために泥臭いプレーをもっとすべきだしシュートを枠に向かって打つべき。

次は6/1 天皇杯の福島ユナイテッドFC戦です。油断していい相手ではありませんがまずは点を決めて勝つことを思い出して欲しい。



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