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2022明治安田生命J1リーグ 第21節 浦和レッズvsFC東京(H)

結果は3-0で勝ち。

メンバー

4-2-3-1。スタメンの固定が進んできた。


ざっくり試合内容

前半
前節からいつもの4-2-3-1へ布陣を戻して挑む一戦。

京都戦での良いプレーイメージを継続しているのか、プレスではめてセカンドボールの回収がスムーズにいく。
ボールを奪ってからはドリブラーの松尾、大久保、モーベルグへボールを配給してコンビネーションを絡めた速い攻めを展開。

9分、11分と相手ゴールに連続して迫るプレー。17分にも相手のボールをカットして一気に攻め上がり最後は松尾がシュートを打つものの枠をとらえることはできない。

その後も攻めるが中々ゴールが生まれない。そんな中31分ついに得点が生まれる。
FC東京はキーパーからのビルドアップを開始するものの、途中でパスがズレる。そこを松尾が掻っ攫い左のペナルティエリアに侵入。相手のタックルに足が引っかかりそうになるもののそのままライン際まで進み逆サイドに走りこんできたモーベルグへ。ドフリーの状態でしっかりゴールを決めて先制。

39分に松木のFKでヒヤっとさせられるものの、スコアは動かず前半終了。

後半
試合を有利に進めるために追加点が欲しいところ。
いつもの浦和は中々点が入らないが今日は一味違っていた。

50分、右サイドで仕掛けたが一度後方にボールを戻し、中央の敦樹へ。
少し前へボールを運んでから放ったシュートはゴール右隅へと入り念願の追加点。

ここからはFC東京もやや盛り返してくるが西川がナイスセーブで得点を許さず。
お互いボール保持もイーブンになり次に決めた方が試合を掌握するような流れになるが決めたのはまたしても浦和だった。

自陣から中央へのスローインを江坂が受けると右サイドに走りこんでいるモーベルグへロングパス。スペースでボールをキープ後、相手DFを揺さぶりながらゴールへ近づき猛然と走りこんできた江坂へヒールパス。
そのまま中へ強めのダイレクトパスを送って、DFの間で待ち受けた大久保が上手く足を当てて3点目ゲット。

その後はFC東京も猛然と攻め込むシーンもあったが西川の牙城は崩せず。

3-0で試合終了。西川は170試合無失点の単独記録を樹立。

◎GK
・西川
遂に無失点170試合達成。今日はプレーが研ぎ澄まされていた。
◎DF
・酒井
ダイナミックに相手サイドに侵入しフィニッシュに絡む。守備では戻りが遅いシーンもあるのでそこは反省点か。
・ショルツ
本日は攻撃は自嘲気味も守備ではしっかりとタスクをこなす。フル出場が続くので疲労が心配。
・岩波
ロングパスの精度が光る。守備でも体を張って任務遂行。ややケガのリスクを考えてか知念と交代。
・大畑
前半はほぼほぼ高い位置でプレー。大久保とのコンビで相手サイドへ攻め込む。後半は右サイド側の攻撃が多くなっていたのもありそこまで多くは無いがスピードを活かして守備でも貢献。

◎MF
・モーベルグ
モーベルグ対策への適応が進む。相手にドリブルで切り込むだけでなく揺さぶってラストパスやコンビネーションでの崩しなど本領を発揮している。3点目のおしゃれヒールはグッドプレイ。
・敦樹
今日はダイナミックなプレーで待望のミドルシュートから得点。攻撃ではドリブルや前への侵入、守備では高さと強さを活かしてボールを奪い去る。
・岩尾
周りとの意思疎通も十分になってきたのかプレーに迷いが少なくなっている。視野の広さを活かしたプレーで攻守にわたって活躍。
・大久保
ようやく手に入れた得点はチームの理想とした崩しで得たもの。ドリブルやコンビネーションなど素晴らしいプレーを披露。

◎FW

・佳穂
ややフィジカル的に不安は残るものの、だいぶ調子が戻ってきた感がある。適正的にやはり中央で使う方がよい。
・松尾
シュートは決まらなかったものの、相手DFからボールを奪いアシストを記録。大久保も決めたので彼も得点が欲しい。

◎控え
・江坂(66分 佳穂と交代)
リフレッシュできたのか動きの質が向上。追い越しのランニングからアシストを決めるなどキレがだいぶ戻ってきた。
・明本(66分 松尾と交代)
鬼プレスで相手守備陣にプレッシャーをあたえチャンスを作る。シュートはまだまだだが積極的に決めて欲しい。
・馬渡(66分 大畑と交代)
久々の出場だがボールタッチは素晴らしい。特にスピードは岩尾にはない武器であり得点が生まれやすいのでもっと見たいところ。
・知念(77分 岩波と交代)
ついに出場。1本危ういパスはあったもののダイレクトや縦につけるパスはやはり魅力的。
・関根(85分 大久保と交代)
出場早々にカードを貰ってしまうがアグレッシブなプレーで無失点に貢献。

全体的な感想

正直FC東京の前半がひどかったのもありますが、しっかりと流れの中で得点を決めて勝てたのは今後の弾みになりますね。

やはりドリブラー3枚並ぶと相手DFも相当プレッシャーかかりますし、なによりテクニックがあるので狭いエリアでのコンビネーションプレーも見ていて楽しい。

前節はちょっと低調だった西川ですが、今節はしっかりと守護神の役目を果たしてくれたのは評価できますね。ザイオンも見たけどこれを続けるのであれば出れないのも致し方ない。

不調だった江坂、佳穂もだいぶ戻ってきた感があるので今後合流するリンセンも含め残りの試合はこのまま勝ってもらいたいところです。


次は7/16アウェイの清水エスパルス戦です。ホームの試合では引き分けだったのでアウェイで勝ち点3を奪い取ってもらいたいです。



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