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2021シーズン 明治安田生命J1リーグ 第35節 浦和レッズvs鹿島アントラーズ(A)

結果は0-1の負け。

メンバー

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4-2-3-1。酒井、柴戸がおそらく負傷による欠場。ユンカーは復活。

ざっくり試合内容

前半
前半はとにかく鹿島ペースで試合が進む。

浦和としては最終ラインからCB+ボランチ1枚でボールを回す予定だったが、想像以上にプレス強度が高くなかなかテンポよく繋げない。

また長いボールを蹴ってもセカンドボールをほぼ拾われ常に攻撃を仕掛けられる。

特に如実だったのが、ボールを奪った直後に速いテンポで縦へのボールを繰り返しだすこと。相手陣地に押し込むことでスタッツでシュート0だったのが結果として出ている。

そうして何度もCKを与えているうちに決壊。36分にコーナーの折り返しから決められてしまう。

得点を取り返そうにもゴール前にボールを運べず前半を終えてしまう。

後半
HTで選手交代を行い、最終ラインのボール回しもボランチは下がらず定位置で受けることで前に供給することができるようになった。

しかし相変わらずプレス強度も高く、最終ラインが固いためそこまでチャンスを創出することができない。

終盤になって何度かチャンスも出てきたが最後の精度が足りず、得点も動かない状態でタイムアップ。


◎GK
・西川
パスでミスになったのがいくつかあったがシュートストップで追加失点を許さず。
◎DF
・西
酒井と比べるのは酷だが守備が軽いため狙われる。縦に勝負できないためあまり怖さを見せられず。
ショルツ
彼が悪いわけではないがクリアボールがほぼ敵に渡ってしまっていた。スピードで裏を取られるシーンもあったがそれ以外はギリギリのところで防ぐ。
・岩波
相手のプレスにてこずり危うく失点になるようなシーンも。得意のフィードで相手SBの裏をもっと狙うべきだったのでは?
・山中
守備に追われるシーンが多く前半はほぼ見せ場なし。後半は何度かチャンスはあったがゴールにはつながらず。

◎MF

・関根
安西に手を焼く。負傷の状態が気になる。
敦樹
期待されていたプレーはほぼ見られず。中盤の強度が上がらないためセカンドボールも奪えない悪循環。
・平野
柴戸が居ない分守備でも奮闘するものの…。後半は攻撃でも良さを見せることが出来たが得点にはつながらず。
・汰木
前半でお役御免。守備に追われ、攻撃時にはスピードに乗ることもなく消えてしまった。

◎FW

・ユンカー
中盤が勝てないせいであまりチャンスはなかった。裏抜けのスピードは流石。
江坂
中盤に降りることが多くヒートマップを見てもわかるようにほとんど前に攻め込めなかった。チャレンジングなプレーはよいがミスで相手ボールになるシーンが多かった。

◎控え
・小泉(HT ユンカーと交代)
投入後から徐々に戦況が改善。今日に関しては先発でもよかったと思う。
・大久保(HT 汰木と交代)
相手SBの裏へ走るプレーを続けることでラインを下げることに成功。今日は仕掛けの意識も強いのかいい位置でファウルを貰っていた。
・宇賀神(72分 関根と交代)
守備に関しては西よりはマシといった程度。攻撃は縦へつける意識は高かった。
・興梠(72分 平野と交代)
上背はないがやはりボールが収まる。もっと早い時間から出すべきだった。
・槙野(87分 西と交代)
ゴールチャンスはあったが稚拙なボールコントロールで失うシーンあり。

全体的な感想

酒井、柴戸の穴は大きかった。明本が居れば若干話は変わってたかもしれませんが…。

とにかくセカンドボールの回収率が悪すぎてゲームになってませんでしたね。

解説も言ってましたが出足の速度が明らかに遅いので、局所の勝負でほとんど負けていたのが印象的。

これでリーグ順位でのACL出場権はほぼなくなりました。

とは言え最終順位をよりよい位置で終えるために残りの試合も勝つ必要はあります。

そしてなんといっても天皇杯は落とせない。

次節は11/20 ホームでの横浜F・マリノス戦。果たして修正できるのか。


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