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AFCチャンピオンズリーグ2022 ノックアウトステージ 準々決勝 浦和レッズvsBGパトゥム ユナイテッドFC(タイ)

結果は4-0で勝利。

メンバー

4-3-2-1.大久保がベンチ外で関根が先発に。


ざっくり試合内容

前半
開始早々、松尾が電光石火のゴールかと思われたがVARにより無効。11分にもPA内で掴まれて倒されたがノーファウル。
24分にも関根のゴールが決まったかと思われたがシュートを避けた松尾がオフサイド判定を受けるなどややフラストレーションが溜まる展開。

以前の浦和なら焦れて上手く行かなくなりそうな展開だったが好調なチームはそれをはねのける。
32分、左サイドラインギリギリの位置から関根が中央へドリブル。スペースの空いたゴール前へパスを出すとモーベルグが左足を豪快に振りぬいてついに先制。

勢いに乗った浦和は42分にも追加点を上げる。
左コーナーから岩尾の鋭いキック。松尾がDF2枚を引きつけたスペースに岩波が走り込みボールの軌道をそらして2点目ゲット。

後半
後半相手がシステムを変更したことにより序盤はややバタついた展開に。

51分、55分と危ないシーンを作られるものの最後のところで精度を欠いていたため失点ならず。

60分の関根のシュートを皮切りに浦和がペースを取り戻す。
そして交代準備が整った中、65分に3点目を奪う。

中央にワザとパスコースを開けたところに来たボールを敦樹が奪い取りゴール前へドリブルで運び込む。
冷静にフリーの佳穂へパスをすると相手DFの股を通した技ありシュートを決めて3点目。

そして72分にも止めの追加点。
またもや相手のボールをインターセプトした敦樹がドリブルで持ち上がる。フリーの江坂へボールが渡ると、タイミングを見た丁寧なパスを明本が豪快に叩き込んで4点目。

しっかりとシャットアウトして4-0で試合終了。

◎GK
・西川
そこまで仕事をすることはなかったが危ないシーンもしっかりとセービング。
◎DF
・酒井
今日は左サイドの攻撃が多かった分上がりはそこまでなかったが、ポイントポイントで脅威に。
・岩波
ついにセットプレーからの得点。守備での貢献はもちろん、攻撃でもフィードが安定してお、チームとして裏を取るプレーが増えているのは良い兆候。
・ショルツ
いうことなし。完璧にやるべきことをやった。
・大畑
いつもと違い今日は左サイドからの攻撃が多かったが守備でも安定。サイズ的に厳しいシーンもあるがポジショニングなどで対応できるところもまだまだある。

◎MF
・モーベルグ
2つゴールを取り消され少しフラストレーションが溜まっている中で豪快に先制点を決める。まだ慣れ切っていない環境の中で守備もこなす姿勢には頭が下がる。
・敦樹
相手陣地でのパスカットが光る。3点目の佳穂へのアシスト、4点得目の江坂へのパスなど得点ではないが勝利に貢献。疲労の影響で足をつって途中交代。
・岩尾
2点得目のアシストとなるコーナーはお見事。連続出場でキツイなかではあるが攻守に欠かせない存在。
・関根
急遽の先発ではあったが意地を見せるプレーでチームを助ける。取消にはなったが素晴らしいシュートもありアシストで貢献。守備では左右ポジションは変わったものの最後までプレスし続ける姿勢は戦う漢。

◎FW

・佳穂
松尾とともにプレスの開始点を精力的にこなす。3得点目は両足を仕える彼の特性を活かした素晴らしいゴール。
・松尾
開始1分の電光石火のゴールは取り消され、手を掛けられたがノーファウルになるなどついていないがその分味方を助ける。ファーストディフェンダーとしてのチェイシング、ボールを前へ運ぶ推進力、裏抜けを意識させて相手ラインを下げるなど浦和のCFとして能力を発揮している。

◎控え
・ユンカー(66分 松尾と交代)
徐々にプレー強度も上がってきている。江坂へのプレゼントパスのシーンはシュートでもよかった。
・江坂(66分 佳穂と交代)
明本へのアシストはタイミング、ボールスピード、出した位置などパサーとしての技術が凝縮されている。
・明本(66分モーベルグと交代)
今回は高い位置でのプレー。やはり前線でのプレスは強烈で相手もかなりいやがっている様子だった。ようやく決めたシュートは豪快でらしいシュート。
・馬渡(70分 酒井と交代)
守備面を考えると先発は厳しいが攻撃面ではさすがのキック精度。ワンツーやフリーキックなどいい武器を持っている。
・安居(75分 敦樹と交代)
中盤に存在している安定感は敦樹にはないもの。プレースタイルは違うが岩尾のようにゲームコントロールする存在になって欲しい。

全体的な感想

戦前の評ではかなり難しい戦いになるかと思われましたが、やはり最初の裏抜けがかなり効いたのか思っていたよりは攻め攻めな展開になったのはよかったですね。

とはいえ相手も組織だったプレーもしっかりとしており、後半はじめはかなり押し込まれるシーンもありました。

ただやはり今の選手たちの自信あふれるプレーをみると負けることはないなと安心してみていられました。

次は8/25、韓国の全北現代モータースFC戦です。東地区最後の戦い。これに何としても勝って決勝へとコマを進めたい。


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