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百鬼夜行が見えますか

私は霊能力はありません。欲しいとも思いません。普通に暮らしていくだけの第六感があれば十分だと思っています。五感として認識できる以外に第六感と呼ばれる能力は、誰にでも備わっていますが、それ以上の能力は必要ないと考えます。

見える必要のないものが見えたり、聞こえるはずのものが聞こえるというのは、私にとっては無駄な能力でしかありません。

いちいち見えたものが何であるかを思考し、聞こえたものを検討する時間が必要になってくるではありませんか。おどろおどろしいものが目に入ってしまったら、夜も眠れなくなるのは間違いありません。

漫画「陰陽師」の第一巻に登場する百鬼夜行や水木しげるが描く妖怪たちが、目の前で歩き回ったとしたら、心が休まる暇がないことは容易に想像できます。たぶんこの世のものではない族たちですので、一般的な人間の姿ではなく、ドロドロとした見目麗しいとは程遠い姿に違いありません。

こんなことを書くのは、以前知り合った男性が「子どもの頃百鬼夜行が見えていた」と言っていたからです。「見ることがないように能力を封印した」とも言っていました。そんな能力を抱えて子ども時代を生き抜くのは並大抵なことではないでしょう。

いくら説明しても大人たちには見えるはずがないのですから。知り合った当時、有名企業の研究員だった彼、今はどうしているかはわかりません。

子ども時代は大人には見えないものを見ることができる能力を持っている人は多いようです。生まれてくる前の記憶を持っている人もいます。

私たち大人はそういう子どもがいるということだけは、認識しておくことは大切だと思います。大人には見えないものを見ているのが子どもなのです。

神秘の色は紫です。超自然的なものにふれあいたいとき紫を身近に置いてみてください。

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